韓国で長く愛される【栄光の名品コスメ】を知ってる?《韓国ビューティ》

移り変わりの激しい韓国で、歳月が流れるにつれ価値が深まり、今でも愛されるビューティアイテムを、今年創刊32周年を迎えた韓国女性月刊誌「Woman Sense」が選びました。各ブランドを代表するのはもちろん、ブランドのヒストリーをそっくりそのまま体現している【韓国女性たちの最愛コスメ】を紹介します。
ソウル文化社「Woman Sense」2020年8月号

#1997年発売 #23年間ベストセラー【雪花秀(ソルファス)】ユンジョエッセンス

1997年、洗顔後最初の段階で塗る韓方ブースティングエッセンスとして発売以降23年間、国内外でベストセラーとして位置づけられた「ユンジョエッセンス」。
10秒ごとに1本売れる雪花秀(ソルファス)のグローバルベストセラーであり、製品を10回以上リピートした顧客だけでも40万人を超えた。この第5世代は、アンチエイジングに対する特別な視点と皮膚科学のノウハウを集大成した核心原料、ジャウムアクティベーター™(数種のハーブを組み合わせてバイオ発酵させた成分)で、より健康で艶のある肌へと導く。90㎖ 13万ウォン台
キム・ミスさん(美STに寄稿中のソウル在住・化粧品会社ブランドマネージャー)

「流行によって変化するメークアップとは違い、スキンケアは発売当初に市場を先取りするとその後似たような製品が出ても亜流にすぎず、第1号の製品をずっと使う忠誠心が生まれます。その代表的な例は雪花秀の【ユンジョエッセンス】。これが出る前まで韓国には〝ファーストエッセンス〟という概念がなく、初めてブースターという役割に対して理解が生まれました。トナーよりリッチなエッセンスを洗顔後すぐ塗った後は、しっとりして艶やかになると口コミで広がり、必要性を認知され、今だにこの製品は抜きんでた存在と考えられています」

#2015年発売 #最長研究 【ドンインビ】自生原液エッセンス

紅参の価値を職人精神で守り続けてきた「正官庄」が、1899年、高級コスメブランド「ドンインビ」をスタート。
たゆまぬ研究と実験をベースに紅参が持つ力を肌に伝え、肌の老化改善に効果的なエッセンスを誕生させたのが、現在の「自生原液(チャセンウォネク)エッセンス」。外部の有害環境に晒され敏感になった肌に、栄養が凝縮された紅参原液テクスチャーが素早く吸収され、キメの整った肌はもちろん、生き生きと輝く肌が叶う。60㎖ 12万ウォン

#2017年発売 #15年研究 【アモーレパシフィック】タイム レスポンス スキン リザーブ クリーム

「アジアで見つけたアジア・ボタニカルの神秘的な力を、創造的な職人技と最高の先端技術で製品にする」というアモーレパシフィックの最上級ラインが、「タイム レスポンス」。
済州島のトルソンイ茶畑の初物緑茶とAbsolu Tea™成分で肌の保湿と弾性を守ってくれるのが、ブランドの代表であるこのシグネチャークリーム。15年の研究の末、誕生した究極のアンチエイジングクリームで肌の中から潤い、シワが減り弾力のある肌に仕上げてくれる。50㎖ 33万ウォン
キム・ミスさん

「アモーレパシフィックの【タイム レスポンス】ラインは発売時、成分の大部分を占める精製水ではなく緑茶エキスを使用したことで、化粧品に入れるのは一般的な水ではいけないという認識を植え付けた最初の化粧品でした。私もそれ以降、化粧品を購入する時は竹のエキス、海洋深層水、海藻エキス、純粋自然由来植物エキスなど、どんな水を使っているのかを見るようになりました。パッケージから効能効果まで、その価格を容認できるほど魅力的な成分と技術を持ち、し烈に変化する韓国化粧品市場において成功神話を作り、今も王座を守っています」

#2006年発売 #ベストセラー【ヘラ】セル エッセンス バイオーム プラス

マイクロバイオームの研究により導き出したプロ&プレバイオティクス成分の強化で、肌バリアのバランスを整え、水分と栄養を満たす、機能性ファーストエッセンス。
細胞単位の研究にまい進してきたヘラは、外部環境から肌を保護し、肌の自生力を育てることで注目を浴びている、プロバイオティクスとプレバイオティクス成分をスキンケアに組み合わせた先駆者といっても過言ではない。4週間使用した後は光り輝く肌に出合えるヘラのベストセラー。150㎖ 6万5千ウォン台
ソウル文化社「Woman Sense」2020年8月号

#2004年発売 #16年間ベストセラー 【スキンフード】ブラックシュガー マスク ウォッシュ オフ

米やフルーツ、野菜など食べて体にいい食べ物をお肌にも! という思いから生まれたブランド。1957年から研究を続け、最新トレンドと新技術を導入して化粧品の開発を続けている。
この製品は、「食べないでね。肌に譲ってあげてください」という流行語を誕生させたスキンフードのシグネチャーアイテム。16年間ずっとベストセラーアイテムの地位を守ってきたスクラブの代表で、ミネラルが豊富な黒砂糖の角質改善効果に優れ、滑らかで艶のある肌を作ってくれる。100ℊ 1万ウォン

#1993年発売 #27年ノウハウクレンジング 【チャームゾーン】ジンコ オール ニュー クレンジング ティッシュ

1993年、丸い筒に入れ一枚ずつ取り出して使った第1世代を始まりとし、27年間積み重ねたクレンジング技術力を集約した2020年版「オール ニュー クレンジング ティッシュ」。累積販売量が12億5千万枚ほどで、地球を6周回っても余る分量とは、まさに国民クレンジング ティッシュ。
1枚でサンクリーム、微細な埃、ウォータープルーフメークまで、全て拭き取れるのはもちろん、前後が違う2ステップシートで角質ケアまでできるクレンジングとスキンケア機能を兼ね備えたスマートなクレンジング ティッシュ。50枚 価格未定。

#1997年発売 #50年間ベストセラー 【ベネフィット】ベネティント

1970年代、あるダンサーの美容の悩みを解決するために作られたアイテム。1977年初めて披露された「ローズティント」を皮切りに、1988年「ベネティント」に商品名とデザインを一新し、現在に至るまでベストセラーでありブランドの代表アイテムとして脚光を浴びている。
この水のような液が唇はもちろん頰にも自然なバラ色に発色して、持続力も高い。韓国ブランドではないが、K-POPの人気アイドルを広告に起用し、完全に定着している人気ブランド。6㎖ 2万7千ウォン台

#2009年発売 #1分間に1.3個販売 【シャンテカイユ】ジャスト スキン

東洋の伝統的な生薬学と最新バイオテクノロジーを融合させたスキンケア、ラグジュアリーかつユニークなデザイン、絶妙なカラーと質感を持つメークアイテムが、世界中のセレブに愛されているNY発ブランド。
発売以後、1分間に1.3個売れたシャンテカイユのベストセラーとして長い間変わらず愛されてきたのは、豊かな潤い感のティンテッド モイスチャライザー。軽くてさわやかなテクスチャーでベルベットのような柔らかな肌のキメに整え、透明なカバー力を持つナチュラルなメークアップベースとして最適だ。50ℊ 11万ウォン
韓国コスメだけでなく海外ブランドも含んでいるのが興味深いところ。紹介した製品の他に、
・エスティ ローダーの「アドバンス ナイト リペア」(#1982年発売 #初ヒアルロン酸成分)、
・クラランスの「ダブル セーラム」(#1985年発売 #第8世代)
・SK-Ⅱの「フェイシャル トリートメント エッセンス」(#1980年発売 #初のエッセンスタイプトナー)
・シュウ ウエムラの「ポアフィニッシュ クレンジング オイル」(#2014年発売 #クレンジングオイルの始まり)、
・ディオールの「ジャドール オードゥ パルファン」(#1999年発売 #ファッションハウスパヒューム)
も掲載されています。※商品名と記載は『WOMAN SENSE』に準じています

買えるショップはこちら

「新世界百貨店 本店」
ソウル特別市中区退渓路 77。地下鉄4号線・会賢駅7番出口から徒歩1分。
※雪花秀、ヘラ、アモーレパシフィック、ベネフィットの売場は1階。シャンテカイユは新世界免税店10階にあります。
「ドンインビ LOUNGE1899 テヘラン路本店」
ソウル特別市江南区テヘラン路437。地下鉄2号線・三成駅5番出口から徒歩10分。
「SKINFOOD 明洞店」
ソウル特別市中区明洞8キル9。地下鉄4号線・明洞駅6番出口から徒歩7分。
「オリーブヤング 明洞中央店」
ソウル特別市中区明洞キル26、ユネスコ会館1F。地下鉄4号線・明洞駅6番出口から徒歩5分。
※チャームゾーン/ジンコ オール ニュー クレンジング ティッシュが購入可。
ソウル文化社「Woman Sense」2020年8月号
30年の歴史を持つ韓国の女性月刊誌。20~50代の幅広い読者層を持ち、韓国のヘアサロン、エステサロン、病院のどこの待合室に必ずあると言われる存在。
〈エディター:ソン・ジョンウン 写真:パク・チュンヨル スタイリング:パク・ジュヨン〉
©WOMAN SENSE, ALL RIGHTS RESERVED.

翻訳/ETSUKO UEHARA 韓国取材/東山サリー 編集/石原晶子 
※美ST2020年11月号掲載記事に加筆