CLINIC
幼少時からあるもの以外、老人性血管腫などイボは加齢や紫外線によりできるものがほとんど。多くは短時間、低予算で除去できるので、気になるものは取ってスッキリ美肌に生まれ変わります。
老人性血管腫(赤イボ)
日光によく当たる腕や顔、胸元にできる、血管が浮き出ている状態のイボ。
軟性線維腫(スキンタグ)
顔や首、デコルテなど露出するところにできやすく、数ミリ突起しています。
脂漏性角化症(老人性イボ)
お腹、下着のラインができやすい部位。体質や加齢、体重増加で増殖します。
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赤イボのところを冷却後、ロングパルスYAGレーザーを1秒足らず照射。1ショット(¥500)照射すると、皮膚は軽い炎症状態になりますが、2週間ほどで治まります。入浴後、外用薬とテープで保護。色素沈着を防ぐため、UVケアが重要です。
少しずつ大きくなったり、数が増えてくるので、気になれば早めの処置がおすすめ。首の周り、胸、腋の周りなどの皮膚の柔らかいところにできる1~2㎜の小さい皮膚の出っ張りのイボ。肌色や黒褐色で多発してきます。
40代以降、首の周りに多発するスキンタグは加齢、体質が原因。冷却後、痛みが少なく、傷跡が目立ちにくく、色素沈着のリスクが少ないEr-YAGレーザーを照射。小さい方が跡も残らず治りが早い。
傷跡に抗生剤を塗り、テープで保護。かさぶたになればテープでの保護は不要になり、SPF20程度のUVケアは欠かさずに。シナール、トランサミンの内服は色素沈着予防に処方。2~3カ月は継続。
\Before/
紫外線対策してゴルフをしていますが、できやすい体質で2年前に取ったスキンタグがまた違うところにポツポツと出てきました。
\施術直後/
赤みが治まるのは皮膚ができるまで、大きさにより異なりますが約1~4週間。長風呂で体を温めると色素沈着しやすくなるので注意。
体験したのは……神農真由美さん 会社員・40歳
30代半ばから首にイボが多数出没。除去しましたが、違う箇所にまたぽつぽつ。一度除去してキレイになると、体のイボが気になります。
皮膚科専門医による美容医療メニューが豊富
「肌には社会との関わり、適度な運動と睡眠、食事が一番大切ですが医療で改善できる事も」と院長の笹瀬晃弘先生。
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Q. 取るのに適した時期、季節は?
A. イボの除去は、発赤などのダウンタイムがあるので、首や腕などは衣服で隠せる春、秋冬の方が適しています。悪性腫瘍の可能性もあるので気になれば皮膚科受診を。
Q. 1度取るともう出てこない?
A. イボは、首や脇によくできるスキンタグは再発しませんが、顔によくできる老人性イボは同じ部位に再発することもあります。
Q. イボの種類と原因は?
A. 老人性、ウイルス性(水イボなど)があり、老人性イボの「スキンタグ」、顔にできる「脂漏性増殖症」や「汗管腫」など皮膚にできた小さな突起物は、加齢や体質が原因です。
Q. 目の周りのイボは取れる?
A. 目の周りの汗管腫、粉瘤は、特に女性によくできます。切除後の再発の可能性もあるので、審美的に取りたい方は、ダウンタイムや傷跡など、医師とよく相談を。
Q. イボって伝染るの?
A. 体質や加齢に伴いできたスキンタグは、人から人に伝染りません。ただしウイルス性の水イボ、手足にできる尋常性イボは、皮膚の小さな傷口からウイルスが感染します。
Q. 年々増えるイボの原因は?
A. 体質にもよりますが、紫外線や加齢が主な原因です。紫外線予防と保湿が大切で、生活習慣の乱れは正常なターンオーバーが阻害されるので、体を整えることも予防の1つです。
2018年『美ST』11月号掲載
撮影/奥山英樹 ヘア・メーク/桜井 梢 イラスト/添田あき 取材/菊井香純
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2025年11月16日(日)23:59まで
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