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2018.11.28

これから仲良くなれるのは共通の目標を持つ人。40代からの「友活」事情

学生時代の友達や仕事仲間とはどんどん疎遠になり、ママ友ともどうもしっくりいってない……。そんな悩みを持つ美ST世代が急増中。でも、そんな中で大人になってから親友を見つけた人もいます。秘訣は自分を知ることと心を開く勇気でした。

 

 

 

 

 

お互い人生に本気だからこそ、切磋琢磨の絆が生まれる

 

 

「ゼミでこういうことがあって」「課題で出たんだけど、ここの訳はどうなる?」と放課後のカフェテリアでその日の授業の様子を報告し合う阿部恵子さん(右)と花岡有子さん(左)。二人が神奈川大学・外国語学部の中国語学科3年に編入したのはこの4月。2年間の厳しい中国語専門学校での勉強と5週間の北京留学を経て、さらなる学びを得たいと大学へ。
50歳になってからのスタート。阿部さんには22歳になる息子さん、花岡さんには大学生と高校生のお子さんがいます。「正直言って、この年齢で言語を学ぶのは想像以上の苛酷さ。専門学校時代は課題に追われてお風呂にも入れないほど。激やせして家族にも心配された」と阿部さん。「でも、有子さんがいたから頑張れましたし、今もモチベーションになっています」と語るほど、「戦友」の存在がお互いを支えています。
「苦労をわかり合えるという他に、向上心を極限まで開示しあえるのが嬉しい。これだけ自分自身の勉強『欲』を晒して、嘘偽りなく付き合える友達ほどかけがえのないものはない」と言う阿部さんに花岡さんも大きく頷きます。「今さら、そんなの勉強してどうするの」と笑うママ友もいたそうですが「面と向かって人の意欲に水を差すようなことを言う人はもう友達とは呼べません(笑)。あと30年生きるとして、その間、お互いを本気で高め合う友達もおらず、ただお金を使って消費して、死ぬのを待つ人生こそ『そんな人生でいいの?』って思いますね」(阿部さん)。

 

 

 

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「キレイ」が伸ばせる共通の美意識こそ、40代以降の友達選びの基準

 

 

去年11月からavity代官山の空中ヨガに通う今岡梨恵さん(左)は美意識を大切にし、ストイックな友人関係を築く1人。「30代後半になって体のラインや姿勢が崩れてきた気がして、加圧トレーニングなどもやってみましたが、近くに目標、お手本になる人がいなくて」。
そんな時出会ったのがavity代官山で講師を務めるシェイプアップガールズの中島史恵さん(右)。「自分よりも10歳も先輩なのにラインが美しくて。目指すのはコレだ! と一気にやる気に火がついた」そう。「気づくと『まあ、いっか』と流されそうな自分がいるんです。下りのエスカレーターを登る努力をしないと老けるだけ。史恵先生を友達と言うのはおこがましいですが、やっと自分に活を入れられる存在を見つけられました。「人柄、美意識、いろいろな面で尊敬できる憧れの先輩です」と言う今岡さんに「梨恵ちゃんはすごく素直。大人になるとメンタル的にブロックが働いて吸収することが難しくなる人もいるけど、彼女は変わろうとする意欲が素晴らしいの。もっと変わると思うし、これからもどんどんキレイになれるから楽しみ」と中島さんも絶賛。
「自分が大事にする価値観を共有できて、躊躇なく自分を追い込める関係」を求める40代は今後もっと増えそうです。

 

 

 

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自分自身に向き合えている人が、大人になって親友に出会える

 

 

ママ友の付き合いにモヤモヤする人もいますが、同じママ友でもスポーツを通じて結束が高まり、交友関係が前向きに、活発になる例もあります。スポーツの良さは「良くも悪くも素の自分が出るところ」と語るのが、子供のフットサルから派生してママ友同士でチームを結成、週に1〜2度練習に汗を流しあう二宮櫻子さん(右)と平松綾さん(左)。
「会話もすべて前向き。悪口なんて出たことない」そう。「ピッチでは自分のいいところも弱い部分もあからさまに出ちゃうので、お互い理解し合い、認め合った上での関係。ここまで嘘のない、自分を飾らずにいられる関係が大人になってから築けるとは思っていませんでした。フットサルが上手くなりたい、試合に勝ちたい一心なので同じ目標があるという団結力で1つになります」。
二宮さんのことを「普段は積極的なのに意外に試合では優しさが出ちゃう」、平松さんのことは「おっとりしているように見えて、ゴールを狙う絶好なポジションをとる」とお互い分析。2人とも「素を分かって人格を丸ごと認めた上で付き合えるのは本当にストレスフリー。しかめ面でプレイはできないからいつも笑顔でギスギス感がないのもいい」のだとか。フェアプレイ精神が重要なスポーツの現場には、裏表なく切磋琢磨しあえる人が引き寄せられてくるのかもしれません。

 

 

 

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40代の友活は大人の恋愛と同じかもしれない

 

 

 

女同士の闇は深いもの。結婚、子供の進学、第2の人生の選択。さまざまな極面でこれまでの友達と疎遠になることも少なくありません。自分が成長・進化してステージが変われば、友達も変わっていくのは当然のこと。そんなときに人間関係で悩ませる友達は、もう「友達」とは言えないのかもしれません。
自分自身を確立していて、自分で自分を満たせていることを自覚する。人に依存するばかりでは対等に成長し合える関係性は築けない。そう知っているべきという点で、大人の友活は大人の恋愛と同じ。
大人になれば友達は選べる! 周囲を鏡だと思って自分自身のあり方をも見直し、人間関係も断捨離していく潔さが40代からの友活には必要だと言えそうです。

 

 

 

 

2018年『美ST』7月号掲載
撮影/田頭拓人 取材/柏崎恵理

 

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