SKINCARE
皮膚科学の進化とともに、スキンケアも刻々と更新されています。〝肌はこするな!〟という世間の常識を根底から覆す研究成果など、目からウロコの最新情報がズラリ。美容知識を刷新して、さらなる美の高みを目指しましょう。
「『額のシワと動脈硬化などの心血管系の病気で死亡するリスクの関連』などの海外の研究から、額のシワの深さと血管の老化度合いは比例する可能性も。血管の老化にも関わる、慢性炎症の原因のひとつが口内の汚れ」(教えてくれたのは……今泉スキンクリニック 藤巻あいら先生)オーラルケアを行い血管老化を防いで、毎日できるアンチエイジング習慣に。
《血管老化が額のシワに影響!》
フランスのレポートでは額のシワの数や深さと心血管系の病気で死亡するリスクの関連性を検証。参考:Wrinkles and risk of death(total and cardiovascular mortality)in a middle-aged working population
資生堂は、肌に適度な圧力を加えると、肌内部に貯蔵されている幹細胞の増殖が促されてコラーゲンが産生されることを発見。さらに真皮が再生されて、肌の弾力の向上や見た目の改善に繋がることが判明しました。
なめらかなクリームとローラーの組合わせは、手も汚れず肌へも摩擦レス。コラーゲンの産生を促す程よい圧が心地よいコスメ。左:専用のマッサージツール付き。シスレイヤ インテグラル クレーム コントゥール デ ユー¥19,000(シスレー)、右:エリクシール アドバンスド エステティックエッセンス¥5,500[編集部調べ](エリクシール)
《圧力によるコラーゲンの増加》
培養した皮膚で新生されたコラーゲンを観察。cの画像「圧力を加える前の皮膚」では、新たに生み出されたコラーゲンはごくわずか。対してdの画像「一定の圧力を加えて培養した皮膚」では、新たに生み出されたコラーゲンが顕著に確認される。(資生堂提供)
ポーラ化成工業の研究で、体重当たりの筋肉量が多いほどシミやシワが少なく肌状態が良いことが判明。ストレッチや体幹トレーニングを取り入れ、まずは運動習慣を。ストレス緩和や自己肯定感アップの効果も期待できます。
《体操の習慣化によりシミもシワも減少》
運動習慣のない35~39歳の11名が、体幹を刺激する体操を実施した結果、8週間後にシミとシワが有意に減少。体操による筋肉への刺激で、シミやシワに関わるマイオカインの分泌が促進され、皮膚に作用した可能性があります。(ポーラ化成工業 研究所提供)
肌のたるみや毛穴の開きは、角栓蓄積やコラーゲン減少が原因とされていました。しかし、新たに「立毛筋の筋力低下」も一因であると富士フイルムが解明。たるみ毛穴が気になるなら、立毛筋を引き締めるケアも始めて。
パチパチと弾けてジェルに変化する〝スパルタ泡〟と胡椒由来成分が立毛筋をケア。アスタリフト スパークル タイト セラム50g¥4,000(富士フイルム)
《肌のハリは立毛筋が鍵》
加齢によって、筋力低下の原因であるストレスファイバーが立毛筋に蓄積することが判明。機能低下した立毛筋は収縮せず、毛穴が開いた状態に。また立毛筋の緩みと同時に、真皮の組織全体が緩んだ状態になり、肌のたるみとなって現れます。(富士フイルム提供)
2021年『美ST』1月号掲載
撮影/向山裕信〈vale.〉(人物)、久々江 満(静物) モデル/神戸蘭子 ヘア・メーク/田中宏典〈LA DONNA〉 スタイリスト/鳥山悦代〈One 8 tokyo〉 取材/奥原京子、吉田瑞穂 編集/浜野彩希
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2025年11月16日(日)23:59まで
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