SKINCARE

医師に聞いた【肝斑をなくす】6大条件とおすすめスキンケア

シミだと思っていたら実は肝斑だった!そんなもやもや肝斑を改善するにはどうしたらいい?肝斑を薄く改善させる6つの条件をおすすめのスキンケアコスメと共に紹介します。

スキンチェックで、細かい薄ジミ…ではなく肝斑の診断が!

美STデスク佐久間のシミは細かく薄く頰に広がっていて、診断で肝斑と判明。刺激をとことん避けるスキンケアの見直しやトラネキサム酸の服用など、改善方法を徳田先生に教えてもらいました。

1:女性ホルモンの影響

更年期に差し掛かる30代後半から40代にかけて発症することが多いのが特徴です。妊娠・出産・更年期などの大きな波による女性ホルモンの変化の影響も。閉経以降、60代になると肝斑がなくなるともいわれ、それまで待つという選択肢も。

2:徹底したUVケア

紫外線を浴びると濃くなってしまったり悪化の原因になります。日常のUV対策をしっかりすることが大切。日差しを防ぐために外出時には遮光の高い日傘を差したり、こまめに日焼け止めを塗り直したり、サングラスをかけるなど徹底したUVケアを心がけましょう。

一年中日焼け止めは必須。左から、敏感肌にも使える。UVイデア XL プロテクショントーンアップ SPF50+・ PA++++ ローズ/ホワイト各30ml ¥3,740、UVイデア XL プロテクションBB SPF50+・PA++++ 30ml ¥3,740(すべてラロッシュ ポゼ)

3:トラネキサム酸の服用

肝斑を改善させる高い効果が認められている成分。メラニンを作りだすメラノサイトにアプローチし産生を抑制。また抗炎症作用もあり、色素沈着にも効果を発揮するので、服用しはじめて約1カ月ほどで徐々に効果が表れる人が多い。(※医師の処方によるもの)

4:メラニンの産生を抑える

メラニンは紫外線から肌を守るために作られる。表皮が紫外線にさらされるとメラノサイトでメラニンが生成、量が増えると排出が滞りシミが出現するので、有効成分の抗酸化力等で産生を抑えることも大切。

左から、5種類のビタミンC誘導体が大人肌も敏感肌もケア。5C バリア セラム 45ml ¥12,100(ドクター津田コスメラボ)、ハイドロキノン配合、夜用のバーム状美容液。エピステーム HQ レーザークリア 12g ¥14,300(ロート製薬)、コウジ酸配合。デルメッド ホワイトニング スポットクリーム 20g[医薬部外品]¥5,500(三省製薬)

5:とにかく摩擦厳禁!

肝斑は炎症性のシミなので毎日の洗顔やスキンケアで知らず知らずのうちに肌に負担が。洗顔はゴシゴシ擦らず、泡で優しく。水分を拭き取る時も軽く押すように。スキンケアも同様に心がけて。メーク時の摩擦にも気をつけましょう。

6:代謝、排出を促す

攻めのスキンケアでターンオーバーを促進し、表面の薄い肝斑を排出することも効果的。クリニックで診断してもらい、ゼオスキンのセラピューティックもおすすめ。また、いつものスキンケアにレチノールコスメを取り入れてみることも◎。

左から、ビタミンC・ペプチドなどの成分配合。C—クエンスセラム 4プラス ¥24,200(プロティア・ジャパン)、バクチオールとの相乗効果も期待。 ファビラスA ¥14,300[編集部調べ](レカルカ)、濃度違いやハイドロキノン配合等。スキンブライセラム 0.25/ARナイトリペア/ミラミックス/ミラミン すべてオープン価格(キュテラ)

形成外科専門医として幅広いオペをこなしつつレーザー治療やスキンケア治療でも「何でも相談したくなる」と患者様や美STスタッフからの信頼を集める。HP:https://ststyle-clinic.jp/

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2022年『美ST』5月号掲載
撮影/岡本卓大〈人物〉 Kevin Chan、大槻誠一〈静物〉 ヘア・メーク/Mien(Lila) 取材/関根実凡 編集/小澤博子

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