吉川康雄さんに質問!【40代のまつ毛と眉毛】を美しく変える12のQ&A
まつ毛で大事なのは毛先より根元、眉毛は線じゃなくて影。足すものの見直しを

Q. 40代、メークする目的がわかりません。メークって何のためにするもの?
A. 40代は第二の思春期。新しい自分に出会えるチャンス!
肌も体も変わってくるし、将来を考え始める年代だね。今の自分を見つめてメークも含めて手をかけるかが、これからの大きな差になってくるんじゃないかな。
Q. 普段のメークで目指すべきところは?
A. 何の変哲もないけど、夫ともデートに行けるくらい
完璧を求めた隙のない厚塗りメークでは、生き物としての温かみを感じられなくなるよね。その人が持つ本来の魅力を引き立てる透け感のあるメークが目標。
Q. 普段のメークだとただのすっぴんみたい…。メーク感を出すポイントは?
A. パーツメークだけ!塗った感のある肌は厚化粧に見えます
イキイキとしたツヤのある肌はマスト。ポイントメークは自分の不足している部分を丁寧に補うと考えて。この時もやりすぎはNG。大人は細部の繊細さが大切。
Q. メークで自分の魅力を活かすって、具体的にはどうやるの?
A. 個性よりもまず「人肌の再現」が大事
まずはツヤとハリが感じられる元気な人肌を再現することから始めて。個性的な魅力を発揮させるための土台として、素の自分の美しさを見つけることが重要。
Q. 普段のメークだと目がちんまりしたまま。どうカバーすればよい?
A. まつ毛の根元を強調して

Q. ビューラーは必要ですか?
A. 必要です
Q. アイラインのぼかし方、引く加減がわかりません
A. 埋めるのは まつ毛の根元だけ。ぼかすのもほんの少し!
まつ毛とまつ毛の間を点で埋める描き方なので、元々ライン感が強く出ません。こげ茶のアイシャドウを際に薄く細く重ねれば、自然に馴染むから誰でも簡単。
Q. アイライナー、マスカラ、 選ぶべき色の正解は?
A. 輪郭を取れる黒が正解

Q. 眉色は 何基準で選べばいいの?髪の色? 目の色?
A. 髪色のようになりたい雰囲気で選んでよし

Q. 眉の綺麗な描き方がわかりません。
A. 真ん中の毛だまりから外に向かってぼかすイメージ

Q. 眉を描くツールはどんなものがよいの?
A. ふんわりぼかせるブラシが◎
毛が短くて硬いブラシを使うと縁がくっきりしすぎて不自然になるので、ふんわりぼかすことのできる柔らかいブラシを。
Q. もともと眉がありません。それでも自然に描くには?
A. 線で描かないこと!
眉を線で描くのはNG。ましてアウトラインをとって中を塗る方法はもっての外!柔らかいブラシで少しずつ地肌に濃淡の影をつけ、眉の毛だまり部分が一番濃くなるようにグラデーションで描きます。
撮影/寺田茉布〈LOVABLE〉(人物)、 五十嵐 洋(静物) モデル/美香 メーク/吉川康雄 ヘア/TAKESHI 〈SEPT〉 スタイリスト/菊地ゆか イラスト/ホンダシンイチ 取材/奥原京子 編集/浜野彩希