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長年にわたって肌の細胞老化に着目、研究を続け、世界の美容知見を牽引する資生堂みらい開発研究所。再生医療研究とも連携して、細胞老化に新たな角度でアプローチする技術を開発。 ますます期待が高まっています。研究に携わる佐藤さんに、美ST世代の最大の関心事〝老化へのアプローチ〟の最新知見をうかがいました。
今の肌を立て直し、肌の未来を変えていく。
2つを網羅するカギが、老化細胞と毛細血管です
2つを網羅するカギが、老化細胞と毛細血管です
シワやたるみなどのエイジングサインの原因は老化した線維芽細胞の蓄積。加齢により老化した細胞は、除去されずに留まり続けて真皮の機能を低下させ、ハリや弾力を低下させます。老化細胞は周りの細胞までも老化させるため、まずは老化細胞を除去することが肝心。そこに新たに細胞が増えれば、真皮の健やかな機能を維持できハリ肌へと繫がります。
また、全身に張り巡らされた毛細血管にも着目。毛細血管が丈夫であれば、細胞に十分に栄養を運搬できるので、肌全体の機能が高まり回復力もアップへ。エイジングサインも出現しにくくなります。加齢とともに老化する細胞、機能が低下する毛細血管。両者の働きに着目することで肌老化をマネジメントできる時代が来たとも言えます。
また、全身に張り巡らされた毛細血管にも着目。毛細血管が丈夫であれば、細胞に十分に栄養を運搬できるので、肌全体の機能が高まり回復力もアップへ。エイジングサインも出現しにくくなります。加齢とともに老化する細胞、機能が低下する毛細血管。両者の働きに着目することで肌老化をマネジメントできる時代が来たとも言えます。
資生堂みらい開発研究所
上級研究員 佐藤 潔さん 東京大学大学院農学研究科修士課程修了。’93年より資生堂に勤務し、m-トラネキサム酸、4MSKなど独自美白剤開発にも携わる。世界の主要機関との共同開発をリードする。
上級研究員 佐藤 潔さん 東京大学大学院農学研究科修士課程修了。’93年より資生堂に勤務し、m-トラネキサム酸、4MSKなど独自美白剤開発にも携わる。世界の主要機関との共同開発をリードする。


内的・外的ストレスなどの原因により細胞は老化し始めます。細胞の老化が進行すると周りの正常な細胞までも老化させてしまうという現象も引き起こし、老化細胞が増殖してしまうという悪循環に。
老化すると、ダメージを受けた細胞を除去する機能も低下!?

健全な生体機能維持のために、修復不可能なダメージを受けた細胞を除去する機能がアポトーシス。通常、細胞がダメージを受けた場合はアポトーシスが起こり、除去されて新たな細胞が生まれますが、加齢した肌ではアポトーシスが起こりにくいため細胞が真皮内に残留。細胞老化が進み蓄積して肌機能の低下に繫がります。
真皮内に残留・蓄積した老化細胞はコラーゲン産生の低下や炎症を引き起こし、肌老化の原因に。細胞実験の結果、セリ科ハーブエキスが老化細胞のアポトーシスを誘導し、数を減少させることが明らかになりました。さらに分裂する元気な線維芽細胞を増加させることも判明。健全な真皮機能の維持に繫がります。


健やかなハリ肌を維持するために重要なのが丈夫な毛細血管。今回、毛細血管の周囲に免疫細胞「鎮静型マクロファージ」が存在することを新たに発見。この働きにより、ダメージを受けても丈夫な毛細血管を維持できることがわかりました。さらに、鎮静型マクロファージの遺伝子発現を促進するレッドクローバー花エキスの効果も明らかに。加齢により減少する鎮静型マクロファージを強化することが期待できます。

いま注目すべき肌老化の原因は、真皮内の老化細胞の蓄積と弱体化した毛細血管。老化細胞を速やかに除去することで真皮内の環境を整える。さらに「鎮静型マクロファージ」 を増やすことで毛細血管を丈夫に保つ。若々しく健やかな肌のための2ポイントに注目です!
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0120-86-1982(10:00~17:00/土・日・祝日を除く)
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取材/森島千鶴子 イラスト/まるはま




