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「心も肌も体も元気に!」女性ホルモンを整える12の方法

女性の美容や健康に欠かせない女性ホルモン。実は30代後半から減少を始めているんです。自然体で美しい人たちが普段イキイキと過ごすためにしていることを教えてもらいました。今回はアラフォー・アラフィフの4人が、心、肌、体のケアのためにしていることを紹介します。

Case1:無償の愛を注ぐ存在が女性らしい心と体をサポート

「女性ホルモンって、少なくなるとそのありがたみに気がつきますよね。40歳の頃に飼い始めた愛犬のお陰で、忙しい時もコロナ禍でも心も体も調子よく過ごせているのかも。さらに抗酸化作用のあるザクロのエラグ酸や、女性ホルモンのような作用を持つ大豆由来の成分エクオールなどを意識して摂取しています。保湿しても乾いていた肌に潤いが」

【心のケア】減っていくセロトニンをモフモフで補充!?

ヨークシャーテリアの楓太は40歳の時に家族に。愛着ホルモン・オキシトシンや幸せホルモン・セロトニンの効果か、毎日たくさんの幸せと元気を私にくれて笑顔でいられます。

【体のケア】歩く・走るのリズム散歩でセロトニンをアップ!

朝晩決まった時間の愛犬とのお散歩で、女性ホルモンが減ると乱れがちな自津神経を整える効果も。朝日を浴びてリズム運動をするとセロトニン分泌もさらに促してくれます。

【お肌のケア】大豆のパワーとHRTを肌のために取り入れています

女性ホルモン値を測って、女性ホルモン補充療法(HRT)やエクオールのサプリなどをスタート。HRTは安定するまでは少しかかりますが、肌も髪も体調も調子良いですね。さらにざくろタイムのざくろペーストを朝一の習慣に。美味しいので自然と続けられます。


Case2:脳にダイレクトに作用するローズの香りが私のお守り

「20代の頃は生理が重くて寝込むこともありましたが、アロマと出合って生活に取り入れた30代からは不調知らず。そろそろ本格的な更年期の世代ですが、元気いっぱいでトラブルなしでいられるのは、ローズをはじめとした植物の力を上手に利用しているからかも。気分の落ち込みや疲労感にも香りはとても効果的。睡眠の質もアップしますよ」

【心のケア】目にも幸福なバラの香りで心を豊かに女性ホルモンケア

ダマスクローズなどに含まれる成分ゲラニオールはバラの香りを発生、持続させる効果があり、香りは脳にダイレクトに作用し即効性も感じます。

【体のケア】ローズソルトで入浴中も芳香浴を

バスタイムにはドライローズを入れたローズソルトを愛用。アロマの効果たっぷりの蒸気を吸い込めます。

【お肌のケア】手作りローズウォーターで肌がしっとり潤います

バラを蒸留して作った芳香蒸留水は飲むだけじゃなく手作りコスメの材料にも。コスパも良いので朝晩たっぷり使っています。


Case3:産後のホルモンのゆらぎもハーブの力でトラブル知らず

「女性は毎月、女性ホルモンの変動に伴って体調や気分にもゆらぎがあるもの。仕方がないものと我慢せずに、植物性エストロゲンを取り入れたり、自分なりの対処法を持っておくことで日々の生活がすごく楽になりました。ママが元気って大事ですよね。アロマオイルは直接肌に塗れる優れもの。首やデコルテにオンして深呼吸をすると心からリラックスできます」

【心のケア】スパイスとハーブの力で代謝も上がり肌も明るく

リンゴジュースにフルーツ、スターアニス、シナモン、クローブを入れて20分ほど加熱したホットドリンク。豆乳とバナナにターメリックを振った豆乳ドリンクで美肌ケアを。

【体のケア】パーソナルジムでの筋トレで成長ホルモンを

パーソナルジムで筋トレを。筋トレは減少していく女性ホルモンの代わりに働いてくれる成長ホルモンや男性ホルモン、セロトニンなどの分泌を促してくれます。

【お肌のケア】アロマオイルで女性ホルモンも心もケア

ダマスクローズ、イランイランなど7種類のアロマが配合されたセンシュアルオイルは更年期やPMSなどにも効果的。


Case4:加圧とメディカルハーブで不調知らずの毎日に

「30代後半くらいからエイジングケアに効果が出にくいなあと思うことが増えたのですが、フィトテラピーの学びを参考に根本の女性ホルモンのケアを心がけたら、肌や髪のケアにも手ごたえを感じることができるように。信頼できるクリニックともお付き合いをしながら、ハーブのパワーで上手にゆらぎ期を乗り越えられる自信がつきました」

【体のケア】加圧トレーニングで体もスッキリホルモン分泌をUP

短時間で高負荷のかけられる加圧は、トレーニング効果はもちろん、女性ホルモンの材料になる男性ホルモンのテストステロンをUP。週1でスタジオボディデザインに。

【心のケア】プレ更年期世代でメリッサが効きました

精油のパワーで不調をケアしています。メリッサの香りはプレ更年期世代にも◎。

【お肌のケア】ボディも精油でマッサージ肌から浸透させます

ゼラニウムの香りは、女性ホルモンケアにも適していて、血行促進効果もあるのでむくみや冷えが気になる足のマッサージにはゼラニウムの精油を使用しています。

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2023年『美ST』1月号掲載
撮影/大瀬智和、平林直己 ヘア・メーク/永田紫織(nous) 取材/佐藤理保子 編集/小澤博子

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2024年11月15日発売

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