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メーク BEAUTY CLIP
2018.10.08

藤原美智子さん×小田切ヒロさん「40代メークを更新する考えかたとプロセス」

昔からメーク好きで、自分なりに学んで今の顔に辿り着いたから、きっと間違ってないはず。でも、流行りのリップを塗っても、眉毛を太く描き変えても、何だかずっと同じ顔。藤原さんと小田切さんがちょっと頑固な40代が今度こそ変わるメークの心掛けとメークプロセスを教えてくれました。

 

 

\藤原美智子さんが提案!/

ハリハリをメリハリに変えるメークの心掛け

 

 

メーク、ファッション、ヘアスタイル……。あらゆるメリハリを計算して!

今秋トレンドのマットな唇は、リップライナーで輪郭から内側に向かって弱まるグラデ塗りを。アイシャドウは赤茶とホワイトパールでメリハリ。いろいろなメリハリを混ぜることで全体のバランスを取る方法もあります。

 

 

 

Point1:鏡を遠くに置いてひと呼吸

 

 

まず見直すべきはメーク環境。胸より上が映る大きめの鏡を正面に置いて。手鏡だと肩に力が入ってハリハリメークになる危険大。特に全体像を意識すべきベースメーク、強くなりがちな眉とチークは要注意。バランスが分かりにくくなりやすいので、腕1本分くらい離れた位置でチェックして。

手鏡を使うと腕を寄せるので筆圧が強まります。繊細に描きたいアイラインとマスカラ、リップは手鏡でもOK。

 

 

 

***

 

 

Point2:綿棒に手を抜いちゃダメ

 

 

若い時はそうじゃなかったはずなのに、だんだんメークが雑になってませんか? 1mmを大雑把にしたメークは見た目に現れます。「アイラインを引いたあとは必ず綿棒でぼかす」「細部を埋める」など、40代がこだわるべきは細部です。

「綿棒なんて何でもいいじゃん」と侮ってはダメ。細くて巻きがキツすぎるとぼかしたいラインを削り取るだけだし、太すぎるとラインが中までぼけてしまう。「20代からジョンソン・エンド・ジョンソンの綿棒を愛用。太さも硬さもパーフェクトで、細かい調整も簡単」。

 

 

 

***

 

 

Point3:アイテムを替えるより塗り方を変える

 

 

トレンド感を求めて最新アイテムを投入し続けても、塗り方が同じでは同じ顔のまま。今すぐ変えるべきは、アイテムより使い方です。慣れた方法を疑わずに続けるのではなく、面倒でも自分の常識を見直しリニューアルを続けられるか。それがオシャレさんとオバさんの分かれ道です。

たとえファンデーションを毎シーズン買い直しても、今までと同じように均一に塗っていては仕上がりに大差ナシ。自然な立体感のあるトレンド肌は、顔の内側から外に向かって広げて作ります。途中で足さずに指に残ったものを広げれば、同じ量でも今までと違う仕上がりに。

 

 

 

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Point4:全部のパーツに全力投球しない

 

 

エイジングサインが気になる美ST世代、特にメーク好きな人ほど、すべての悩みを打ち消そうとテクニックを駆使して全力投球しがち。でも今の時代は、頑張り感は古く、強い存在感は怖く見られます。バランスで引き立てるほうを覚えて。

特に多いのがアイメークを盛りすぎている人。バランスが分からない人は、眉とアイラインはどちらかにポイントを置くことからはじめて。引くと決めたパーツは力を緩めてメークすること、色を重ねすぎないことを意識すれば、自然と発色を抑えられます。

 

 

 

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Point5:後ろからの〝見た目〟を意識する

 

 

メリハリは顔だけでなく全身で考えて。メークの引き算が難しいなら、巻き髪をストレートにしたり、ヒールをスニーカーに変えるのも一案。見落としがちな後ろ姿もチェックすれば、ヘアかファッションか、抜くべきパーツが見つかるはず。

モデルメークは目元が少し強めのため、ヘアスタイルのカールを緩くしただけでなく、左右でもバランスを調節。右サイドのストレート感を強く出して軽やかに。ニット素材のワンピ、足元はスニーカーでカジュアルダウン。大きめのアクセサリーで存在感をプラス。

 

 

 

\もう一度、メークの基本を見直して!/

 

教えてくれたのは……藤原美智子さん ヘア・メークアップアーティスト
ラ・ドンナ主宰。MICHIKO.LIFEプロデューサー。長年第一線で活躍を続ける日本を代表するヘアメークアーティスト。今年還暦を迎え、メークテクだけでなく先輩女性としての生き方に憧れる人も多数。

 

 


 

 

\小田切ヒロさんが提案!/

アップデートするべきメークプロセス

 

 

今までのルールなんて気にしないほうが今っぽい

肌は下地とコンシーラー、パウダーの部分使いでファンデレス。主役の眉とリップを先に仕上げてチークを抜く。プロセスの常識にとらわれず、ポイントにしたい点を重視してメークしてるから、今っぽい顔になれるんです。

 

 

 

Point1:ひっつめてからメークする

 

 

肌の上で固まるファンデーションの性質を活かしてリフトアップ。ポニーテールかハーフアップで顔を引っ張ってたるみを伸ばした状態でメークすれば、髪を解いても形状記憶。

 

 

 

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Point2:ベースは面じゃなくて点で塗る

 

 

ファンデは気になる部分のみにスタンプ塗り。面で伸ばして完璧に隠そうっていう魂胆がオバさん! クマやくすみがある人は、ファンデの代わりにオレンジのコンシーラーを活用。

 

 

 

左、タイムレスフォギーミネラルファンデーション 全6色 SPF50+・PA++++ ¥4,600〈セット価格〉( 9/10発売、エトヴォス)右、デューイ モイスト コンシーラー 02 ¥3,600(トーン)

 

 

 

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Point3:下地は必ず2つ使う

 

 

キメを整えるモイスチャータイプと、立体感をもたらすハイライト下地のコンビネーションで、くすみを活かしたベース作りを。より自然に見え、肌質がランクアップしたよう。

透明なモイスチャー下地を全顔に、ハイライト効果のある下地は中央だけに塗布。下地を使い分け&塗り分けすると、次に使うカバーものを最小限にでき、抜け感につながります。

 

 

 

左、ラクチュール ブライトニングベース SPF20・PA++ ¥3,500(コスメデコルテ)右、アディクション プライマーアディクション SPF12・PA+ ¥4,200(ADDICTION BEAUTY)

 

 

 

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Point4:パウダーは全顔NG

 

 

パウダーを全顔に満遍なくのせるから厚塗りに見えるんです。でも、最近主流のパウダーレスももう終わり。パウダーで部分的にマットにして質感のコントラストを出すのが最旬です。

 

 

 

油分で崩れやすい部分をパウダーでフィックス。ルーセントならマットも簡単。SHISEIDO トランスルーセント ルースパウダー ¥4,800(資生堂インターナショナル)

 

 

 

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Point5:シミは透かせる

 

 

完璧に隠そうと頑張っていろいろ重ねたカバー感のある肌ってどこか古臭い。美ST世代ならあって当たり前な細かなシミは、薄く透かしたほうがこなれて見えます。

 

 

 

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Point6:下唇ぷっくり→上唇ぷっくり

 

 

上下の唇の厚さを揃えるのが上品。顔が間延びして上唇にボリュームがなくなる40代は補整が必須。口紅を塗った上からリップライナーでオーバーリップにすると自然な仕上がりに。

 

 

 

左、SHISEIDO ヴィジョナリー ジェルリップスティック 223 ¥3,600(9/ 1発売、資生堂インターナショナル)右、NARS プレシジョンリップライナー 9081 ¥2,700(NARS JAPAN)

 

 

 

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Point7:目と眉の存在感を逆転させる

 

 

【EYEBLOW】

ボリュームのある目元に薄い眉っていうバランスがこダサい。発想を逆転させて。左、ミネラルプレストアイブローデュオ 02 ¥4,000(MIMC)中、NARS ブローパーフェクター 1133 ¥2,900(NARS JAPAN)右、ボリューム アイブロウマスカラ 03 ¥3,000(SUQQU)

 

 

 

 

【EYE】

右、ムー スキングロウ PS ¥3,200〈数量限定〉(メイクアップキッチン)中、マジョリカマジョルカ ラッシュエキスパンダー ロングロングロング BK999 ¥1,200〈編集部調べ〉(8/21数量限定発売、資生堂)左、メイベリン ハイパーシャープ ライナー R BR-1 ¥1,200〈編集部調べ〉(メイベリン ニューヨーク)

 

 

 

\常識もルールも変え続けなきゃ!/

 

教えてくれたのは……小田切ヒロさん ヘア・メークアップアーティスト
ラ・ドンナ所属。美容学校卒業後、サロンや化粧品会社勤務、藤原さん他のアシスタントを経て独立。現在はメディアや広告に引く手数多。メークテクのほか、豊富な美容知識や高い表現力も人気の理由。

 

 

 

 

2018年『美ST』10月号掲載
ヘア・メーク/藤原美智子、小田切ヒロ(ともに LADONNA) 撮影/向山裕信(vale.)〈人物〉、五十嵐 洋〈静物〉 スタイリスト/菊地ゆか 取材/大山真理子

 

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