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【石田えりさん・64歳】50歳をすぎてサーフィンデビュー!ハリのある毎日を送るための秘訣

ナチュラルなグレイヘアに穏やかな笑みをたたえハッピーオーラ全開の俳優・石田えりさん。プライベートでは50代からサーフィンを始め、仕事では俳優業のみならず、舞台制作や映画の監督業にもチャレンジ。夢に向かって邁進する姿に勇気づけられます。今回はそんな石田さんの美の秘密に迫ります。

50歳を超えてサーフィンデビュー。体感が鍛えられ筋肉もついて体型もキープ

石田えり

《Profile》
1960年熊本県生まれ。『遠雷』(’81年)で日本アカデミー賞優秀主演賞と優秀新人賞を受賞。『嵐が丘』(’88年)、『サッド ヴァケイション』(2007年)、さらにはハリウッド映画『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』(’21年)など多数の作品に出演。一方、’19年には短編映画『CONTROL』で初監督を務めた。長編初監督作『私の見た世界』が7月26日よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開予定。

50歳で千葉に引っ越し、52歳を過ぎてからサーフィンを始めました。年齢的にもまさか自分が挑戦するとは思ってもみなかったのですが、海辺でワインを飲みながらサーファーたちを見ているうちに、あっちのほうが楽しそうだなと、ふとやってみたくなって。最初は浮かんでいるだけでしたが、始めたらハマってしまって、最初は月曜から金曜まで平日は毎日海に入っていました。結局、上達の秘訣は回数。あとはボードだと思います。

最初のボードを10年ほど使っていましたが、旅行でバリ島に行ったとき、すごく気に入ったものと出合って持ち帰りました。これが本当に優れモノで、パドリングがラクでテイクオフもしやすい。おかげでめちゃくちゃ上達して、このボードを手放せなくなりました。

サーフィンのおかげで体幹が鍛えられ、筋肉もしっかりついて、年齢の割に体型も保てています。今は週1~2回程度ですが、なくてはならない運動になっています。

何を食べているかがその人の美しさを決める

サーフィンをするときは、とにかく日焼けには気を付けています。帽子は必須で、日焼け止めはサーフヨギ ナチュラル サーフスクリーンを使っています。オーガニックなのに超強力で、絶対に日焼けしないしシミもできません。でも、顔がグレーになってゾンビみたいになってしまうの。その上からメイクをするのも無理なくらい、変な顔の人になっています(笑)。

スキンケアは、渡辺サブロオさんプロデュースの化粧品ブランド、ワトゥサを使っています。朝晩ともに化粧水とクリームのみ。たとえ高級化粧品でも、私には合わなくて乾燥したりするのですが、これはまったく突っ張ったりせず保湿効果抜群。洗顔は夜のみで、朝は水でも顔を洗いません。それが私には合っているんです。

でも、50代以降、一番気を付けているのは食生活。若い頃から食事には気を配っていましたが、よりストイックになったかな。できるだけ食べるようにしているのが発酵食品です。

朝ごはんは、玄米、お味噌汁、納豆、ぬか漬け、魚、そして野菜をたっぷり食べます。夜は炭水化物を抜いて、軽めのたんぱく質とサラダ。お酒も飲みます。間食もしますが、ナッツとか、たんぱく質がダントツに多いイワシの丸干しと決めています。

私的には身体に良くないと思っている揚げ物やパン、チーズなどは普段は食べませんが、日曜日くらいは許しています(笑)。厳し過ぎても楽しくないので。

若い頃は、ノーカロリーのこんにゃくダイエットなどをしていましたが、すぐにリバウンド。炭水化物抜きや、筋肉をつけるためにたんぱく質を異常に多く摂ることを長期的にやっていたら脳によくないと聞き、バランスのとれた食生活を意識するように。そうすると太らなくなってダイエットも必要なくなり、明らかに肌に艶が出ましたね。見た目が変わって元気になると、精神的にも元気になります。

美容や健康を意識していれば、おのずといろいろな情報が入ってくるもの。意識的に生きることが大事で、いいと思うことは取り入れ、効果がなかったらやめる、と柔軟に取捨選択していけばいいと思います。特に口に入れるものが、その人の美しさを作っているので、食生活は一番大切にしています。

1年前から、カラーリングはもうしないと決めて、グレイヘアにしました。白髪が出始めたころは頻繁にカラーリングをしていましたが、根元が1センチ伸びてきたら気になって、それが嫌でした。完全にグレイヘアになるまでは確かに時間もかかるし、見た目もよくなかったですが、気にしないようにしていました。今はナチュラルそのものですが、とても気に入っているし、気持ち的にも楽になりましたね。

その代わり、ヘアケアはきちんとしています。サーフィンをしていると、髪を洗う回数が増えるので、そのたびにシャンプーとトリートメントをするのがちょっと大変過ぎる。トリートメント・イン・シャンプーはないかと探して近所のドラッグストアで見つけたのが、オールインワンタイプのココネのクレイクリームシャンプー。使ってみると、全然泡が立たないんですよ。間違えて買ってしまった!と慌てて表記を見てみると、「泡立たない」と書いてある。泡で汚れを落とすのではなく、クリームを塗り込んでマッサージをする感覚で洗うタイプのものでした。最初は泡なしで心配でしたが、洗い流すとスッキリしてしっとり。別人の髪質になります。特にサーフィン後は最適。たかがシャンプーですが、新次元の出合いでした。

石田えりさんの美の秘訣

サーファーとは思えないほど、肌が白く美しい石田えりさん。その秘訣を尋ねると、「とにかく50歳以降は、食生活と運動と美顔器です。エステやマッサージなどプロの手を借りたとしても、この3つを超える方法はないと思っています」ときっぱり。

トップス¥29,700(ティーエイチ プロダクツ/TARO HORIUCHI Inc.)

2025年『美ST』8月号掲載
撮影/大森忠明 ヘア・メイク/赤間久美江 スタイリスト/山田陽子(マージュ) 取材/安田真里

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一生元気に!自愛ビューティ

【石田えりさん・64歳】50歳をすぎてサーフィンデビュー!ハリのある毎日を送るための秘訣

2025年9月号

2025年7月17日発売

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