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2016.08.11

丁寧な暮らしを求めて…器をめぐる旅
<長野県編>

器をめぐる冒険も人も、いい出逢いには共通点があり、出逢った瞬間、「仲良くなりたい」という直感が働くものです。また作り手の想いに直に触れられるのも旅の醍醐味。思い出をテーブルに並べて、出逢った器の組合わせを考える……。丁寧な暮らしがここから始まります。 

撮影/中林 香 ヘア・メーク/Sai(LUGAR) スタイリスト/福田栄華 モデル/前田ゆか 取材/前田美紀

 

 

今回の旅先は……長野県

松本市中央周辺にはギャラリーが集約、毎年5月を「工芸月間」とし、美術館、博物館、クラフトフェアなど企画展開催。

 

 

 

 

クラフト人気の発祥地、長野には物作りの感性がそこかしこに溢れていました

 

長野県松本市は、江戸時代に日本各地から集められた匠たちが住む城下町として栄えた町です。その後、民藝の父と呼ばれた柳宗悦が提唱した民藝運動に多くの人が賛同し、工芸品や木工、染色などの制作が行われてきました。柳宗悦は職人の手から作られた生活道具を民藝と名付けて、美術品に負けない美しさを讃え、「美は生活の中にある」と語りました。こうした歴史的背景により、松本を中心とした信州地方では日本最大のクラフト展が毎年開催され、街に活気が溢れます。ここ数年は、東京からの移住者も増え、店を構える人もいるそうです。日常の暮らしを丁寧に楽しむ。その想いが地域全体に根付いています。時間に追われる生活をしばし忘れました。

 

 

 


 

 

食卓に華を添えるのはさまざまに煌めいて光を集めるガラスの器

 

 

 

店内の奥にある工房では、寺西将樹さん、真紀子さんご夫妻がひとつひとつ丁寧に吹きガラスを制作。窓越しに射し込む光がガラスに透過し、影絵のように美しい。

 

 

 


 

 

 

オリジナルのくるみガラスは、東御市特産の胡桃の殻を燃やした灰をガラスの原料と混ぜて、溶かしたもの。どこか懐かしい淡い緑で、優しい雰囲気。

 

 

 


 

 

 

お店の2階にはカフェが併設されていて、実際にグラスやお皿、カラフェなどを手に取り、使ってみることができます。地産の胡桃を使ったケーキは奥様の手作りで美味。

 

 

 


 

 

 

真紀子さんデザインの器は、珊瑚をイメージしたデザイン。デザートや前菜などを盛ってもサマになります。各¥3,500

 

 

 


 

 

 

将樹さんデザインの金箔を施した軽やかな抹茶茶碗。¥10,000

 

 

 

 

ガラス工房 橙

長野県東御市本海野1071-3 ☎︎0268-64-9847 (営)10:00〜17:00 ㊡なし(9月、12月〜2月は不定休)
ガラス工房とカフェを併設。上田駅からしなの鉄道に乗り換え、田中駅または大屋駅下車、徒歩20分。

 

 

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