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2017.01.06

大晦日の二大マンネリ番組。軍配はどっちにあがったか?

citrus

謹賀新年!ってなわけで今さらなんだが、citrus読者の皆さまは去年の年末をどのようにお過ごしになったことでしょう?

 

私は、おそらく日本国民のもっとも多くが「こう過ごしていた」に違いないパターンであろう、「テレビのリモコンを片手に紅白とガキ使の交互観(※ガキ使は録画予約を済ました上で)」をしながら、たまにうたた寝、たまにワイン、たまにお蕎麦、たまに筋トレ……と、そんな怠惰で凡庸な年末をたっぷり堪能させていただいた次第でございます。

 

 

ちなみに、これらの視聴率は、

 

・NHK紅白歌合戦:35.1%(第1部)・40.2%(第2部

・ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!大晦日年越しSP:17.7%(第1部)・16.1%(第2部)

 

と、ともに好調の数字をはじき出したとのことで、他の民放の格闘技やら林先生やらが軒並み一ケタ台に甘んじている結果を見るかぎり、「二つのマンネリ番組をせわしなく行き来する大みそか19時以降」は「格闘技のマンネリ化」を駆逐し、完全に日本では定着したと判断して良さそうだ。

 

ガキ使のほうは、まだ全部を通して観てはいないのだが、今年は齋藤工や原田龍二ほか俳優組の捨て身のパフォーマンスに、ジミー大西クオリティーの圧倒的な凄まじさ……と、ここ数年のなかでは一番面白かった、と私は思う。このような具合に、年ごとに好不調の波が出てきたってことは、逆にそのマンネリ感に磨きがかかってきたとの見方もできる。一説によれば、ダウンタウンや旬の豪華ゲスト陣のギャラが高額に膨れあがりすぎて、視聴率は20%を超えないと採算が取れないとの噂もあるが、日テレの体力が続くかぎりはこのマンネリを貫きとおしてもらいたいと切に願ってやまない。

 

私は決して松本人志原理主義者ではないのだけれど、「紅白オンリーの大みそかの夜」は単純にキツい。かといって、年末気分を一番わかりやすく演出できる紅白を完全にスルーするのも……やはり寂しい(ゆえにガキ使と違って紅白を録画で観ることはあり得ない)。どうでもいい歌手の出番だとかのときにサンドイッチする番組として、ガキ使はもはや使い勝手的にも欠かせないのである。

 

さて。もう一方の「戦後最大」とも言えるウルトラマンネリ番組・紅白であるが、これはもうズバリ、サムかった! NHKならではの紅白のサムい小芝居は、ある意味すでに“お約束”なのは重々承知ではあるけれど、今年は群を抜いてサムかった。サムすぎて、こっちが恥ずかしくなって(=共感性羞恥)、我慢できずについチャンネルを変えてしまう頻度がやたら高かった。とくにシンゴジラのくだり。タモリとマツコデラックスのやりとりも相当スベっていた。また、それらのスベりネタを生真面目な性格の白組司会・相葉雅紀がいちいち律儀にボケながら拾っていくので、サムさがまた倍増する……。

 

スポニチアネックスによると、タレントの伊集院光(49)が1月2日の深夜放送ラジオでこんなことを語っていたらしい。

 

「今年はまさに『もう、ぶっ飛んだ面白いことやりたいんですよ』みたいなことを言う人のニオイがする紅白だった。『普通NHKじゃ絶対にやらないでしょ?』というニオイが、NHKのスベるケースの一番中央にある。(中略)『こんなことNHKの発想ではないでしょ?』というのがNHKの発想そのもの」

 

じつに同感だ。せっかくここまでの年月をかけて築き上げてきた偉大なるマンネリ感を、なぜあえてぶち壊そうとする? ぶっ飛んだことなんてする必要はまったくない、いや、むしろしてほしくない。普通に鷹揚に……今年のちょっぴり上昇した視聴率を見てNHKの制作サイドが図に乗って、サムい仕掛けがよりエスカレートしてしまうことだけは避けてもらいたいと切に願ってやまない。今年の好調の理由は、あきらかに出場歌手のキャスティングでしかないのだから。

ネットニュースパトローラー 山田ゴメス

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