HAIR

「骨格診断」で似合う髪型見つかった!〈ロング編〉

本誌2017年9月号で大好評だった骨格診断。みなさまのご要望に応えて、今回はヘアスタイル編。「私にはロングしか似合わない」なんて決めつけてばかりいないで本当に似合う髪型を探してみましょう!

\いざ、診断START!/

Step1:手首の幅や厚み、指の関節をチェック

生まれ持った体の特徴や質感を「ストレート」「ナチュラル」「ウェーブ」に分類。上の図を参考に自己診断を。まわりの人と比べると分かりやすい。
詳しくは『骨格診断×パーソナルカラーで40歳の「私だけに似合うメーク」がわかる!<診断編>』をチェックして。

Step2:パーツごとに特徴をチェック

\ナチュラルはひざがゴツゴツ/

骨の判別がしやすいため、ひざの皿(膝蓋骨)は必ずチェック。ナチュラルは大きくゴツゴツ、ストレートは小さめ、ウェーブは前に出ている。

\ストレートは腰にメリハリが/

腰の高さや肉付きを確認。ストレートはパンっとした質感でメリハリが、ナチュラルは骨感があり、ウェーブは平らで筋肉より脂肪を感じやすい。

\ウェーブは胸が下に付いている/

胸の厚みや胸の付いてる位置も重要。弾力のあるストレート、厚みはあるがハリのないナチュラル、ウェーブは胸が下に付いている人が多いそう。

診断結果▶︎▶︎

ストレート
体に厚みがあり、見た目にも筋肉のハリを感じる。バストもヒップも立体的で、肌にもハリがある。骨は小さめで丸みがあり、骨感はあまり感じない。首がやや短めの上重心。首まわりをスッキリさせた上品なストレートヘアが得意。

■ 直線的なIラインの髪型
■ ツヤ感はマスト
■ 首元に抜けを作る

ウェーブ
華奢で柔らかく曲線的な女性らしい体。質感も柔らかく筋肉より脂肪を感じる。首が長めで胸が薄く、どちらかといえば下重心。寂しい印象になりやすく、首元を中心にひし形シルエットを意識した華やかで女性らしい髪型が似合う。

■ 曲線的なひし形シルエット
■ ゆるやかなS字カール
■ 肩下の長さがベスト

ナチュラル
肉感が少なく、骨っぽさを感じるスタイリッシュな体型。厚みはあるが平面的。フレームがはっきりしているため、ラフなスタイルにも負けない。キチンと感やふんわり感では魅力が半減。抜け感のある髪型がかっこよくキマる。

■ 下重心のAラインシルエット
■ ラフな無造作ヘアに仕上げる
■ 超ロングもショートもOK

<ストレート>が似合うロング

side/back

POINT1:鎖骨下のレイヤーでツヤをUP

鎖骨までは軽さのないストレート、鎖骨下~毛先まではつながるようにレイヤーを入れて、よりツヤ感が出るように。毛先も自然に巻いて。

POINT2:V字の後ろ姿でタイトな印象に

Iラインシルエットにしたいから、広がらないよう後ろの中心が重くなるV字にカット。毛先を軽くせず、内巻きにアレンジして上品な印象に。

POINT3:鎖骨バングスをアクセントに

前髪を鎖骨くらいの長さにして、単調なストレートのロングのアクセントに。中途半端に流すなら、パツンと切った前髪のほうが似合います。

扱いやすくて古くない〝ほぼ〟ワンレンストレート

ストレートさんのロングヘアは、胸より下の長さがバランス◎。無造作ヘアはだらしがなく見えるので、ブローしてツヤを出して。アレンジは、毛先をワンカール程度がもっとも似合います。高い位置から巻くと上半身が重く見える恐れも。Iラインを心がけて。

教えてくれたのは……マネージャー 小倉太郎さん

本人の希望をしっかり聞きつつ、似合うスタイルを的確に提案してくれる。カットが驚くほど早いのも特徴。男性視点の意見が聞けるのもうれしい。

★SALON DATA★joemi by Un ami
東京都新宿区新宿3-26-13-5F
TEL:03-3355-1011
(営)月・火・水 11:00~21:00、木・金 12:00~22:00、土・日・祝 10:00~20:00 (休)不定休

<ウェーブ>が似合うロング

side/back

POINT1:すきすぎない下重心のひし形に

ひし形シルエットになるように表面にレイヤーを。毛先に入れすぎると疲れた印象になったり、古く見えてしまうからすぼみすぎないように。

POINT2:面を揃えず束感の出る内巻き

表面と毛先を、それぞれ内側にワンカール。束感があるとボリュームが出て、イタくない。特に首から鎖骨にかけては意識してセットを。

POINT3:こめかみを前髪でカバー

こめかみのくぼみを前髪でカバー。若い子に人気のシースルーバングスは軽さが出るのでぜひトライしたい。ただやりすぎると老けるので注意。

シースルーバングスで若見えする王道セミロング

首やデコルテの寂しさをカバーしてくれる肩下から鎖骨くらいの長さがぴったり。シルエットは下重心のひし形に。動きが出やすいよう、カットで調節しておくのが正解。美ST世代にとっては、乾かすときにボリュームが出るように工夫することも決め手。

<ナチュラル>が似合うロング

side/back

POINT1:Aラインが強調されるセンター分け

分け目を横にすると縦のラインが強く見えます。センターパーツなら、Aラインが強調され、かきあげやすくラフな仕上がりに。

POINT2:中間部をしっかり巻いてくびれを作らない

くびれができないように、中間をしっかり巻いたミックスウェーブを取り入れて。毛束を捻ったら真ん中だけを巻いて、束を解いて。

POINT3:肩に当たる長さなら自然に毛先が散る

毛先は内巻きや、外ハネにしたりせず、自然に散らすのが正解。中間を巻いた後、束を解いて毛先まで流すほつれウェーブが今っぽい。

2017年『美ST』12月号掲載
撮影/真板由起(NOSTY) メーク/藍野律子、RYO(ROI) スタイリスト/鳥山悦代、菊地ゆか 取材/大山真理子

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一生元気に!自愛ビューティ

「骨格診断」で似合う髪型見つかった!〈ロング編〉

2024年10月号

2024年8月17日発売

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