免疫力アップ!40代が摂るべき【ビフィズス菌】の効果的な摂り方
ヘルス&フード
2020年9月28日
免疫を司る腸。腸内環境には乳酸菌とビフィズス菌が大事とは浸透しているけれど、違いを説明できる人は少ないよう。 違いを理解して賢く摂りましょう!
40代が意識するべきは【ビフィズス菌】!他の食材から摂れないからヨーグルト選びはビフィズス菌入りのものを優先に
乳酸菌とビフィズス菌は働きも存在場所も異なります
ともに善玉菌の代表ですが、乳酸菌は小腸に棲み、ビフィズス菌は大腸に棲んでいます。よく聞く腸内フローラ(腸内細菌叢)は大腸にあるんです。現在、生活習慣と食生活の乱れから大腸の劣化が進み大腸の病気が増えています。大腸の善玉菌を増やすために腸まで届くビフィズス菌とエサとなる水溶性食物繊維の摂取が大事です。
40代から体内のビフィズス菌が減少します

新生児の腸内細菌は95%以上がビフィズス菌ですが、加齢とともに減少。偏食や運動不足、ストレスなどで減少は早まり逆に悪玉菌が増殖します。出典/松井輝明『大腸活のすすめ』(朝日新聞出版)光岡知足、食品衛生学雑誌36:583-587、1995より
《ポイント1》ビフィズス菌は重要な役割を担っている
ビフィズス菌は水溶性食物繊維などをエサに乳酸や短鎖脂肪酸の酢酸等を産生。腸内を弱酸性にし、悪玉菌の増殖を防ぐなど、腸内環境を整えます。
《ポイント2》腸内フローラの状態を日々チェックすること
腸内フローラの状態は「便の臭い」でわかります。腐敗臭がするなら悪玉菌が優勢です。ビフィズス菌を摂って善玉菌優位な腸内環境にしましょう。
《ポイント3》自分の大腸に棲んでいる菌と合うビフィズス菌を選ぶ
数あるヨーグルトの中から自分の菌と相性のいい菌種が入った物を食べることが大切。同じヨーグルトを10日以上食べ続け、体の変化を確認して。
《ポイント4》朝食はヨーグルトだけはNG。朝は最も胃酸分泌が強いから
ビフィズス菌は胃酸に弱いので空腹時はNG。腸活効果を高めるために夕食後、胃酸や胆汁の分泌が落ち着く、寝る2時間前に毎日食べて。
2020年『美ST』10月号掲載
撮影/奥山栄樹、中林 香、五十嵐 洋 取材/浦崎かおり、金子美智子、西岡直美 編集/佐久間朋子
撮影/奥山栄樹、中林 香、五十嵐 洋 取材/浦崎かおり、金子美智子、西岡直美 編集/佐久間朋子
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