美ST ONLINE 無料会員登録 あなたの「美生活」に役立つ情報お届けします

新着
2017.09.01

政治家、芸能人だけじゃない…レーシングドライバーに増加中の「二世」の実力とは?

citrus

 

芸能人にも「二世」は多いが、レーシングドライバーにも多い。11歳で頭角を現したことと、そのドライバーが「女の子」のため話題を集めているJujuも二世ドライバーだ。父親は元F1ドライバーの野田英樹である。


2017年のF1世界選手権には10チームに20人のドライバーが所属しているが、うち4人(2割)が二世ドライバーだ。2016年に18歳228日の史上最年少優勝記録を打ち立てたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、ヨス・フェルスタッペンの息子だ。1972年生まれのヨスは1994年、ミハエル・シューマッハのチームメイトとしてベネトン・フォードからF1デビューを果たした。

 

F1史上最年少優勝記録を打ち立てたマックス・フェルスタッペン。父はシューマッハのチームメイトだったヨス・フェルスタッペン


マックスが初優勝を成し遂げたレース(第5戦スペインGP)で2位に入ったのはキミ・ライコネン(1979年生まれ)だった。そのライコネンはレース後の記者会見で、「僕はマックスのお父さんとレースをしたことがある。それを考えると恐ろしいね。でも、これがF1さ」と淡々と語った。

 

2度WRCチャンピオンに輝いた父を持つカルロス・サインツJr.


カルロス・サインツJr.(トロロッソ)は、WRCで2度チャンピオンに輝いたラリードライバーの息子。ケビン・マグヌッセン(ハース)の父親は元F1ドライバーのヤン・マグヌッセンである。1973年生まれのヤンは現役で、コルベット・レーシングからル・マン24時間レースに出場し、GTE Proクラスで3位に入った。


ジョリオン・パーマー(ルノー)の父親も元F1ドライバーだ。名はジョナサン。1983年にホンダ・エンジンを積んだF2(ラルト)でヨーロッパF2のチャンピオンになった。この年、ホンダは「リーダー」という50ccのスクーターを発売したが、その広告に新進気鋭のジョナサンを起用した。

 

ジョリオン・パーマー。父は元F1ドライバーのジョナサン・パーマー


カタログにはジョナサンが乗り込んだラルト・ホンダF2と、リーダーの2ショットが掲載されていた。ジョナサンのプロフィールには「1956年、イギリス生まれ。医師」と書いてある。ジョナサンはこの年まで、医師とレーシングドライバーの二足のわらじを履いており、F1参戦を機にレーシングドライバー業に専念するようになった。


おっと、世代が近いせいでつい父親のエピソードに走りがちだ。二世に話を戻そう。2016年のドライバーズチャンピオン獲得を決めた直後に引退を決めたため、元F1ドライバーになってしまったが、ニコ・ロズベルグ(メルセデス)も2世ドライバーで、父親はケケである。ケケは1982年のウイリアムズ時代にチャンピオンを獲得しており、親子2代でF1チャンピオンになった。

 

 

■F1チャンピオンの息子たちはフォーミュラEにこぞって参戦


親子でF1チャンピオンになったのはロズベルグが2組目で、最初の例はグラハム・ヒル(1962年と68年のチャンピオン)とデイモン・ヒル(1996年のチャンピオン)である。

 

F1チャンピオン、ネルソン・ピケの息子ネルソン・ピケJr.はフォーミュラEで戦う


F1チャンピオンの息子でいうと、1981年、83年、87年と3度のタイトル獲得経験があるネルソン・ピケの息子、その名もネルソン・ピケJr.はフォーミュラEに参戦中(NEXT EVに所属)。2014年から始まった同シリーズの初代チャンピオンで、父親が初優勝した開催地でもあるロングビーチ戦では、父親のレプリカヘルメットを被ってレースに臨み、優勝した。


1985年、86年、89年、93年と4度のチャンピオンに輝いたアラン・プロストの息子、ニコラもフォーミュラEに参戦している(ルノーEダムスに所属)。ピケ、プロスト、セナ、マンセルといえば、1980年代から90年代にかけてF1でチャンピオン争いを演じたドライバーたちである。

 

アラン・プロストの息子、ニコラもフォーミュラEに参戦


セナの息子ではなく、セナの姉の息子(つまり甥)だが、ブルーノも2016年まではピケJr.やニコラ・プロストとともにフォーミュラEに参戦していた。21世紀のセナ・プロ対決をしていたわけだ。ブルーノ・セナは今シーズン、WEC(世界耐久選手権)でLMP2マシン(レベリオン)のステアリングを握っている。


セナ・プロ時代に頭角を現したドライバーのひとりにジャン・アレジがいる。1989年にティレルで電撃的なデビューを果たすと、91年にフェラーリに移籍。95年のカナダGPで初優勝を遂げる。以後、ベネトン、ザウバー、プロスト、ジョーダンと渡り歩き、2001年シーズン終了後にF1から引退した。

 

ジャン・アレジと後藤久美子の間に生まれたジュリアーノ。どことなく“ゴクミ”に似ている?


そのジャン・アレジの息子、ジュリアーノ(1999年生まれ)は現在、F1のヨーロッパ・ラウンドを中心に同時開催される下位カテゴリー、GP3にフェラーリのドライバー育成プログラムのサポートを受けて参戦中。7月に開催されたイギリスラウンド・レース2ではポールポジションからスタートし、念願の初優勝を飾った。表彰台の下には、ジュリアーノの勇姿を見守るジャンの姿があった(8月27日のベルギーラウンド・レース2でも勝って、レース2で3連勝中)。


そのジュリアーノ。とっくにピンと来ている人も多いだろうが、母親は元モデル、タレント、女優の後藤久美子(愛称はゴクミ)だ。ジュリアーノは両親の身体的特徴をバランス良く受け継いでおり、エキゾチックな顔立ち。将来が楽しみな二世ドライバーである。
 

citrusでは【1000円分のAmazonギフト券】が当たるアンケートを実施中

モータリングライター&エディター 世良耕太

totop
Mail
Instagram
rss
美ST
美魔女
セレSTORY
STORY
光文社

Copyright© 2017 Kobunsha Co., Ltd. All Rights Reserved.