今始めればクリスマスに間に合う⁉【本格秋美白】でくすみゼロ肌

完璧な日焼け対策で完全ガードしてきたから、顔まで日焼けした実感はなかったかも。と思いきや、暑さが落ち着き秋めいてきた頃、鏡の中の自分の顔にショック！ あれだけ気をつけていたはずなのに、なんだかワントーンくすんでるような。がーん、な状態でも諦めるのはまだ早い！ 今からできる秋美白でくすみとサヨナラして、にごりのない肌でクリスマスを迎えましょう。

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秋は、夏に受けた日焼けによる紫外線のダメージでメラニンが生成されやすい状態になっています。それにより、シミが出てきたり、乾燥したり、逆に皮脂が出やすくなって毛穴が開きやすい状態になる、など悩みもたくさん。秋はジリジリとうだるような暑さも落ち着いて紫外線対策が緩みがちですが、9月、10月は年間を通して「紫外線量が高い」と言われている5月と同じくらいの紫外線量なのです。それに加え季節の変わり目で乾燥も気になってくる時期なので、守りと補修、両面からケアしていくことが大切です。

Q．今からできるケアは？

保湿・日焼けによる炎症止め。まずはこの2つをしっかりとしましょう。

❶ 『保湿』…基本ですが秋は乾燥も急激に気になってくる季節なので、しっとり系のスキンケアを心掛けてみて。その日の肌の状態で使い分けをしたり、部分保湿をしたりするといいでしょう。
❷ 『日焼けによる炎症止め』 …ビタミンC・トラネキサム酸・グリチルリチン・ハイドロキノンなどの美白系成分が入っているスキンケアを取り入れてみて。ビタミンCはメラニン色素の生成を妨げる作用があり、トラネキサム酸もシミが増えたり濃くなるのを防ぐ効果があります。グリチルリチンはセラミドの働きを助けダメージを受けた肌を修復します。ハイドロキノンは日焼け直後の肌には注意が必要ですが、シミや色素沈着の予防に効果を発揮します。


Q．冬に向けてくすみ知らずの美白肌の土台づくりのために重要なことは？

日々のスキンケアにビタミンAを取り入れるのもひとつです。最近は赤みや皮むけが気になる方や、敏感肌の方でも始めやすいものもあります。またピコレーザーなどの施術をこの時期に始めるのもひとつの効果的な手段です。

2021年『美ST』11月号掲載
イラスト／平松昭子　取材／関根実凡　編集／佐久間朋子