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2年半ぶりの熱い再会❤ 「東方神起」ライブレポート<前編>

東方神起が約2年半ぶりとなる、全国5大ドームツアー、LIVE TOUR 2017~Begin Again~を11月11日札幌公演を皮切りに全17公演を開催。12月に行われた東京公演に参戦! ライブの模様を完全レポートします。

 

まず東方神起の名前は聞いたことがあるけど、詳しくは知らないって方のために。
2004年韓国で2005年に日本でデビュー。ユンホとチャンミンのデュオ。2013年には5大ドームツアーと海外アーティスト史上初となる日産スタジアム(動員数は2日間で14万人!)でのコンサートを成功させた。2015年4月東京ドーム公演を最後に本国での兵役義務のため活動を休止。2017年8月約2年の兵役を終え、活動を再開。日本のファンクラブは「Bigeast(ビギスト)」、芸能界でもファンを公言している人が多く、周りに必ず一人は東方神起ファンがいるのではと思うほど、絶大な人気。10月25日に発売された復帰記念アルバム「FINE COLLECTION~Begin Again~」はオリコン週間ランキングで初登場1位。アルバム通算6作目の1位は海外男性アーティスト部門では歴代単独1位。何もかもが桁外れの超人気アーティスト。

 

12月21日東京ドーム公演2日目、これだけ女性が集まるのかというぐらい、東京ドームの周りにはファンが溢れ返り、これから始まるライブの期待感でワクワクしているのが表情からも伺えて、こんなに女性を笑顔にする東方神起って本当にすごい存在です。

 

5万人ものファンで埋め尽くされた会場は“レッドオーシャン”に

 

 

 

オープニングから息をのむようなダンスパフォーマンス

 

午後6時、オープニング映像が流れると会場は一瞬にしてファンの持つペンライトで真っ赤になり、静まり返った。ゆらゆら揺らぐ赤い光の数々はまるで赤い海。これがレッドオーシャンの由来です。スクリーンに浮かび上がるユンホとチャンミンのシルエットに会場はどよめき、白い枠を蹴破って登場。
赤いジャンプスーツに黒のサッシュベルト、金の刺繍がゴージャスなジャケットと、王子というより王の風格を携えての堂々たる登場に割れんばかりの歓声が沸き起こり、会場も一気にヒートアップ。
再始動第一弾のシングル「Reboot」は東方神起の真骨頂とも言えるダンスパフォーマンスが魅力の楽曲。しょっぱなからアクセル全開なパフォーマンスに引き込まれます。
続く「ANDROID」ではダンサーを従え、キレキレなダンスを披露。2年半のブランクを全く感じさせないのはさすが!
「Humanoids」も同じくダンスチューンで「TVXQ!」の掛け声が響き、ユンホが「Are you ready?」と叫ぶとファンも煽られ応える。ステージが回転し、広いドームを埋め尽くしたファンのために所狭しと繰り広げられるパフォーマンスにもう目が釘付けに。

 

再始動1曲目は新曲Rebootで一気にヒートアップ

 

 

 

バラードにダンスに魅せられファンはメロメロに

 

「こんばんはー! 東方神起です! この瞬間を楽しみにしていました。今日は素敵な思い出を作りたいと思います!」とチャンミン衣装チェンジの合間にユノがコメント。続いてチャンミンが「みなさん、パワーが衰えてないですね。12月の一番熱い日にしたいと思います!」と言うと着替えの済んだユノが「どーもどーもどーも」と愛嬌たっぷりに登場。先ほどの男っぽく迫力あるダンスをしていた同一人物とは思えない可愛さ。そんなギャップが女性を虜にするのでしょう。

 

「One More Thing」はミディアムバラード。優しく穏やかな笑顔を客席に振りまきながら、大切な君が幸せになる、それこそが僕の幸せだからと歌い、チャンミンは時にファンを指さし微笑みかける。チャンミンのバンビのような瞳で見つめられたらノックアウトでしょう。
最後に人差し指を立て、ゆっくり頭上まで上げて見つめる先には何が、そしてどんな想いがあるのでしょうか。それはきっと戻ってきたこの場への想いのような気がしました。
「Superstar」はチャンミンのハイトーンボイスが魅力のダンスナンバー。ユンホは見切れ席(ステージサイドでメインステージが見れない席だが、この日はそれをも開放するほど満員御礼)のファンのためにステージ端まで行って、ファンサービス。誰も取り残されないよう気遣っているのが嬉しい。「みんな大好き!」の声にファンのハートは鷲掴みにされ、キャー!と会場が沸き、さらに熱気を帯びてきました。
バラード曲「Chandelier」の「そう新しく帰る場所を僕は見つけた、遠くにいてももう迷わないだろう」という歌詞にグッときたのか後ろの女性が涙ぐんでました。ダンスのないバラードも優しく歌い上げ、しっとり聴かせてくれます。

 

立て続けに披露されるダンスヒットナンバー

 

 

 

ドーム内を縦横無尽に動き回る東方神起に目が釘付け

 

映像が終わると今度は黒の革ジャンに白パンツの衣装に替わった二人が登場。インナーが黒のシースルーでなんともセクシー。
「B.U.T(BE-AU-TY)」では途中ワイヤーアクションで宙を舞いサブステへ移動。後のMCではハーネスによる男性ならではの悩みの話も。そんな話もいやらしくなくできるのが2人のチャーム。
「Spinning」では巨大なプロペラのようなステージが180度ぐるっと回転。カメラに向かってニヤリと微笑むチャンミンのアップがスクリーンに映し出され、会場にキャーと悲鳴が響き渡ります。乙女心わかってます。
「Survivor」は後方のサブステージがせり上がり、ダンサーとの群舞が素晴らしい。これこそ東方神起の魅力の一つ。手でハートを作るユンホに何人の女性のハートが撃ち抜かれたのか統計をとってみたいですね。
「One and Only One」は温かみのあるバラード曲。サブステージが移動しファンのより近くに。2階席にも手を振りファンサービスを忘れない二人。大きく波打つ、赤いペンライトのレッドオーシャンが美しく、まさに会場が一体となっていました。

 

星のように輝きながら魅惑のバラードを熱唱

 

 

 

 この後、ますますヒートアップするのですが、本日はここまで!
後編へ続きます。次回は、1月23日12:00にアップします!

 

 

取材・文/渡辺美香

 

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