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2018.11.13

吉川晃司の白髪によって本当に「反アンチエイジング時代」は到来するのか?

citrus

 

『日刊ゲンダイDIGTAL』によると、夏の西日本集中豪雨でのボランティアや、日本シリーズ第6戦の始球式で長い脚を高く上げて白球を投じる姿が話題になった吉川晃司(53)の(40代前後からトレードマークとしている)白髪が、「渋カッコいい」「奇跡の50代」「あの白い髪はホンモノなのか?」……など諸々と、改めて世間の称賛を浴びている……らしい。ちなみに日刊ゲンダイの取材に応える某スポーツ紙芸能デスクの証言では「いまの吉川さんの白髪は自然のもの」なのだそう。

 

髪染めやシワ取り、美容整形で若々しい見映えを保つ、「美魔女」に代表されるアンチエイジングブームは現在も続いている。だが、その一方で、年齢に抗わず年相応に生きようというスタイルや、自然な「グレーヘア」が中高年の共感を集めはじめているともいう。やはり、日刊ゲンダイの取材に応えた芸能プロデューサーの野島茂朗氏はこう語る。

 

 

「吉川さんと同じ年のミュージシャン兼作家の大槻ケンヂさんも白髪でテレビとかに出られていますね。白髪を活かしたファッションで、さらに渋みを増している。ファッションとしても、白髪を活かしやすい時代になっているのだと思います。最近はGACKTらの髪の色も白に近いし、韓流系の若いアーティストに到るまで、白髪っぽい銀髪に染めるのが流行っています」

 

最後、同記事は「ハリウッドでは、加齢による外見の変化を積極的に受け入れる俳優が少なくない→芸能界もアンチ・アンチエイジングブームに→だから、ちまたの中高年世代も若さだけに価値を置くことからもっと自由になるべきだ」なんて風に文末を〆ているが、「それは素晴らしい提唱だ!」と激しく同感できる反面、「それはそれで下手なアンチエイジング対策より、ずっと大変なんだよな…」と、まさに今「アンチエイジングとアンチ・アンチエイジングとの二者択一」をリアルに迫られている満56歳の私としては、その“意外と高いハードル”に少々げんなりもしてしまう。

 

まず、“経験者”から言わせていただくと、白髪を「カッコいいロマンスグレー」状態でキープするには、相当に入念なセットが必要になってきますから! 白髪ってね、たいがいが直毛じゃなく、陰毛みたいな“ニョロ毛”になっちゃうんですよ。「サラサラのグレイヘア」っつうのは、ほぼあり得ない。

 

しかも、白髪になって欲しい部分は白髪にならないのに、白髪になって欲しくない部分が白髪になって制御不可能。オマケに薄毛面積も増えてくるし……。つまり、「カッコいいロマンスグレー」になるには、週に2度ほどのマメな散髪と、場合によっては黒髪を白髪に染めたり、縮毛矯正まで施さなければならない──ぶっちゃけ、白髪を黒なり茶色なり金色なりの“若作りカラーリング”したほうが楽だったりするのだ。

 

また、白髪をチョイスするなら、ソレを乗っける“土台”、すなわち顔や首から下のスタイルにも人一倍気を配らなきゃいけない。肌がカサカサのシワシワだったり、お腹がでっぷり出てきたり筋肉が削げ落ちたり背筋が丸くなってきたりすると、その白髪は“逆効果”にしかならない。「加齢による外見の変化を積極的に受け入れる」ということは「細かなメンテナンス=超ストイックな日常」を強いられるってことなのである。

 

当たり前の話だが、白髪は確実に老けて見える! どんなに「渋カッコいい」と褒められても、アンチ・アンチエイジングとは「第三者からの“年相応”なる評価を自身で全肯定すること」を指す。もし、キャバ嬢あたりから「え〜、○歳に見えな〜い!」とチャラかされ、そこからの「あわよくば……」を狙うようなヤマっ気が、まだ抜けきらない中高年の貴男は……もうしばらく、手っ取り早いアンチエイジングに精を出していたほうが無難なのかもしれない……?

ネットニュースパトローラー 山田ゴメス

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