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藤森慎吾さん・39歳「過去の恋愛は、結婚はまだ…と断られるパターンでした」

お笑い芸人として不動の地位を築きながら、バラエティ番組のMCや俳優業とさまざまな分野で活躍を続ける藤森慎吾さん。元祖チャラ男キャラとして恋愛上級者のイメージも強く、自身の恋愛事情も度々話題に上がるほど。30代ラストの1年を過ごしている今、思い描くプライベートでの将来像は?数々の経験を積んできたからこそたどり着いた、恋愛、結婚への考えを正直に語ってくださいました。

結婚と恋愛は別。長く付き合っていても結婚に至るわけじゃない

1983年生まれ。39歳。長野県出身。2005年に中田敦彦さんとオリエンタルラジオでデビュー。2021年吉本興業より独立。お笑い以外にもMCや俳優などマルチに活躍中。趣味はサウナと美容。

今はもう、婚活は意識していないです。口に出すと離れていきそうな気がするので(笑)。することはいいと思いますけど、必死感は相手にプレッシャーを与えてしまいますし、表立って言わないほうがいいかなと。むしろこの歳で自由な時間がたくさんあってラッキー!デートも好きな時に好きなことができてラッキー!という感覚。その中に素敵なパートナーがいれば、そういうことになればいいな…くらいに思っています。

若い頃は好きな相手と恋愛をしてその延長線上に結婚があると思っていましたが、今は結婚と恋愛は別だと思う派です。結婚は、相手のタイミングもあるじゃないですか。長く付き合っていれば結婚に至るかといえば、そうじゃないし…。これは僕自身の実際の経験から、そういう考えになりました。

過去の恋愛でも、彼女から結婚のプレッシャーを受けた経験は皆無。むしろ僕が自分から言って、「好きだしお付き合いはいいけど、結婚はまだ…」と相手に断られるパターンが何回かありました。もしも今後付き合う女性に、結婚式場雑誌を見せられたり、指輪が欲しいとか言われたら、すんなり結婚してしまうかも。案外そういう積極的な相手のほうが合うかもしれないですね。

今結婚を考えるなら、細かい条件を最初からすり合わせたいです

なんとなく恋愛して「この子と結婚するのかな」と曖昧に思うだけだとうまくいかないとわかったので、次は最初から細かい条件まで逐一確認して、すり合わせがしたいですね。初デートでごはん食べながら、どんな思いで結婚したいのか、ごはんには週何回行けばいいのかとか…機械的ですけど(笑)。

確認するのは、本当に日常の細かいこと。結婚生活って日常じゃないですか。夫婦関係は日常の小さなほころびから崩れていくと思うんです。ほとんどの人が、浮気されたから別れるとかの大きなことじゃなくて、小さなことの積み重ねなんですよ。
大人になると生活習慣や価値観が確立されているし、人ってなかなか変えられない。もちろん譲歩できるポイントはあると思うけど、お互いに日常生活を我慢しすぎないのが大事ですよね。だから最初に譲れないことを正直に明示し合いたいです。

例えば僕だったら、「毎日1時間はサウナにいるけど、大丈夫?」「休みの日はほぼゴルフに行くけど、いい?」ということを。もし結婚したい相手が、サウナやゴルフを一緒に楽しんでくれる人だったら一緒に行きたい。もちろん一緒に行ってくれなくてもいいけど、サウナやゴルフはやめてほしいという人だったら、やっぱり難しい。これは逆もそうで、僕も結婚相手の趣味や生活パターンを大事にしたいです。

後出しが一番怖くて、お互いに価値観や生活習慣を隠して結婚しても、日常生活が合わないとうまくいかなくなる気がします。だから、変えてとは言わないけど知っておく権利はあると思います。結婚を意識するなら、大人同士なら最初から契約書を交わすくらいのことが必要。とはいえ、今はまだまだ恋愛していたいと思いますが(笑)。

最近街中で子連れファミリーを見かけると、グッときてしまいます

自分が育った家庭環境がとても幸せだったなと感じています。ありふれた家庭ですけど、母親は愛情を惜しみなく注いでくれて、父親とはよく野球を一緒にしていました。だから、子供がいる家庭に憧れはありますね。
たまに結婚している同級生の家に遊びに行くのですが、僕は力いっぱい子供たちと遊ぶので大人気なんです。子供が大好きで遊ぶのが苦ではないタイプ。結婚するなら、やはり子供のいる家庭を築きたい。

そういえば最近、街中で子連れの家族を見かけると、グッとくる感情が堪え切れなくなってしまうときがあります。その家族ごと応援したくなって、「いつまでもお幸せに!!」と心の中で思ってしまうのですが…あれ?これってもしかして、実は結婚願望があるということなのかな(笑)。

結婚したら、奥さんに任せきりにするのではなくて、きちんと家庭を大事にする人になりたいですね。たまには子供を預けて夫婦2人でデートもしたいです。
妻を愛し続ける夫になることが、将来の夢ですね。そういうのが理想だと思っています。

《衣装クレジット》
シャツ¥27,500、パンツ¥31,900(ともにCULLNI/Sian PR)Tシャツ¥7,150(FOLL/UNFOLLOW TOKYO))時計(私物)

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撮影/土山大輔(TRON) ヘア・メーク/岡野瑞恵(STORM) スタイリスト/大塩リエ 取材/岩崎香織 編集/浜野彩希

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