【免疫力アップ効果も】紫外線=悪とも限らない!? 太陽光との付き合い方を見直そう

風邪や感染症対策に免疫を上げることは重要なポイント。太陽の光を体で浴びるとビタミンDが生成されて免疫力アップにつながります。そう、太陽光は完全悪ではないんです!今様々なコスメが出ているから、うまく太陽と付き合っていくことも大切ですよ。

1:紫外線を浴びる前にビタミンC・Eを塗ると予防になる

「朝ビタミンCとEを配合したコスメを塗ると、紫外線による細胞ダメージが低減します」(教えてくれたのは……今泉スキンクリニック 藤巻あいら先生)「酸化ストレスを防ぐことでコラーゲンの変性から守ってくれる効果が」(教えてくれたのは……銀座ケイスキンクリニック 院長慶田朋子先生)

左:25%という高濃度のピュアビタミンCとビタミンEのW効果でエイジングサインに強力にアプローチ。オバジC25セラム ネオ¥10,000(ロート製薬)右:トリプルビタミンA・ C・ Eを配合。アンフィネスホワイト ターンホワイト チャージャー〈医薬部外品〉2㎖×14本¥8,000(アルビオン)
《CとEの相乗的な抗酸化作用》
ビタミンEラジカルがフリーラジカルを完全に消去。ビタミンCは、抗酸化剤として働いたビタミンEを再生するので、ビタミンEとCは相乗的な抗酸化作用をもたらす。参考:SCCJ日本化粧品技術者会・抗酸化剤の項目

2:紫外線の完全シャットアウトはビタミンD不足の原因に

「骨を丈夫にして免疫力をアップさせると注目を集めているビタミンD。日光を完全に避けている方や日焼け止めをこまめに全身塗り直す方は、食品やサプリメントで補うのも良いでしょう」(教えてくれたのは……今泉スキンクリニック 藤巻あいら先生)

紫外線から肌を守りながらビタミンDが生成できる広域スペクトル対応の日焼け止めクリーム。SPF50ソーラーD エブリデイ・アクティブ¥2,700(アンブロシア)
《紫外線を浴びるのは短時間で十分》
紫外線を浴びると体内で合成されるビタミンDですが、日焼け止めは汗や摩擦で効果が薄れるので、外出時に手足に受ける紫外線量で十分。参考:Natural moisturizing factors(NMF) in the stratum corneum( SC).Ⅱ. Regeneration of NMF over time after soaking( Marisa Robinson et al. J Cosmet Sci. Jan-Feb 2010.)

3:ブルーライトは肌にも悪影響を及ぼす

資生堂が、太陽光にも含まれる強度の高いブルーライトによって肌が酸化ストレスを受けることを発見。目のためだけではなく、肌のためにもブルーライトカットは必要だと言えます。

左から:あらゆる波長の光から肌を守ります。SPF50+・PA+++。ディオール プレステージ ホワイト ル プロテクター UV シアーグロー¥12,500(パルファン・クリスチャン・ディオール)、肌に優しい設計ながら、ブルーライトから環境ストレスまで強力に防御。UVミルク センシティブSPF50+・PA++++¥2,800(アユーラ)、ブルーライトを含むUVダメージなどから肌を守る美肌補正BB。SPF50+・PA+++。dプログラムアレルバリア エッセンス BB N ミディアム¥2,600※2021年1月21日発売(資生堂インターナショナル)
《酸化ストレスの増加が判明》
資生堂の測定によると、酸化ストレスに伴い増加する微弱な光・バイオフォトンが、ブルーライトを照射したときにより発せられているのが明らか。ブルーライトカット効果のある処方を塗布すると、無塗布と比較して強度が低下していることを確認できます。(資生堂提供)

4:太陽光の中に、肌を育ててくれる光があった

B.Aリサーチセンターは、老化を引き起こすとされていた太陽光の中に、肌に良い影響を与える光=「赤色光」が存在することに着目。紫外線・近赤外線から肌を守りつつ、赤色光を「選択して」取り込む日焼け止めも開発されています。

特殊コーティング粉体によって近赤外線から肌を守り、赤色光は透過。B.A ライト セレクターSPF50+・PA++++ ¥11,000(ポーラ)
《取り込むべきは赤色光》
肌にダメージを与えるものというイメージのあった太陽光ですが、肌に良い影響を与える光「赤色光」の存在に着目。可視光の中でも、波長の長い620~660nmの光です。さらに皮下にも良い影響を与えることがわかっています。(ポーラ化成工業 研究所提供)
2021年『美ST』1月号掲載
撮影/久々江 満(静物) 取材/奥原京子、吉田瑞穂 編集/浜野彩希