MAKE UP

努力型白雪姫・石井美保さんの年齢不詳美白7×2のルール<メーク編>

こんなに白くて美肌なのに、昔は小麦肌。久しぶりに会う友達には必ず「白くなったね」と驚かれるという石井美保さん。実は努力型の白雪姫でした!「ハリ不足やシワも透明感を阻害するから、40代は包括的なケアが白さに繋がる」と断言。美STだけに教えてくれたアンチエイジング美白法です。

 

 

ファンデやメークの色選びで、いくらでも白く見せられます

 

 

 

ルール1 日焼け止めの塗り残しが多い3箇所顔の側面、顎下、目の際を忘れない

 

 

量はたっぷり。私は小型のみかんくらい=キンカンくらい?の量を使います(笑)。それでも、足りない時は、さらに取り、目の下、顔の側面など、際まで塗ります。焼かないことが美白を死守する、エイジングを遅らせる最善策ですから。

目の下にも使いやすい優しい処方なのに、最強のUV効果。石井さんのベストコスメ1位として2月号でも紹介。スーパー UV カット プロテクト デイクリーム SPF50+/PA++++ 50g ¥10,000(アルビオン)

 

 

目の下は際まできちんと塗ること。意外に忘れる顔の側面、顎下も塗り残しがないように。

 

 

 


 

 

ルール2 肌を白く見せるならパウダー仕上げがマストだと再確認

 

 

40代は乾燥するから、ファンデは粉なしが新常識に。私も昨年1年は、艶肌のため、リキッドやクッションで仕上げた後、パウダーは一切使わない主義でした。でも、夕方になると油分過多で黒ずむことに気づき、仕上げパウダー派に回帰。

粉っぽくなく軽やかな繊細パウダー。乾かず、夕方の乾燥、崩れも防ぐ。私の周りでも流行。フューチャー ソリューション LX トータル ラディアンス ルースパウダーe(京都西陣特性パフ付き)10g ¥8,000(資生堂インターナショナル)

 

 

ベースメークの仕上げに。ブラシに取り、極限まで粉を落として、薄膜につけるといい。

 

 

 


 

 

ルール3 首が明るいとレフ板効果で印象も明るく。UVカットしながらトーンアップ

 

 

素早く肌を明るく見せたい時は、首もトーンアップ。また、首は焼けやすいので、UVカットもできるタイプを使うと、一石二鳥です。ただし、白くなりすぎるものより、肌を自然にブライトアップするものがベストです。

別名、美人UVといわれるほど、光効果で肌がナチュラルにトーンアップ。保湿力もあり、UVカット力も最強の優れもの。UV エクスペール トーンアップ SPF50+/PA++++30㎖¥5,800(ランコム)

 

 

500円玉大を首全体に馴染ませます。薄く伸ばすとUV効果の意味がないからたっぷり。

 

 

 


 

 

ルール4 頰の高いところにツヤを足すと白く小顔にもなる

 

 

頰まわりを明るくするだけで顔色まで明るく見え、間延びした頰の印象が縮まって小顔に見えます。仕上げに頰の高いところに付属のスポンジでつけるだけ。昔はパウダーハイライターを全顔に使い明るく見せていましたが、ワンポイントだけ光を取り入れれば、ナチュラルだからこの手法に。

光の艶が出て、べたつかずヨレない。水、油加減が丁度良く、ベースメークを邪魔しない。偽装感ゼロの自然な仕上がりが人気のクッションハイライター。光クッション ¥1,600(フジコ)

 

 

 


 

 

ルール5 ヌードリップに赤みを少し足すと顔色がぐんと明るく

 

 

この一年、私の定番ヌードリップだと肌をくすませて見せる時が。行き着いたのは、自分の肌本来の赤みを少しだけ取り入れること。粘膜の色、唇の色の割合を少し増やすと、若々しく見えることを認識。まずはリップに赤みを取り入れるように。

私の本来の唇の色に近いカラーがコレ。ややピンクみのある赤で、誰もが、オシャレに美しく見える。クリームタイプで乾かない。ラプソリュ ルージュ C 102 ¥4,000(ランコム)

 

 

ヌードリップを塗った後、直接赤リップを唇の中央につけます。一気に顔色が明るく。

 

 

 


 

 

ルール6 眉に赤みを足すと色白に見えるから不思議

 

 

眉がベーシックな黄み系の茶色だと、老けたように見えるんです。赤みが加わることで、不思議とくすんできた目まわりの印象も明るくなり、白目まで透き通って見えることを発見。髪も傷んでくると黄みに転ぶので、眉にも赤みが大切です。

アイブロウパウダーやマスカラでしっかり赤みのあるものがなく、発見したのが、このシャドウ。右下の赤みカラーが眉にマッチ。ルナソル マカロングロウアイズ 01 ¥5,000(カネボウ化粧品)

 

 

愛用のアイブロウアイテムで眉を整えたら、右下のカラーをブラシで眉全体につけるだけ。

 

 

 


 

 

ルール7 頰まわりに置くと肌を明るく見せるのはパープルとピーチオレンジ

 

 

チークは肌のにごりを素早く隠す、必須コスメ。2段構えで使うと効果的。ベースは自然な可愛さを引き出すピーチオレンジ。仕上げに青みのフィルターを。お勧めはパープルの程よい青み。

(右から)頰に明るさを与えるパープル。ポイント的に使うと効果テキメンなヒットカラー。チークポップ 15 ¥3,000(クリニーク)ピーチオレンジの自然な輝きのあるチーク。ふんわり柔らかく馴染むから、仕上がりはナチュラルで、血色がアップ。コスメデコルテ パウダー ブラッシュOR200 ¥5,000(コスメデコルテ)

 

 

 

明るく見せたい、目の下から頰の上めにパープルを。青みがクマも隠してくれるから。

 

 

 

ベースはピーチオレンジ。ブラシで頰全体にふんわり馴染ませ、まずくすみをオフ。

 

 

 

教えてくれたのは……石井美保さん 41歳 美容家 Riche代表

 

 

 

2018年『美ST』5月号掲載
撮影/天日由美子(人物)、SHINTARO(静物) ヘア・メーク/久保フユミ(ROI) スタイリスト/柿田たみか 取材/井口智恵

 

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一生元気に!自愛ビューティ

努力型白雪姫・石井美保さんの年齢不詳美白7×2のルール<メーク編>

2024年5月号

2024年3月15日発売

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