HAIR
ブームが続くボブやショート、ちょっと飽きてきたな、というときはカラーを変えてみるのがオススメ。とくに、内側を明るくするインナーハイライトは白髪や薄毛などの髪悩みも解消してくれます。
1 ハイライトが白髪っぽく見えない
40代が表面にハイライトを入れると白髪のように見えてしまうことも。インナーハイライトなら、髪をかき上げた時などにチラッと見え、さりげないのにしっかりと入っていることを実感できる満足感もあります。
2 気になるトップにはダメージなし
ブリーチというと、髪や頭皮が傷むなどの理由で避けがちですが、エイジングによる髪悩みのほとんどは耳より上で起こります。耳より下の髪は若い頃とそれほど変わらないので、躊躇なく楽しむことができます。
3 首がレフ板効果で明るく見える
肌のくすみも40代の悩みの一つ。特に首は影になりがちで、シワも気になります。首に沿うように入ったインナーハイライトは、レフ板のような効果を発揮。フェイスラインや首元を明るく見せてくれます。
クールでヘルシーなイメージのショートボブですが、髪の表面は明るく褪色しやすく、黒く残った衿足が硬く男性的なイメージに見えがち。グレージュ寄りのモカベージュとインナーハイライトで女性らしいスタイルに。
体験したのは……女性専用ジム経営 豊島香奈子さん(46歳)
ヘルシーな印象だった豊島さんが、インナーハイライトの効果でフェミニンな雰囲気に。首筋やフェイスラインの美しさが際立って、表情まで柔らかくなりました。
量が多く、硬くてしっかりした髪質。いつも梳いてもらって毛量調整しています。5回もブリーチして金髪にするなどしても、ほとんど傷んでいない健康毛。硬いと赤くなりやすいらしく、表面がすぐに明るくなってしまうのが悩み。
トップ、ミドル、アンダーに分け、明るくしたい衿足はブリーチカラー、明るくなりがちなトップは暗めに、ミドルはその中間の明るさで、全体を自然なモカベージュのグラデーションに仕上げます。カラーの所要時間は25分。
カラーの褪色は、髪の表面や乾燥した毛先から起こります。特にパサついた毛先は金髪のように明るくなりがち。反対に髪の内側が暗く映ってしまいます。褪色しにくい内側のハイライトなら首や顔色を明るく引き立てます。
体験したのは……会社員 友澤あみさん(43歳)
秋っぽいモカベージュのカラーにとろけるように自然なハイライトが40代の髪をグレードアップ。さりげないのにしっかり主張する頑張りすぎないおしゃれ感が出ました。
1カ月に1度くらいのペースでヘアカラーしていますが、乾燥毛なので、パサつきや傷みが気になります。カラーが抜けやすいのも悩み。若見えしたいけれど、若作りしすぎないナチュラルなおしゃれヘアに憧れます。
ハイライトは、もみ上げを残して、耳のつけ根、耳上、耳の後ろに幅を変えて入れ、骨格を見ながら衿足などにも繊細に入れていきます。耳にかけるとチラ見えする位置を計算して、左右対称ではなく、アシメトリーに入れるのもポイント。カラーの所要時間は35分。
ラフにまとめた時にも、インナーハイライトが抜群の効果を発揮。耳まわりや衿足に細かく入っているので、アップにするとより明るさが強調され、まるで光が当たっているような美しい陰影を演出することができます。
教えてくれたのは……田中祐次さん
改めて自分の髪を好きになれるサロン「K.e.y」 CEOの田中さん。「40代は白髪や薄毛などの様々な髪悩みも多く、ヘアデザインから離れてしまいがちです。守りに入らず、いつまでも髪を楽しんでほしい」。
2019年『美ST』1月号掲載
撮影/出島悠宇 ヘア・メーク/田中祐次 取材/鈴木みちる
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