MAKE UP
50代になったら今までのメークがしっくりこない……何か変えなくちゃと思うけれどどうすれば?私たちのメークの神様、藤原美智子さんは即答!すべきはズバリ「ライン」の見直しでした。
奇跡の40歳として美ST創刊時から誌面を飾り日本の他アジアでも有名になった水谷雅子さんも昨年50歳に。独自の美容術を集約した『水谷雅子 Beauty Book~50の私~』を発売。
「丁寧な手間を加えることでこんなに涼しげで知的な雰囲気も出せるのかと開眼。案外眉は濃くていいんですね。ラインが整い写真うつりも良くなった気がします」
歳を重ねるほど美的な個人差は大きくなり今も努力している人は若く見えます。それは世間一般の「50代女性」の概念が覆るほど。50代は衰えを補うメーク術が大切で、眉が薄くなり輪郭がぼやけ、唇やまぶたが痩せるというような衰えた立体感にアプローチすることで効果を発揮します。そのためには眉、アイライン、リップの3つのラインを制すること。知性と清潔感がありながら可愛らしさと色っぽさも宿るオーラをまとった顔に。手間がかかっても丁寧に仕込むことです。ラインが整うと「もっと近寄りたい」と思わせる接近戦に強い女性になれますよ。
美のトップランナーといえばの存在。STORY3月号連載「更年期」のクスリでは自身の体験とバレエ姿を披露中。
発色のいいリキッドアイライナーの黒~ダークブラウンを使用。目の外側は少しはみ出す程度まで伸ばし、まつ毛の隙間の中にも筆を入れて丁寧に。乾かないうちに綿棒で全体をぼかすことで、洗練された女らしさが出て自然に目が大きく見えるように。ラインを引きっぱなしでは「アイラインです」という線ばかりが主張し目は大きく見えません。キッカ リキッドアイライナーW 02¥4,500(カネボウ化粧品)
サッとぼかすひと手間で優しく溶け込む線になります。
まばらになった地眉に明るいパウダーではメークの効果が出ません。まず眉毛そのものの色に合わせて、ダークグレーやブラウンのペンシル・パウダーで描くことが重要。眉毛の色を変えたい時は、その後に眉マスカラで。
左から、ヴィセ リシェ カラーリング アイブロウパウダー BR-3 ¥1,200(編集部調べ)(コーセー)、MICHIKO.LIFE エッセンスブロウペンシル ナチュラルグレイ¥4,000(エクロール)
まずは眉の地肌の色を丁寧に整えて毛を底上げ。
リップは1本で仕上げがちですが、唇が薄くなる50代はリップライナーをぜひ投入して。塗りたい口紅の色より少し影色になるラインをやや太めに入れ、口紅を重ね塗ります。どんなに淡い色のリップでもこのひと手間でぷっくり立体感が出て、ただ口紅だけを塗るより上品な色気が口元に宿ります。
左から、コンスピキュアス リップライナー01¥3,800、同リップス 04¥4,500(ともにアンプリチュード)
口紅より少し影色で太めにしっかり補整します。
①口紅より少し影色で太めにしっかり補整します。②ラインからはみ出ないよう丁寧に重ねて。
2019年『美ST』4月号掲載
撮影/石倉和夫 ヘア・メーク/藤原美智子〈LA DONNA〉 スタイリスト/菊地ゆか 取材/金子美智子 編集/矢實佑理
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