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2017.09.01

「いちいち驚くなよ…」「アドバイスなんかいらない!」。愚痴を聞くときに求められる姿勢は男女でこんなにも違う

citrus

 

SNS上で、愚痴を話しているときの男女による違いを描いたマンガが話題になっているそうです。皆さんは異性から相談を受けたとき、どのように話を聞いているでしょうか。親身になって聞いたつもりが、逆に相手をイラつかせてしまった、アドバイスをしたつもりが傷つけてしまった。そんな経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。

 

ありがちなNG例と改善例をみながら考察していきましょう。

 

 

■女性は男性からアドバイスをされると怒り出す?

 

男性の皆さん、そして男前な女性の皆さん。悩みや愚痴を話している女性に、アドバイスをしていませんか? 協力したいという気持ちからの言動だと思いますが、女性が話しているときに解決策を提示するなんて、もってのほか。「なんでわかってくれないの?」「私の話を聞いてくれない!」とイライラさせてしまいます。

 

【NG例】

 

女:今日、人身事故で電車が遅延して、出社がギリギリになっちゃったんだけどさ。課長ったら遅刻もしてないのに、これから気をつけてくれって。信じらんない。

男:遅延ってどうしてもあるもんな。トラブルも想定して早めの電車に乗らないと。遅延証明書はもらった?

女:慌ててたからもらってないけど……。

男:それじゃダメだよ。単なる遅刻だと思われるのは損だよ。これ社会人の常識。

女:そうだけど、遅刻してないのに怒るなんてひどくない!?

 

***

 

女性が欲しいのは解決策よりも共感です。話の腰を折ったうえに、説教までされたのでは、さらに機嫌が悪くなるのもあたりまえです。間違っても「君にも非がある」「相手も○○なんだから」といったニュアンスが伝わらないように気をつけましょう。他者に対する怒りが、話を聞いてくれない人への怒りにすり替わるというのもよくあるケースです。

 

 

■適切な愚痴の聞き方! 男性がとるべきリアクション

 

1. 共感を伝える相槌を多用する

「それは大変だったね」「その気持ちわかるな」など、共感を伝える相槌をうちましょう。「俺が○○のときは」という話に繋げたくなりがちですが、会話ドロボウと自慢のコンボは、パートナーから敵認定をされるのに十分な併せ技です。

 

2. 承認する

「頑張ってるよね」といった承認系の言葉をかけましょう。「この人は私のことをわかってくれる」という気持ちを想起させるトリガーフレーズです。

 

3. 味方であること、愛情があることを使える

どんなときも味方であること、愛情が変わらないことを伝えましょう。お勧めフレーズは「そんなところも好きなんだけどね」。失敗してしまった、引き受けてしまったなど「~してしまった」という話題に幅広く使えます。指摘や説教をしてしまった時の挽回フレーズとしても覚えておくと便利。

 

【改善例】

女:今日、人身事故で電車が遅延して、出社がギリギリになっちゃったんだけどさ。課長ったら遅刻もしてないのに、これから気をつけてくれなんて言うのよ。信じらんない。

男:とんだとばっちりだったね。どのくらい遅延したの?

女:15分も遅れたのよ。

男:結構な時間だから焦るよね。課長は他の人にも厳しいの?

女:そうなのよ。この前なんかね自分の勘違いでA子を怒ったのに謝らないのよ。

男:へー、大変だな。そんな人の下でよく頑張ってるよね。

女:まぁ、課長を怒らせる私たちも悪いんだけど。ついつい、注意されたとを忘れてまたやっちゃうのよね。

男:俺はそういうところも可愛くて好きだけどね。

 

***

 

共感を伝える相槌のあとに質問を付け加えることを心がけると、イライラが溜まっている女性のガス抜きもできます。でも、この“質問”を男性に使ってしまうと……。

 

 

■男性は女性からあれこれ質問されると機嫌が悪くなる?

 

女性の皆さん、悩みや愚痴を話している男性からあれこれ事情を聞きだそうとしていませんか? 男性は、話をすることで頭の中を整理しています。質問は、思考を中断するだけでなく、自尊心を傷つけることもあるので控えめにしましょう。

 

【NG例】

男:今日は××が届いていなくて、取引先からしぼられたよ。これからはダブルチェックをする仕組みにしないとな。

女:えっ、どういうこと?あなたのミスなの?

男:いや部下のミスなんだけど、ミスが起きるような構造になっていたのに気づけなかったからさ。

女:責任の所在はハッキリさせるべきよ。もしかして、損失補てんとか、責任とったりさせられるの?

男:それも含めて明日話し合いだけど。とにかく今後同じようなことが起きないようにするためには仕組みを……。

女:ねぇ、いくらくらいの被害なの?

男:……悪いんだけど、ちょっと一人にしてくれないか。

女:心配かけてるんだから、説明する義務はあるんじゃない!?

 

***

 

男性にとって悩みや愚痴を話すことは、解決策を考えるためのプロセスでもあります。聞いてもらいたい女性に対し、男性は自分の失敗や起こしてしまった結果について話したくない場合も少なくありません。男性が自分から話すのを待つ姿勢は重要です。

 

 

■女性がとるべきリアクション

 

1. 驚かない

「えー、なんで!?」「うそっ、どうするの!?」など、驚きのリアクションに要注意。普段の会話でなら好まれる驚き系のリアクションも、相談や愚痴のときには、さらなるダメージを与えてしまうことがあります。

 

2. 言葉を挟み過ぎない

聞きたいことや言いたいことがあっても、しばらく我慢。目を見て頷くくらいのリアクションでも十分です。

 

3. 自尊心に配慮する

男性の場合、失敗やトラブルを話すことで自尊心が低くなってしまうことがあります。あれこれ聞きだしたくなったときこそ「あなたなら大丈夫」といった承認系の言葉を選ぶようにしましょう。

 

【改善例】

男:今日は××が届いていなくて、取引先からしぼられたよ。これからはダブルチェックをする仕組みにしないとな。

女:そうだったの。

男:部下のミスなんだけど、ミスが起きるような構造になっていたのに気づけなかったのは俺の責任だよな。

女:……。

男:今後同じようなことが起きないようにするためにはまず、今のチェック体制を変えなきゃな。そのためには発注方法から変える必要があるな。

女:大変だと思うけど、あなたなら大丈夫だと思う。

 

***

 

 

■愚痴に対する適切な対応は男女でなぜ違うのか

 

女性にとって悩みを打ち明けることは「親密な関係であること、相手を頼りにしていること」の証。共感は人間関係をよくするためにも必要なことであり、話を聞いてもらうことはストレスの緩和に繋がりやすい傾向があります。

 

男性の場合、悩みを打ち明けるときに恥の感情の影響が出ることがあります。そのため、女性とは逆に、話を聞いてもらうことがストレスになってしまうこともあります。

 

相手を思う気持ちがあるのに、リアクションを間違ったせいで力になれないのは残念なこと。ストレスがある状態から回復するプロセスの違いを知り、適切な対応ができるといいですね。

 

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コミュニケーション研究家 藤田尚弓

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