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【名品ファンデ】美容誌編集が「つけている時こそ心地いい!」と驚いた3選

新製品でなくても、「これじゃなきゃダメ」と思う愛用ファンデはありませんか?長年愛されるには、それだけの理由があるのです。カバー力、キープ力、スキンケア力、そして今っぽい仕上がりの美しさを表現するための成分と技術。ビューティ編集歴30年の編集Iがファンデに求められる条件を満たした名品ファンデを選びました。むしろつけている時こそが心地いい薄膜美肌ファンデ3本をご紹介します。

ニット¥4,290(エルーラ)ピアス¥7,700(グロッセ・ジャパン)

1:クレ・ド・ポー ボーテ/在宅ファンデの華は新しい肌感を作る

クレ・ド・ポー ボーテ ル・フォンドゥタン SPF20・PA++〈全7色のうちオークル10〉30g ¥33,000( クレ・ド・ポー ボーテ)。2017年8月21日発売。※モデル使用色も同じ。

仕上がり:ハリ・ツヤを感じるふっくらしたきめ細かい肌
美ファンデ力:半透明のオイルゲル基剤の中で光がランダムに広がって肌悩みをぼかし、奥行きのあるツヤを
スキンケア力: 独自成分「イルミネイティングコンプレックスEX」(保湿・整肌)、スキンケアオイル配合
キープ力:つけたての美しい仕上がりが1日中持続
ブランドから:「贅沢な感触や心地よさ、香りも含め、新しいアプローチで作り上げました。肌そのものが美しさを感じられるファンデーションです」(PR/水井麻里さん)

今までは隠蔽した肌の上のファンデを見ていたのに、半透明のオイルゲル内の光の散乱によって肌悩みをぼかした肌を見るようにする、という発想がすごい。覆い隠すのではなく、光を透過しつつ、ツヤとブラー(ぼかし)効果によって美肌に導く、新次元のファンデ。コクのある化粧水で作られた水相と、ファンデーションオイルとスキンケアオイルを、粉末の量が少ないオイルゲルの中に安定配合できる乳化技術によって、スキンケア効果やなめらかさ、馴染みの良さも抜群に。在宅勤務が続いた時、贅沢な気分が彩りを与えてくれ、手軽に上質な肌になれるありがたい存在でした。

2:ジバンシイ/「90%スキンケア成分、半分以上が水」でこのカバー力

ジバンシイ プリズム・リーブル・スキンケアリング・グロウ〈全12色のうち1-W105〉30ml ¥7,150(パルファム ジバンシイ)。2021年2月5日発売。

仕上がり:潤って優しく光がともるような「ほのグロウ」
美ファンデ力:光の反射と拡散で色ムラやくすみ、毛穴ぼかし効果が
スキンケア力:ノウゼンハレンエキスと自然由来のグリセリンをブレンド
キープ力:グロウな輝きが12時間持続(データ取得済み)
ブランドから:「水分と皮脂のバランスを保ち、肌荒れやエイジングサインの元となる負担を抑えます」(PRマネジャー/佐藤香恵さん)

「気持ちがいいものだけ使いたい」と思うようになったこの2年。このファンデは、90%スキンケア成分で、97%が自然由来の成分になる処方。さらに半分以上が水でできており、ファンデを落としても肌が水分を保っているそう。配合成分の「ノウゼンハレンエキス」は、南米原産のエディブル・フラワーでビタミンCや鉄分を含み、細胞の酸素共有を活性化させて肌のトーンアップに効果があると言われています。光の反射と拡散によって薄づきでありながら毛穴や色ムラを自然にカバー、わざとらしくない、とびきりの美肌印象に。

3:ランコム/アイコン成分が入ったつけ心地最高の隠れた名品

ランコム アドバンストミラク〈全6色のうちBO-01〉30ml ¥6,600(ランコム)。2021年11月5日発売。

仕上がり:みずみずしくクリアなツヤとなめらかさ両立
美ファンデ力:長時間のカバーとラスティングを叶えます
スキンケア力::ヒアルロン酸、ブナの芽エキス(ともに保湿成分)など
キープ力:美しい仕上がりと潤いが長時間(ランコム調べ)
ブランドから:「スキンケア研究の知見をメークアップへ応用し、多幸感あふれるつややかで透明感のある肌を叶えます」(PRコーディネーター/隈井景子さん)

ポリフェノール、アミノ酸、糖類が含まれ、表皮に存在する5種の酵素に働きかける「ブナの芽エキス」は、ランコムのアイコン成分。このファンデにもしっかりと配合。さらに、ヒアルロン酸カプセルが多量の水分を抱え込み保持するため、潤いが持続します。崩れなくはないですが、きれいに崩れるという感じで嫌な気分はゼロ。特筆すべきは感動のつけ心地、ストレスフリーで滑らかに広がります。多くの人に知ってほしい一品。細かいパール入りなのも他のスキンケアファンデとは違う点です。

『JJ』時代から30年以上の美容エディター歴の中で、一重まぶたや眉メークなど今では常識になった企画をいち早く取り上げ、スーパーモデル、日本上陸前の「M・A・C」「NARS」などの海外ビューティを紹介しブームに。ファンデを選ぶ基本は「薄膜でカバー力があり・毛穴落ちしない・肌疲れしない・心地いい」、色は標準色です。

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2022年『美ST』5月号掲載
撮影/向山裕信(vale.)〈人物〉、河野 望〈静物〉 モデル/松田樹里 ヘア・メーク/田中宏典(LA DONNA) スタイリスト/井上正子 取材協力/味澤彩子 イラストレーション/大沢かずみ 編集・文/石原晶子

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2024年4月17日発売

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