【更年期対策】女医が教える閉経後に気を付けるべきこと
ライフスタイル
2022年8月12日
女性なら誰もが経験する『閉経』。それに伴う更年期の症状などは人ぞれぞれですが、多少なりとも体に変化が現れるもの。また、女性の寿命が伸びるとともに、閉経後の人生も長くなっています。閉経後も健康に快適に過ごすために知っておきたいこと・気をつけることをドクターに伺いました。
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閉経後の長い人生を快適に過ごすため気をつけることは?

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1:閉経後に気をつけたい5大症状
骨粗しょう症
萎縮性膣炎
高脂血症
高血圧
動脈硬化
更年期は女性ホルモンが減少するので、今まで女性ホルモンに守られていた骨や血管を強化したり、肌や粘膜をみずみずしく保つ働きが低下します。閉経後の女性に骨粗しょう症は多く、膣周りの粘膜部分が乾燥して薄くなる萎縮性膣炎も頻度が高いですね。高脂血症や高血圧、動脈硬化のリスクも高くなります。これらの病気の予防は、ホルモン補充をしていくことによって、多少なりとも効果はあります。(宋 美玄先生、以下同)
2:産んだ人と産んでない人で病気のリスクは違います
出産経験がなくピルなどで生理をコントロールしていなかったらずっと生理があるわけだから、子宮内膜症や子宮体がん、卵巣がんなどのリスクは増えます。帝王切開ではなく、産道から赤ちゃんを産んだ場合、子宮脱や尿漏れのリスクは上がりますね。更年期症状は遺伝や体質にも関係するので、産む・産まないでは変わらないです。
3:VIO脱毛はしておくべき?
デリケートゾーンは蒸れたり経血やおりものがついたアンダーヘアのせいで、かぶれたり、痒くなりがちなので、長い目で見るとアンダーヘアがないほうがデリケートゾーンにはよいです。カミソリで剃るのはNG。最近介護脱毛という言葉を聞きますが、年をとると勝手に減るので、自分が今鬱陶しいかどうかで決めるといいと思います。
4:これから出てくる悩みと対策は?
女性の場合、女性ホルモンの減少と、年をとるというのが両方あるんですよね。ホルモンは補充できるけれど、生まれてからの時間は経っていくので、筋力が落ちるとか、疲れやすくなるとか、血圧が上がるとか、加齢が原因のこともいろいろあります。デリケートゾーンの痒みや乾燥、膣の萎縮などはエストロゲンの投与でだいぶ改善します。
5:閉経して、人生がよりポジティブになることも!
変化を受け入れチャレンジとして楽しんでいます
自分の気分を高めるラッキーアイテムで瞬時に前向きに
常に健康を意識し年をとるって幸せと感じ過ごしています
お話を伺ったのは▶︎▶︎
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2022年『美ST』8月号掲載
撮影/向山裕信(vale.)<人物>、河野 望<静物> モデル/橋本マナミ ヘア・メーク/陶山恵実(ROI) スタイリスト/菊地ゆか 取材/菊池真理子 編集/佐久間朋子
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