話泥棒は嫌われますよ! 40代から【性格いい人】になるための7カ条

歳を重ねるごとに、人を妬んだり、気づかぬうちに性格が悪くなっていませんか?目指したいのはいくつになっても愛される人。今から変えられる、性格のいい人になる7カ条を心理カウンセラーの小日向るり子さんに教えてもらいました。

【その1】自分から挨拶をする

自分から頭を下げたら負け、といった気持ちがどこかにありませんか?挨拶を損得や勝ち負けで考えるのはおすすめできません。自分に自信を持ち堂々としていることと、傲慢になることは違います。挨拶されて不快になる人はいません。また、その挨拶も会釈だけになっていませんか?心当たりのある方は、初心に帰って自分から明るく声をかけてしっかりと挨拶をしてみて。周囲からの印象が変わるだけでなく、自分の心も整います。

【その2】声のボリュームは中くらい

若い子の大声は華やかにも聞こえますが、40代の大声はノイズと心得てください。ヒートアップしてどんどん大声になるのは、悲しいけれど老化の一兆候でもありますし、「あなたの話より私の話のほうが面白い(または正しい)という自己主張、自己顕示欲の強い人と認識されてしまうこともあります。話に夢中になったなと感じたら自分の声の目盛りが振り切れていないか確認してみて。声と態度は比例して肥大し疎まれていきがち、要注意。

【その3】話泥棒にならない

「自分の話ばかりする人」と思われていませんか?誰かが「○○なことがあって」と話し出した途端、「私も○○だった、それは」と話を横取りしたり、知らない話の腰を折り、違う話に変えてマウントとったり。人の話を最後まで聞けない、トークで自分が主導権を握りたい優劣思考はコミュニケーションの自爆行為です。ただし、誰に対しても聞き役に徹しろということではなく、「投げて受け止める」言葉のキャッチボールを大切に。

【その4】を話すかは知性、何を話さないかは品性。話の口火は切らない

思ったことをすぐに口に出す人っていますよね。よく言えば裏表がない人かもしれませんが、子どものように思ったことをすぐ口にするのは精神的な未熟さにも繋がります。話題の口火を切るのも話題の提供者になって注目を浴びたいという自意識の表れ。話し出した流れでつい余計なことを喋って口が軽い人と一度認定されたらその汚名はなかなか返上できません。まさに沈黙は金なり。一言言いたくなったら一呼吸おいて冷静になって。

【その5】 一人で楽しめる幸せを持つ

人が気になって比較したり、誰かからの連絡がないと気になって仕方がないなどの連絡依存症に陥ったりするのは、自分の劣等感が原因になっているケースも。1人でも満たされる人は2人でいても満たされる。他人軸ではなく自分軸。他人と比べて幸不幸を決める相対的な幸福感から脱却し、自分で自分を満たし、機嫌をとれる幸せ自家発電ができるようにして。何とも比較しない自分だけの絶対的な幸福認識を手に入れましょう。好きな本を読む、音楽を聴く、体を動かす習慣をつける、ゆっくりとお茶を飲む。自分の心を整えるツールを幾つか常備して。

【その6】「ありがとう」のフットワークは軽く「ごめんなさい」は多用しない

「ありがとう」はケチらずに。惜しみなく「ありがとう」を言える人が愛されるのは、他者を認める愛が豊かな人だから。ないものを数えるのではなく、あるものに感謝できれば、自然にありがとうが出てきます。また、「すみません」や「ごめんなさい」を連発しないこと。無用なへりくだりは痛々しく映ることも。でも、もし自分の言動の結果として誰かを不快にさせたのならその時は潔く謝ることも大切です。

【その7】鏡を見るときは他人視点で

外出前には鏡を見る習慣をつけ、後ろ姿もチェック。鏡を見る時は他人視点で。鏡に映った瞬間に湧く感情が、他人から見た自分だと思ってください。服にシミやホツレはないか、不快感を与える部分はないか。清潔感は体の末端部分、髪や指先に宿りますから特に気をつけて。また指は揃えておくと所作の好印象がアップ。「メークで感じの良い人になるにはまつ毛を上げすぎない、血色を意識して」(教えてくれたのは……ヘア・メーク 神戸春美さん)

イヤーカフ[3個セット、右]¥2,300 リング[2個セット、中指]¥2,300(ともにROOM/サードオフィス)イヤーカフ[左]¥1,100、リング ¥1,650(ともにearyear/リッキンデザイン)リング[右]¥70,400(e.m./e.m.表参道店)バッグ[スカーフ付き]¥13,750(ダイアナ/ダイアナ 銀座本店)その他、スタイリスト私物

性格良い=感じが良い。大人だからこそ意識づけで変えられます

今さら性格なんて変えられないと思い込むのはもったいない。性格良い人と思われるためには感じのいい人を心がければほぼOK。「メラビアンの法則」という言葉を聞いたことはありますか?これは人が第一印象を判断する時に、視覚・聴覚・言語の中でどの情報を参考にして好感・反感を判断するのかを実験した結果から導かれた法則。結果、視覚からが55%、聴覚からが38%、言語からが7%だということがわかりました。つまり、親しみやすい笑顔や清潔感といった視覚情報、落ち着いたトーンや控えめなボリュームといった声や話し方など聴覚に訴える面を意識するだけで変わるということ。上の7カ条を意識して今日から"もっと感じが良い人"へ近づいてください。
教えてくれたのは……心理カウンセラー フィールマインド 代表カウンセラー 小日向るり子さん
1971年生まれ。出版社に勤務しながら自殺予防電話相談員を経験。退社後、産業カウンセラー資格を取得。2012年独立し、現在カウンセリング件数約4,500件。

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2021年『美ST』6月号掲載
撮影/嶋野 旭 モデル/吉村ミキ ヘア・メーク/神戸春美 スタイリスト/Toriyama悦代(One 8 tokyo) 取材/柏崎恵理 編集/漢那美由紀