HEALTH

【オオニシ恭子先生のしだれスープ】1週間で体リセット!メディスナルスープで軽やかに動ける体《博子の食卓 免疫アップレシピ②》

博子の食卓2回目は「STAY HOME!」で、自宅でちょこちょこ食べして、食べ過ぎてしまったり、時間が不規則になって、なんとなく体が重く感じられたり、気温の変化で風邪をひきそうなときなどにピッタリのメディスナルスープ。3種の素材が持つパワーでこれ以上悪化させたくない!ときのためのSOSスープです。

食べ過ぎた!風邪ひきそう!困ったときのSOSメディスナルスープ

しだれスープは、「し=しいたけ」「だ=大根」「れ=れんこん」。材料を忘れないためのネーミング

〈1人分〉
【材料】干ししいたけ…1個、大根の輪切り…1個(40g)、れんこんの輪切り…1個(約25g)、塩…小さじ4分の1、醤油…少々、水…4cup
【作り方】①鍋に干ししいたけ、大根、れんこん、水を入れて、しいたけが戻るまで置く。②蓋をして火にかけ25分煮る。③半量くらいになったら、塩と醤油で味を整える。

しいたけは体内の余分な脂肪分やコレステロールを取り除き、熱を下げる働きがあり、大根は消化器系、れんこんは呼吸器系とそれぞれ3つの力を合わせることで、不快な症状を癒すことができる「万能お助けスープ」です。教えてくださったのは、「やまと薬膳」のオオニシ恭子先生。ご自身も20代の頃の体調不良やひどい手荒れが、食生活を見直すきっかけとなり、マクロビオティックや食養医学を学ばれ、1週間の食改善でよくなったそうです。食べ物にも「陰」と「陽」があり、バランスよく摂ることが大事だという”食の方程式”で体のバランスを整えていきます。先生のお教室はいつもナチュラリストたちでいっぱいで大人気!

こんな風に飲んでいます!

改まって食事の時にスープを追加、となるとまたハードルが上がるので、カップで喉が乾いたらコーヒー代わりに、ちょっとひと段落したときに飲んでいます。朝は、お味噌汁や酵素など、決まったルーティーンがあるので、時間ができたときにまとめて作って、ちょこちょこ飲むことにしています。「しだれスープ」は、今週食べすぎて体重が増えちゃった!とか、なんとなくだるくて体調がすぐれないとき、風邪かな? と思ったときなど、わが家のSOSスープとなっています。1週間続ければ、体がすっきりします! スープに使った具は、出汁が出てしまったものなので、お味噌を少しつけて別におかずで食べています。

調味料にこだわる【プチ美ネタ】

メディスナルスープは野菜が主役。野菜の「生きた力」は、皮をむかずに丸ごと食べることで体に取り込むので、無農薬栽培のものがいいですね。そしてスープの味を左右するのが「塩」。オオニシ先生が教えてくださったのは、沖縄の海の塩「ぬちまーす」です。ナトリウムとカリウムをバランスよく含んだものだそうで、過剰摂取になりにくいとか。海水中に含まれるミネラルもすべて結晶化。丸くふくよかな塩味です。塩は体に必要なもので、多すぎても、少なすぎても体調に影響が出るそうです。また、オイルは菜種油を使用。だしは昆布としいたけで!私がいちばん驚いたのは、甘みを加えるときに、砂糖ではなく”デーツ”を使用していたこと!です。優しい甘さで、もちろん体にも◎。衝撃を受けて以来、デザートなどに時々真似しています。

オオニシ恭子先生

料理家30年余、ヨーロッパで日本式食養法を普及してきた食のエキスパート。現在 は奈良、東京を中心に料理教室やイベントを開催。個々の体質や体調に合わ せた食事法の指導も行い、全国へ「やまと薬膳」の普及に奔走する。

この記事を書いたのは…

小澤博子

デスク 小澤博子

美容担当のかたわら、セレSTORY「お取り寄せ」や食べてキレイになる食まわりの企画を担当。40代、50代の体調の変化から食事の大切さを痛感、さまざまなな取材を通じて学ばせていただいたことを自分の食生活にも取り入れています。

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【オオニシ恭子先生のしだれスープ】1週間で体リセット!メディスナルスープで軽やかに動ける体《博子の食卓 免疫アップレシピ②》

2024年5月号

2024年3月15日発売

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