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大人が知っておくべき【真のたるみ】の見極め方って?

年齢を重ねるとともに、輪郭や口元が徐々にたるむのは仕方のないこと。それは美意識の高いモデルでも避けられないことです。44歳美STモデル松田樹里さんですら、気にすべき「たるみポイント」がありました。効果的なケアをするためには、まずは自分のたるみを知ること!目を逸らさずに、真のたるみを見極めましょう。

背中をつけて立って、あなたの真のたるみを見極め

猫背を正し顎を引いた姿勢で確認を。トップス¥11,000(ダブルスタンダードクロージング/フィルム)パンツ¥25,300(ヤヌーク/カイタックインターナショナル)ピアス¥15,400(ゴンドア)

気にするべきたるみポイントはここ!

【目まわり】眼瞼下垂やぽっこり目袋、様々な形状のたるみが発生

目が開けにくい、二重幅が狭くなった、目の下のドレープジワ、目袋の突出など、皮膚が薄く繊細な筋肉で構成された目まわりは、多様なたるみの症状が同時多発的に現れます。

【ほうれい線】ほうれい線はシワじゃない。垂れた肉溜まりの断層です

顔の脂肪はパーツごとに分かれて塊になっています。若い時は頰の上部にあった脂肪の塊が、皮膚と顔面靭体が衰えて支えきれず下がって段になることで、ほうれい線がより深く。

【口もと】見た目年齢が加速する通称マリオネットライン

土台である頭蓋骨の萎縮やSMAS層の衰え、脂肪細胞の増加や極端な減少、皮膚の弾力低下など複合的な理由で、余ってなだれた皮膚が口角の下方靭帯で止まり段差の線に。

【フェイスライン】顔と首の境が曖昧になり、二重顎でもっさり感が加速

頭蓋骨の萎縮やSMAS層の衰えで頰の脂肪が下がります。皮膚の弾力も低下し表皮のハリによるタイトニング効果も落ちて、顎まわりに肉が溜まってメリハリのない印象に。

東京女子医科大学医学部卒業。皮膚科学や最新医療機器に加えて、食・健康・美容にも造詣が深く、〝メスを使わないエイジングケア〟に定評が。雑誌やTVなど多方面で活躍中。

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2022年『美ST』4月号掲載
撮影/向山裕信(vale.)、杉本大希 モデル/松田樹里 ヘア・メーク/Sai、神谷真帆 スタイリスト/菊地ゆか 取材/奥原京子、山田正美 編集/浜野彩希

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