PEOPLE
季節の変わり目の体調の変化や更年期のホルモンバランスの乱れで、40代50代はメンタルが崩れがち。ご自身も不調と向き合ってきた女優の羽田美智子さんに、プチ鬱解消のアイデアを教えていただきました。
ブラウス¥12,100、スカート¥17,600(ともにステートオブマインド/ゲストリスト)
《Profile》
「特捜9」シリーズをはじめ、テレビやCMに大忙し。休みなく働く中で出てきた不調に向き合い、自然に触れることで悩みとの距離の取り方を見つける。日々の生活に感謝するようになった生き方をまとめた『小さな幸せの見つけ方』(宝島社)著。
30代後半から40代にかけて、休んでいるはずなのに疲れが抜けず、重だるい感覚がありました。致命的だなと思ったのは、画面に映った自分の表情。元気なつもりだったのに、膜を張ったようにどんよりした顔…。これは病気になる一歩手前かもと思い、打開策を調べていくうちに“アーシング”に出合いました。
仕事でもプライベートでも、悩みや苦労がたくさんありましたが、19歳でデビューして35年間、10日以上休んだことはありませんでした。コロナ禍で初めて長期に休むことになり自分の体と向き合ったら、メンタルの不調は体からのサインなんだと気がついて。気力はあっても実は体が悲鳴をあげていたようで、三日三晩寝続けたんです。
その後、観葉植物を購入したり、散歩に出かけたり…。気分が落ち込む前に自然に触れるのが、私のデトックスになっていると思います。
日常ではスマホやパソコン、仕事中はカメラに囲まれ、録音機器を体に仕掛けて電磁波をずっと背負っているような感じ。意識的に抜こうと、裸足で芝生や砂浜を歩くようになりました。海水に浸かるのが一番なので、家では塩風呂にも。
代官山で見つけたチューリップ、収録で行った月居山、収録の合間の休憩に新緑の木。身近なところでも木や土、風、水に触れてアーシングをすることで電磁波をオフ。
神社や仏閣は、木があって自然に触れながら清められる空間。都心でも自分の行動経路の途中にあれば寄るようにしています。昔、お詣り後にオーディションに受かったことがあるので、その時から神社は私のパワースポットです。
ずっと行ってみたい神社があると話していたら、お仕事で行くことになった出雲大社と厳島神社。叶ったことも嬉しかったですし、優美で厳かな雰囲気に心が清められました。
ドラマが決まると数カ月は忙しく、ジムに定期的に通うということができなくて。ラジオ体操は、現場で「やろう!」って声をかけて、みんなでスッキリできるのが楽しいんです。
Tシャツ¥11,000、パンツ¥19,800(ともにグレーコード/ゲストリスト)スニーカー/私物
東大の大学院生と一緒に耕作放置地で玉ねぎを育てています。社会活動と実益を兼ねつつ始めました。土に触れて良い汗をかいてたくさん笑っていると、いつの間にか悩みも忘れています。
代々続いていた「羽田甚商店」の6代目を受け継いで始めたWEBショップ。①アロマは気分が落ちた時にかぐだけでリセットされるようなブレンドに。②お湯を入れるだけで栄養が取れるスープなど、同世代の“冷え”や“骨密度”といったお悩みに合う商品を開発。
2023年『美ST』6月号掲載
撮影/高野友也 ヘア・メーク/小澤実和 スタイリスト/二井里佳子 取材/門脇才知有 編集/増野玲奈
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2024年12月16日(月)23:59まで
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2024年11月16日(土)23:59まで
2024年11月14日(木)23:59まで
2024年11月16日(土)23:59まで