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シミが気になるのは顔だけではありません!赤リップが白シャツについちゃったり、衿や帽子の内側にファンデが……なんて緊急事態、ありますよね。衣服のシミには初期対応が大事。知っておきたいシミ取りの処方箋と便利グッズを調べてみました!
腐敗して取りにくくなる食品ジミと違い、化粧品の汚れは時間が経っても変化が少ないので慌てなくても大丈夫!水でいきなり濡らしてしまうと広がって輪ジミになってしまうことがあるので、洗剤などを用意してから取り掛かりましょう。化粧品の油性の汚れは中性洗剤やクレンジングオイルなど、油を溶かす性質のもので落とすのが基本。ハイターなどの漂白剤は油性の汚れに効果がありません。小さなシミであれば、洗剤の原液を直接かけるだけでもかなり落とすことができます。原液にはそれだけ汚れを落とすパワーがあるのです。シミ取りをする前に、服の洗濯表示を必ず確認すること!洗濯桶に×印がついていなければれば大丈夫です。
洗濯王子の愛称で知られる。正しい洗濯法を広めるため3,000人を超える主婦や芸能人に直接アドバイス。’18年7月には長野でセンタクアトリエを開設。
① 汚れがついた衣服の下に裏移りしないようにタオルなどの布を当てます。口紅など油性のシミがついた部分をのせてクレンジングオイルをまんべんなくかけて汚れを溶かします。
② 歯ブラシ背面の部分を使ってシミにクレンジングオイルをよく馴染ませます。優しくクルクルと滑らせるように。クレンジングオイルで油性のシミを溶かし出していきます。
③ シミの輪郭がぼやけてきたら、クレンジングオイルと同量の衣類用中性洗剤をかけます。衣類を軽くもんで、汚れとクレンジングオイルを洗剤で包み込むようにします。
④ 汚れが溶けたらお湯でしっかりすすぎ、シミが落ちたのを確認してから通常の洗濯をします。お湯が熱すぎると、素材を傷めたり色落ちを招くので、40℃くらいが適温です。
化粧品だけでなく、ワインやボールペンなどの手ごわい汚れには液体洗剤と消毒用のエタノールを2:1の割合で混ぜて使うと、さらに汚れを落とす力が強くなります。消毒用エタノールは家庭によくある手ピカジェルなどのアルコール手指消毒剤でOK。これを混ぜると浸透性や溶解力がよくなり、カレーやコーヒーなどのタンニンの色素も落ちやすくなります。液体洗剤は蛍光剤や漂白剤が入っていない中性洗剤がおすすめです。
外出先などでシミをつけてしまったときはメーク落とし用のクレンジングシートで応急処置を。まずシミのついた服の下にハンカチを当て、上からクレンジングシートで汚れをつまむようにじんわり溶かします。生地をこすらないようにシミに馴染ませてシートに汚れを移します。これならお湯ですすがなくてもOK。ファンデーションや口紅などの化粧品ジミ以外にもトマトソースなどの油性のシミもこれで取りやすくなります。
台所にある食器用洗剤もシミ取りの強い味方。食器についた頑固な油汚れを落とすように作られているので、衣服についた油性のシミにも効果を発揮します。食べこぼしや化粧品などの油性のシミのほか、シャツの衿についた皮脂汚れもOK。ただ、洗浄成分が強いのでデリケートな衣類には注意が必要。絹や毛素材は生地を傷める可能性があります。コットンやナイロンなど丈夫な素材や色落ちの心配のない淡色の衣服汚れはこれでスッキリ!
2019年『美ST』1月号掲載
撮影/小林愛香 ヘア・メーク/大山美智 取材/竹下順子
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