《29年間ビューティ担当のベストコスメ》【第22回】定番【ピンクベージュ】vs.大人の【赤リップ】2大人気色の厳選6本

化粧品は、ライフスタイル、環境の変化、美しさの価値観などさまざまな理由で生まれてきます。もちろん「売れる」ことは重要ですが、作っている時に当事者はそんなことをあまり考えておらず、ただ「女性の肌を美しく見せるのに役立つ製品」を作ろうと思っている――それが28年間、化粧品を見続けてきた私、編集Ⅰが化粧品を愛する理由です。この10年間の目覚ましい進化のトピックを交えて、番外編をお届けします。

探し続けたピンクベージュを作る3点セット

上/海外セレブに大人気のプランプ・リップグロス。ミドリハッカ葉オイル、トウガラシ果実エキス、6種の保湿オイル、3種のペプチド、コラーゲンでふっくら唇に。リップアディクト 207 Innocence ¥6,000(CHARIS&Co.)2016年4月1日発売。

中/リップ、グロス、トリートメントバームの3つの効果が。発色はそのままでグロスのようにリップが透け、唇ときれいに馴染む。05は顔色が沈んで見えない色。クラッシュド リキッド リップ 05 ヒッピーシェイク ¥3,500(ボビイ ブラウン)2019年2月8日発売。

下/軟らかく滑らかなので唇を塗りつぶしても、リップ前の下地としてもOK。絶妙な硬さと質感のために木の軸にこだわっている。26色も揃うのがさすが。NARS プレシジョンリップライナー 9075 ¥2,700(NARS JAPAN)2017年9月15日発売。

\使っています!/

リップアディクトとリップライナーはほぼ毎日使用し約半年たっています。クラッシュド リキッド リップは、ポーチに入れやすいサイズが好き。

赤は「抜け感あり」が老けないポイント

左/フルーティで華やかなサングリアレッド。こちらは透明感を大切にした製品なので、赤と青みのバランスをとって作ってある。見た目どおりきれいに発色する。THREE シマリング リップジャム 24 LADIES' CHOICE ¥3,000(THREE)2017年1月1日発売。

中/全6色中、赤はこの1色のみ。ツヤを生み出すフィルムを形成し、つけたての色をコーティング。真ん中のブラックハートがボリューム感を与える。ヴォリュプテ プランプインカラー 6 LUNATIC RED ¥4,300(イヴ・サンローラン・ボーテ)2019年2月6日発売。

右/同じサングリアレッドでも、露を帯びたようなDEWYなツヤ感、素の唇を生かす発色のために彩度の高い染料・赤104(1)を入れ色持ちのいい赤に。THREE デアリングリィデミュアリップスティック 07 SET ME FREE ¥3,900(THREE)2019年1月1日発売。

\使っています!/

毎日同じ色を使うわけではないので、なかなか減りませんが、口紅類は半年以内に使い切るのがいいようです。

2大人気色は発色の良さと若くてフレッシュな質感

普段はピンクベージュ、華やかな場では赤、その2色が永遠の人気色。

ピンクベージュは素の唇の色にも左右されやすいから発色が重要。「クラッシュド リキッド リップ05」は顔料の他に8色の染料が配合され、ひと塗りで唇がリップそのままの色になります。大人の唇は形も曖昧になるため、くすまないモーヴ色「NARS プレシジョンリップライナー 9075」で形どり、リッププランパー「リップアディクト207」ふっくらさせ、ツヤもプラス。疲れた印象にならないよう丁寧なひと手間が大事です。

赤リップのポイントは抜け感と透明感。そして和風にならないことが若々しく見せます。YSL「ヴォリュプテ プランプインカラー6」THREEの約25種ある赤のうちサングリアレッドという赤色は、絶妙な青みが選んだ理由です。赤こそ旬の質感が大事だから、新しめのリップをお勧めします。

2019年『美ST』10月号掲載
撮影/河野 望 編集・文/石原晶子