40代からは2年に1度受けるべき!【大腸内視鏡検査】体験レポート

大腸内視鏡検査受けたことがありますか?最新のがん統計で大腸がんは、がんによる死亡者数で2位で、特に女性の場合1位が大腸癌なんです。40歳を過ぎたら2年に1度は受けることをおすすめします。でも、いったいどんな検査?美STライターが体を張って体験しました。

最新の大腸内視鏡検査は痛くない、恥ずかしくない!

40歳を過ぎた頃から便秘と下痢を繰り返すように。もしかしたら大腸がん?という症状もあり、不安が募りながらも、13年前に大腸内視鏡をした時の苦痛が忘れられず検査を避けてきました。今回ついに大腸内視鏡検査を受けることを決意。私、ライターUのクリニック選びは、とにかく痛みのない検査が最優先条件。「大腸内視鏡は地獄のような苦しみと言われていた時代もありましたが、現在では患者さんの負担を減らすために鎮静剤が頻繁に使われるように。当院では完全に眠った状態となる麻酔使用の内視鏡検査により痛みをなくし、恥ずかしさを減らす工夫をしています」と前田先生。やっぱり眠っているあいだに検査してもらえるところを選んでよかった!
便を軟らかくする酸化マグネシウム錠剤は検査3日前から。前日の夜にも、便秘薬の錠剤センノサイドを飲んで、しっかり腸内をキレイにします。

検査の数日前から準備を。前日の食事内容にも気をつける

検査前日の食事は朝昼晩と消化の良いものを食べます。野菜や豆類など繊維質が多いものは腸に残ってしまうため食べられないので注意。
【1週間前】 クリニックで初診。事前検査の血液検査と、腹部エコーは腸閉塞の有無を確認するほか肝臓や膵臓、胆のうなども診てもらえるというメリットも。すべて異常なしで1週間後の内視鏡検査は、下剤を飲むか飲まないか、どちらかを選択するとの説明がありました。初めて知った下剤を飲まない大腸内視鏡検査。これは胃内視鏡と大腸内視鏡を同日に行うもので、胃内視鏡をした後、その内視鏡装置から十二指腸に下剤を注入するという方法。これだと大量の下剤を口から飲まずに済みますが、十分な修練と経験を必要とする高度な内視鏡技術のため、行っている病院はまだ多くないそう。私は下剤(腸管洗浄剤)を自宅に持ち帰り飲む方法を選びました。

【3日前】 朝と晩、便を軟らかくする酸化マグネシウム錠剤1錠を飲む。

【前日】 食事量の制限はないですが、食べていいものとダメなものがはっきり決められていて、確認するのが少し面倒。前日の20時以降から絶食、21時に便秘薬のセンノサイドを飲んで、翌日の下剤服用に備えました。
検査前日のメニューを考えるのが面倒だという人のために朝昼晩の3食セットになった大腸検査食をクリニックで購入できます。

内視鏡検査当日下剤は5時間前から飲む

モビプレップ(腸管洗浄剤)は水2リットルを入れて中の顆粒と混ぜて作ります。飲みやすい味ですが続けて1リットル+水500㎖飲むのは少し苦しさも。
内視鏡の5時間前から自宅で下剤を飲み始めます。180㎖ずつをゆっくり6回に分けて、途中に水も180㎖を3回飲みます。ポカリスエットのような味ではありましたが続けて飲むのは少し頑張りが必要でした。1回目の反応が出たのは4杯目を飲んだ1時間20分後。その後も順調に進み3時間後にやっと便が透明になったので検査時間に合わせてクリニックへ。内視鏡検査中にポリープが見つかった場合切除をするという同意書を提出したら検査着に着替えて内視鏡室に入りベッドに横になります。看護師さんが鎮静剤投与のための点滴の静脈ルートを準備し、血圧や血液酸素濃度の測定器を指先に付けて体勢を横向きにしたタイミングで前田先生が入室。優しくお声がけくださってすぐに鎮静剤を注入、10秒かからず眠りに落ち、目覚めたのはベッドのままリカバリールームに運ばれている最中でした。
術着のお尻部分に切り目が入っていてズボンをずらさず検査できるから恥ずかしくない!
内視鏡検査は10分ほどだったそうで、アッというまのことに思わず「楽々やん!」と心の中でガッツポーズ。検査結果はその後、診察室ですぐにあり「小さいポリープが5〜6個ありましたがすべてがん化の可能性がないタイプなので温存で大丈夫です。Uさんの腸はキレイで素直なタイプだったので診やすかったですよ」と褒めて?いただきました(笑)。「大腸がんは治療可能なステージで、できれば内視鏡治療だけで済むステージで見つかってほしいと思っています。そのためには生涯にわたり2年に1回は内視鏡検査を受けることをお勧めします」。自分に合ったクリニックでの、定期的な腸のメンテナンスの必要性を強く感じました。
PC画面で自分の大腸を見ながら説明を受け、不安は解消しました。

\ここで受けました/

●夙川内視鏡内科まえだクリニック
白を基調とした清潔感あふれるクリニック。内視鏡専門医が常駐し、苦痛の少ない最新の内視鏡検査を提供。
兵庫県西宮市南越木岩町6-7ラポール苦楽園2F ☎0798-56-8480 (診)9:00~18:00土・日9:00~15:00 (休)火
院長 前田晃作先生
早稲田大学教育学部卒業後、慶應義塾大学大学院入学。その後、国立大分大学医学部に進学。国内外20以上の先進的な内視鏡の施設で修練を積み2018年に開院。15,000以上の内視鏡検査実績と信頼できる人柄でも人気。
2020年『美ST』5月号掲載
撮影/小林愛香、楠 聖子 取材/浦崎かおり 編集/佐久間朋子