MAKE UP

定番の厚塗りから「薄づきなのにキレイ」を常識にしたブランドとは?

もはや主流となった〝透明感メーク〟をデビュー当時からブレずに謳い続けるブランド『RMK』。旬の仕上がりと使いやすさを兼ね備えた名品の数々は、「メークが、自分の新たな魅力に気づくきっかけになるように」との思いから生まれてくるのです。ヒットアイテムの誕生秘話をご紹介します。

25年以上前から透明感を追求!未開の魅力を引き出す名士

細眉や囲み目メークが流行り、立体感は影で作ることが常識だった1997年、健康的で洗練されたナチュラルメークを提案すべくRMKは誕生しました。「メークは素肌を隠すものではなく、その人の魅力を引き出すためにある」というメッセージの下、影ではなく光を足して自然な立体感や透明感を演出する方法を発信。中でも薄膜肌を作る『メイクアップベース』と『リクイドファンデーション』は、「軽くて薄づきなのにキレイ」とパウダリーファンデでしっかりカバーしていた当時の女性たちに衝撃を与え、〝RMKといえばファンデーション〟のポジションを獲得します。世界で活躍するメークアップアーティストをクリエイティブディレクターに据えたのも、日本発ブランドとしては先駆的。その感性と日本の高品質な技術を掛け合わせ実現するプロダクトには、メークを通じて新たな魅力を発見してほしいというスピリットが息づき、使い方は簡単なのにプロ並みに仕上がると大好評。マスカラなど脇役アイテムまでも種類が豊富なのは、ベースはもちろんポイントメークも「肌が汚いから隠す」「まつ毛が短いから長く見せる」のではなく、〝楽しむためのもの〟という考えから。’21年には3代目のディレクターにYUKI氏が就任。等身大の自分を輝かせてほしいから、製品の発色や質感、パッケージ、広告モデルに至るまで世界観をモダンにアップデート。洗練されたリアルメークを簡単に楽しむための提案に今後も目が離せません。

上から時計回り:初心者も楽しめるカラーマスカラ。上まつ毛はシックな色でボリュームアップ、下まつ毛は明るいカラーを投入。上下に別の色をつけるという新提案が大人のメークに遊び心を注入。RMK Wカラーマスカラ 01 ¥4,400、RMKの透明肌を支える下地とファンデは誕生時から続く超ロングセラー。プロも認める美肌フィルター下地。同 メイクアップベース SPF4 30ml ¥4,070、素肌美を叶えるブランドの原点。同 リクイドファンデーション 全11色 30ml ¥4,950<SPF、PA値は色番ごとに異なる>3つの質感からなる全20色はいずれも軽くクリアで高発色。まぶたの可能性を無限に彩る。単色でも組み合わせても◎。同 インフィニット シングル アイズ 03、05 各¥2,750、定番ベージュシャドウを2種の色と質感でセンスアップ。ベージュシャドウの魅力を再発見!同 ザ ベージュライブラリー アイシャドウデュオ 03 ¥4,400

軽やかでいて、確実に肌を格上げ。プロアマ、世代を超えて支持されるベースメーク

先述の通り、ロングセラーの下地とファンデによりベースメーク界に新風を起こしたRMK。水系とオイル、粉体の成分バランスまで完璧で現在までほぼ処方骨格を変えていないのも驚き。「下地に複数の機能性を持たせると効果が落ちる」からファンデを美しく密着させ均一に整えるという本来の役割を重視。2アイテムを一緒に使うことの意義を証明し、下地の重要性を一般に広めました。以降、毛穴特化のクリーム下地や高防御力のUV下地、パウダー、リキッド、クリームファンデと新製品を発売するたびに新たなファンを獲得。昨年秋誕生のリクイドファンデは、RMKらしい心地よさ、透明感、自然なツヤとカバー力を両立し大人の支持を拡大。昨春発売のコンシーラーも薄膜&高密着で、どんな色ムラもそつなくキレイにカバーできるとプロのアーティストの指名も多数!「ベースメークは欠点を覆い隠すのではなく、その人らしい表情を引き出すもの」という信念こそメークの新常識を生み出し続ける所以です。

左から:毛穴を隠すのではなく光を操って見えなくするという独自発想の下地。RMK スムースフィット ポアレスベース 全4色 35g ¥4,180、’98年の初代誕生から約20年。進化を続け人気の絶えないクリームファンデーション。昨年新色を追加し全9色に。同 クリーミィファンデーション EX 30g ¥6,050<※ともにSPF、PA値は色番ごとに異なる>、くすみやクマ、シミ、赤みなど人により異なる肌悩みを、色を補うことで的確に消去。同 フローレスカバー コンシーラー 全5色 SPF26・PA++ ¥5,060※セット価格、RMKの肌への思いが結実した渾身の逸品。カバーされるのに限りなく素肌に近く、肌悩みがなかったかのように。同 リクイドファンデーション フローレスカバレッジ 全9色 30ml ¥6,050<SPF、PA値は色番ごとに異なる〉

「可愛い色もリアルに使えないと意味がない」気負わず塗れる絶妙色の宝庫

「メークを楽しんでほしい」という思いが詰まったRMKのカラーメーク品は手に取るだけでワクワク。’15年には『リップジェリーグロス』の斬新なブルーが大ヒット。’00年には当時まだ珍しかった目元や頰に使えるマルチカラーを提案したり、同年発売の『リクイドグロス』は連日行列の賑わいとなったことも話題になりました。今年1月には、乾燥感がなくひと塗りでなめらかに発色する新感覚のマットリップが新登場。どのカラーもイエベ・ブルベ問わず自然に馴染み「マットのネガティブな部分が全部なくなった」とマットリップへの苦手意識を克服できたとの声も。ネイルカラーも、塗りやすく乾きやすく、ムラなくキレイに発色すると、世代を問わず幅広いファンが。最新20色のインスピレーションの源泉は、デニム、チョコレート、シャンパンなど日常にある色。YUKI氏の世界観が反映されたカラーなら不慣れだった華やかな色も違和感なく楽しめ、その挑戦が、新たな魅力に気づく契機になるのです。

上から時計回り:クリーミィな塗り心地とパウダリーな仕上がりを両立。唇の質感をぼかしながらモダンな色で包み込み誰でも簡単にシャレ見え。RMK ザ マット リップカラー 05、01 各¥3,850、一度塗りで軽やかに、重ねて塗ればぷっくりとした質感にも。筆の毛量や軸の長さにまでこだわったネイルは仕上がり、色持ち、ケア効果も抜群。同 ネイルラッカー 11、19、04 各¥2,200、唇と一体化するように柔らかくフィット。美しいカラー膜が唇に留まり、潤いで包み込みます。細毛と太毛の混毛チップブラシも秀逸。同 リクイド リップカラー 06、02 各¥4,180

本ページ掲載商品のお問合わせ先はすべてRMK Divisionです。

こちらの記事もおすすめ

2023年『美ST』4月号掲載
撮影/吉田健一 取材/大山真理子 編集/浜野彩希

FEATURE

MAGAZINE

一生元気に!自愛ビューティ

定番の厚塗りから「薄づきなのにキレイ」を常識にしたブランドとは?

2024年6月号

2024年4月17日発売

FOLLOW US

HOT WORDS

PRESENT & EVENT