簡単、何にでも合う、ワタナベマキさんの魔法の調味料「醤(ジャン)」でキレイになる!

何かと慌ただしい春。料理に時間をかけられない日もありますが、肉や魚、野菜にかけるだけ、あえるだけで料理が完成する、薬味のようなソースのような魔法の調味料「醤」があれば大丈夫!人気料理家のワタナベマキさんに教わりました。

 

 

「醤」とは「おかずの素」。好みの食材と合わせるだけであっという間に自慢の一品が出来上がります

 

「醤というと、豆板醤やコチュジャンといった中国、韓国料理の調味料をイメージされるかもしれませんが、私が作る醤は、和洋中エスニックといろいろな味があり、薬味、ソース、たれの役割をすべて担える『おかずの素』です。私自身、焼く、蒸す、茹でる、あるいは生のままの素材に、ソースをかけるだけ、あえるだけという料理が大好きで、2017年に、「STOCK THE PANTRY」というお店を始めることになったときも、メインアイテムを醤にしたほど。お気に入りの醤を冷蔵庫に1、2種類用意しておけば、かなり重宝します。かけたり、さっとあえたりするだけで野菜がもりもり食べられるし、シンプルに調理した肉や魚も、あっという間に味わい深い一品に。体にいい香味野菜やハーブもたっぷり入っているので、美と健康づくりにも役立ちます。ぜひ作ってみてください」

 

教えてくれたのは……料理家・ワタナベマキさん
2005年に「サルビア給食室」を立ち上げ料理の仕事をスタート。繰り返し作りたくなる五感が喜ぶレシピに定評がある。著書に『かけるだけ、あえるだけ 醬の本』( 家の光協会)、『旬菜ごよみ365日』(誠文堂新光社)など多数。

 

 

お気に入りの醤さえあれば料理は簡単♪

 

 


 

 

なんでも使える魔法の調味料
基本の万能醤の作り方

 

 

 

【材料】

 

長ねぎ…1 本
しょうが…1 かけ
ナンプラー…大さじ2
黒酢…大さじ3
酒…大さじ2
ごま油…大さじ5
白いりごま…大さじ2

 

 

【作り方】

 

① 長ねぎは2㎝のぶつ切りにする。

 

 

② しょうがは粗いみじん切りにする。

 

 

③ フードプロセッサーに①②、ナンプラー、黒酢、酒を入れる。

 

 

④ 滑らかになるまで攪拌する。

 

 

⑤ ④を小鍋に入れ、ごま油と白いりごまを加え、弱めの中火にかけ、煮立ったらアクを取り、へらで混ぜながら約5分煮る。

 

 

できあがり!

しょうがはよく洗い皮付きのまま使うと風味がアップ。食感をある程度残して仕上げるのがコツです。瓶詰めで保存するときは、表面に油を注ぎ、空気を遮断すると長持ちします。

 

 


 

 

切るだけ、茹でるだけ、焼いただけの食材がごちそうに早変わり!

 

麺にかけるだけ!

麺1玉を茹でて、醤大さじ3をかけて。ゆで卵やもやしなどを添えても。

 

 

 

茹で野菜とあえるだけ!

茹でた菜の花1束を大さじ2の醤であえて。

 

 

 

お刺身にかけるだけ!

刺身用白身魚150gを7、8㎜の厚さに切り、醤大さじ2をかけて。

 

 

 

2019年『美ST』4月号掲載
撮影/土居麻紀子 スタイリング/大畑純子 取材/伊藤由起 撮影協力/ UTUWA 編集/小澤博子