【第9回】“目の下のクマ”にTHREEのコンシーラー

「疲れてる?」と言われる一番の原因は、目の下のクマではないでしょうか。スキンケアで効果が感じられない時は、コンシーラーに頼りたい! でも情報の8割が目から入ってくる今、その細かい動きに対応してきっちりと、しかし自然にカバーするのは、至難の業なのです。それをクリアし、絶妙な肌との一体感を叶えてくれるコンシーラーは、独特なアイゾーンの捉え方から生まれました。

 

 

今週の悩み:目の下のクマ


コンシーラーなら、
THREEの「ラディアントワンドインヴィジブル」

 

 

THREE ラディアントワンドインヴィジブル 全3色(右から、01、02、03) 各¥3,800(THREE) 2017年発売。

 

 

複雑なトラブルを抱える目元に負担を与えず、見た目印象を左右するアイゾーンをハイカバーで自然に仕上げる

 

 目の下のクマは20代の頃から悩みでした。最近はげっそり感もプラスされ、疲れている印象に拍車をかけています。スキンケアも大事ですが、私の感覚では目元ケアは地道に続けないと効果がないものなので、今日はメークでてっとり早く隠したい! と思うことがしばしばです。そんな時に手が伸びるのはコンシーラー。でも目の下につけるコンシーラーはチョイスが難しい。目の下は、皮膚が薄い、乾燥するのでうまくのらない、動くので長持ちしない、など難問がいっぱいです。筆ペンタイプのコンシーラーも多く試してみましたが、ハイライト効果はあるものの、ぴったりとはまる感じではありませんでした。

 そんな時に手に取ったTHREE(以下、スリー)の「ラディアントワンドインヴィジブル」、一見オーソドックスなスティックタイプ、これがとても良かったんですよね。

 コンシーラーの構成要素は3つあります。パウダー、オイル、ワックス。どんなパウダーと、どんなオイルを、どんなワックスで、どう固めるか、それが大部分のコンシーラーの基本と言えます。「ラディアントワンドインヴィジブル」のパウダーは、〈ソフトバルーンパウダー〉。これは2種の球体パウダー(滑らかに転がるエコサート認証を受けたパウダー&光を乱反射させるパウダー)で、どちらもソフトフォーカス効果があります。さらに、〈シルキーフィットパウダー〉という六角状の板状粉体でフィット効果を高めています。オイルは植物由来の2種類、体積の3倍の水を抱えられるほどの抱水性の高いオイルと、セラミドと同じ構造を持つオイルを配合した〈ラディアントオイル〉です。最後にワックスですが、植物由来の密着性オイルとワックスを組み合わせた〈スムースフィックスワックス〉。その他にアルガンオイル、ティーシードオイルなど6種の植物オイルと油脂を配合し、天然由来成分は81%。

 私が考えるクマ隠しコンシーラーのチェックポイントは、
1:ハイカバー 
2:自然な仕上がり(厚ぼったくならない)
3:乾燥しない 
4:のりやすい&だれない(的確な硬さ) 
5:長持ち

 前述のとおり、「ラディアントワンドインヴィジブル」はそれぞれの構成要素が組み合わさり、その5つに見事に対応しています。そして、優秀な成分もさることながら、どんなバランスで組み合わせるか、その黄金比を見つけ出したことが、また重要なのです。

 化粧品はやみくもに作るのではなく、目標とする仕上がりに向かって作られます。スリーの場合、はじめの一歩になるのは、「グローバル クリエイティブ ディレクター」であり、現在NY在住で、世界のモード誌において一流クリエイターとともにメークアップアーティストとして活躍しているRIE OMOTOさん。彼女はこのコンシーラーを作る時に「肌のあらに入り込まない」「隠しているのに逆に目立たない」「乾燥を感じさせない」ことを基本にしたいと、また「ヨギーニのようにしなやかに動く。肌と一体化する」という言葉も伝えました。そこに向かって研究員はじめ関わるスタッフ全員が切磋琢磨して取り組み、ディレクターの発想と感性、豊かな知識と、各スタッフの力が合わさって、新しい価値を備えたものが完成したのです。

 スリーは独自の価値観を持つブランドです。アイケアの基本も目のまわりから健康になること。常に緊張して硬直している目元を温め、緩めてケアしていき、ハリと明るさに満ちた目元を取り戻します。そして、アイゾーンを一般より広く捉え、「印象ケア」の中心と考えています。ファンデーションをはじめベースメークは、その人自身の肌を生かした仕上がりを目指しているため、トラブルが現れやすい目元はきちっとカバーする。そして、同じ効果があるならば自然由来成分を選択し、肌の負担になる要素は極力避ける。メーク製品でもできるかぎり自然由来成分の数字を出すこと、積極的にエコサート認証を得た原料を使うことなど、コンシーラーのようなディテールアイテムにまで、スリーの精神が一貫して体現されていることが、とても魅力的です。

 

 

\使い切ってます♡/

 

クマの部分にスティックでそのままでつけますが、驚くほど滑らかに動くので、刺激がなく、目元にコンシーラーをつけた時にありがちなつっぱる感覚なし。ピタッと密着して、きれいに隠れているのに「カバーしました」感もなく、長時間たってもヨレたり崩れたりしないのが、とても優秀。カバーしたいところ全部に塗って境い目を伸ばし、パウダーで押さえてもOKです。私は01を使用。迷ったらワントーン明るめの色を選ぶと失敗しません。使う量にもよりますが、ほぼ毎日使って1年ほどもちました。

 

 

27年間ビューティ担当 ・ 編集 I

 

 

 

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目の下のクマはどうして出るのか?

 

目まわりの皮膚は他の肌の4分の1ほどしかないため、クマの主な原因である鬱血が透けて見え、寝不足の場合は覚醒作用のあるコルチゾールの分泌が活発になり、血管を膨張させて目立たせてしまうことがある。また、目のまわりをドーナツ状に取り囲む眼輪筋の衰えがたるみを引き起こし、側頭にある咀嚼筋へのストレスが筋肉を凝り固まらせることで、血行やリンパを停滞させる。加齢による代謝の衰え、紫外線による色素沈着も原因となるなど、目元のトラブルの原因は複雑に絡み合っている。

 

 

 

 

2019年『美ST』2月号掲載
撮影/河野 望 文・編集/石原晶子