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私の髪質はもともと柔らかいんですが、50代半ばくらいからさらにコシがなくなってうねるように。おろしていると広がりがちなので、普段は家事の邪魔にならないようにまとめ髪をしていますが、かなり前に「地肌が透けて筋になって見えてきたね」と知人から言われたんです。おでこに髪がかかるのが苦手なので、どうしてもきつく結んでしまいがちでしたが、「強く引っ張って結ぶのは髪に良くない」と聞いて、最近はなるべくゆるめに結ぶようにしています。
以前、ヘアサロンで「頭皮が硬い」と言われたことがあるので、シャンプーのときには必ず頭皮を指の腹で優しくマッサージするようにしています。シャンプー自体は特別なものではなく、ごく一般的な市販のもの。何を使うかではなく、どう使うかが大事だと思っています。頭皮には多くのツボやリンパがあって、血行が悪くなると皮膚が硬くなって毛根が弱ったり、髪に栄養が届きにくくなるので、髪を洗うついでのマッサージで頭皮をもみほぐすようにして、柔らかく保つように意識しています。
私は小さいころから和食派。結婚してから30年以上経ちますが、母譲りの食習慣は崩していません。朝は必ずお魚にお味噌汁にご飯に常備菜。納豆が苦手なので大豆類は豆腐で摂るようにして、ひじきやわかめなどの海藻類、切り干し大根などの乾物もこまめに取り入れます。わかめは乾燥したものをまとめて水で戻したものを保存容器に入れてお味噌汁や酢の物、サラダなどに分けて入れます。でも、特にどの食品が髪に効くというわけではなく、3食栄養バランスを考えた食事が髪や頭皮にとって良いと思います。
息子が10代のころサッカーをしていてプロテインを飲んでいました。いつもビッグサイズの袋が家にあって(笑)、私も飲んでみようかなと思ったのがキッカケ。それから10年以上経ちますが、毎日欠かさず飲むようになったのは4~5年前から。私はチョコレートが好きなので、ココア味のホエイプロテインを小ぶりのシェイカーに豆乳と一緒に入れて飲んでいます。時間は特に決めず、気づいたとき、好きなときに飲む感じ。欠かせない生活習慣になっているので、プロテインを飲んでいなかったら髪がどうなっていたかということまでは分かりませんが(笑)、プロテイン=タンパク質なので髪の栄養のもとになっているとは思います。
女性ホルモンのひとつである「エストロゲン」に似た作用をする「エクオール」という成分を知ったのは50歳のころ。大豆イソフラボンが腸内細菌によって代謝され作られる成分で、作れる人と作れない人がいるのだとか。新聞に入っていたチラシに興味を持って試してからずっと続けている習慣です。以前、美STの企画で、アンチエイジングのクリニックでいろんな検査をしていただいたんですが、そのときにエストロゲンの数値が普通の人より高く、先生に「うちの病院では過去2番目に高い数値。きっと閉経は遅いです」と言われて。でも、腸内でエクオールが作れているかどうかを調べられる検査キットを試してみたところ、私は作れない体質ということが分かりました。実はそのころ、腱鞘炎や手指のこわばりがひどくなり、ペットボトルを開けられないほどに。
母親も手指が変形しているので、エストロゲンの数値は高くても、今後いろんな症状が出てくるのではないかと不安に思い、 生活習慣の改善と共にセルフケアの一環としてエクオールを飲み始めました。手指のこわばりがかなり良くなり、それからずっと習慣にしています。ちなみに、実際に閉経したのは平均よりもかなり遅い56歳。閉経前後に関節のこわばり以外の更年期症状がほとんどありませんでした。生活習慣も気を付けていたし、もしかしたらエクオールのサプリメントも少しは役に立ってくれたかもしれません。
腸内でエクオールを作れる人と作れない人において、閉経後に毛髪密度がどのように変化しているか調べた研究結果があります。それによると、エクオールが作れない人のほうが毛髪密度が低くなっているという結果が。さらに閉経後の髪のまとまり(ハリやコシ)、髪のツヤに関してもエクオールの有無で差が出るという報告も。エクオールが閉経後の髪のボリュームや艶やかさに関係している可能性が分かってきました。今後、更なる研究に注目していきたいですね。
撮影/古水 良(cheek one) ヘア・メーク/久保フユミ(ROI) 取材・文/柏崎恵理
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2025年11月7日(金)23:59
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