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【たるみ、生え際、顔痩せetc.】人気サロン直伝 ”顔悩み”よさらば!「ヘアアレンジ」4選

結ぶしかないし、湿気がある日はオイルでおさめるしかなかった夏。11月になって冷え込みが厳しくなり始めた今は髪が扱いやすい!せっかくだから、コテやドライヤーを使ってヘアスタイリングを楽しみたいですよね。だけど、久しぶりに顔まわりに髪を下ろしてみたら、「何か決まらない!」という人が多いよう。それは夏疲れと急な冷え込みで顔まわりに加齢のサインが顕著に出ているから。そんな悩みに応えるべく、今回は顔まわりのヘアアレンジを悩み別に紹介します!

【Case1】 たるんだフェイスラインは流行りのレイヤーで隠すのが正解

Before
夏の間ずっとひっつめ髪にしていたのを下ろすと、結ぶことで生じていたリフトアップ効果がなくなり、下膨れが目立っています。

After

レイヤーを入れた毛先でフェイスラインを隠したことで、下膨れのフェイスラインがスッキリと見えています。若い世代で人気のレイヤーを取り入れたことで今っぽさも感じます。

毛先がアゴに向かっているので視覚効果でよりほっそりとした印象に。

〈おすすめポイント〉
☑下膨れが隠せる
☑トレンド感が出せる
〈カット〉
前髪は量を少な目にして目の上でカット。サイドバングは量を多めにとってリップの高さから下にハイレイヤーを入れ、毛先がフェイスラインにかかるようにします。
〈スタイリング〉
サイドバングを斜め前に引き出したら、ストレートアイロンを縦に使って中間を挟み、毛先が軽く内巻きになるようにスライド。前髪は同じアイロンを横に使って根元を挟み、内巻きになるようにスライドします。

山崎直子さん 45歳・受付
山崎直子さん 45歳・受付
「レイヤーを入れた毛先で頬を隠しただけで、顔周りがスッキリしたので驚きました。レイヤーが高すぎないので、扱いやすいし若作りに見えないのも嬉しいです」  

【Case2】 後退した生え際は薄目の前髪を作ってカバー

Before
夏の湿気の影響を受けないために顔周りにヘアオイルをなでつけていたら、生え際が後退したことで広がってしまったおでこに目がいきます。

After

薄目の前髪を作ったことで後退が気になる生え際がパーフェクトに隠れています。広いおでこが隠れたことで小顔効果もある嬉しいヘアスタイルです。

広いおでこを厚めの前髪で隠すと重たく見えてしまうので、おでこが透けるくらい薄目にするのが〇。

〈おすすめポイント〉
☑後退した生え際が隠せる
☑小顔効果がある
〈カット〉
前髪で全体の生え際を隠すには、両方の黒目の幅より1㎝くらい少し幅広にとることが大切。奥行きは2㎝くらいの浅めにして量を少なくします。
〈スタイリング〉
40㎜くらいの太目のマジックテープカーラーで前髪の根元から毛先までしっかり巻き、ドライヤーを当てます。仕上げに軽めのヘアオイルを毛先に軽くつけます。

早野直子さん 43歳・アパレル勤務
早野直子さん 43歳・アパレル勤務
「短め前髪は年相応でない気がして避けてきました。でも、透け感のある前髪だと40代でも似合うし、後退してきた生え際がきれいに隠れたので大満足です」

【Case3】 髪に横幅をプラスするとふっくら仕上がって、顔の痩せをカバー

Before
酷暑による夏バテの影響で、加齢で生じる頬やこめかみ痩せが目立っています。

After

痩せてしまったこめかみ部分の髪は外巻きになって幅が生まれ、頬の部分は内巻きにして顔を包みこむようにしたことで、若々しい丸みのある顔型に仕上がりました。

 

サイドバングを、こめかみにかかる部分は外巻き、頬にかかる部分は内巻きにして顔痩せをカバー。

〈おすすめポイント〉
☑こめかみや頬のこけが隠せる
☑老けて見える面長がカバーできる
〈カット〉
前髪は目の上の長さでカット。サイドバングは多めにとり、目尻からリップの高さに向かうようにレイヤーを入れます。
〈スタイリング〉
サイドバングを斜め前に引き出し、32㎜のカールアイロンで根元付近を斜めに挟んで外巻きにスライドさせます。前髪は同じアイロンで内巻きに。仕上げにサイドバング部分に下からセットスプレーをかけます。

 

園山朝子さん 49歳・食空間プロデューサー
園山朝子さん 49歳・食空間プロデューサー
「老けて見える原因の顔痩せを、顔周りの髪を巻くことで自然にカバーすることができました!暖かみも感じる髪型なので、これからの季節にぴったりです」

【Case4】 いつもと逆に髪を分ければ、ペタンコ生え際に高さが出て地肌が見えない

Before
夏の間はずっと同じ分け目だったので、日焼けによる髪と頭皮へのダメージで生え際がぺたんと分かれています。

After

夏とは反対側で分けたことで、根元に立ち上がりが生まれて地肌が隠れています。ふんわりと仕上がっているので、若々しさも感じられる美ST世代に嬉しい前髪です。

夏の紫外線によるダメージを受けていない側で分けたので、根元が自然に立ち上がっています。

〈おすすめポイント〉
☑分け目の地肌が見えない
☑根元が立ち上がって若々しい印象に
〈カット〉
前髪は長めのリップの高さでカット。サイドバングはリップからアゴの高さに向かうようにレイヤーを入れます。
〈スタイリング〉
前髪の根元が立ち上がるようにハンドブローしたら、夏と逆サイドで7:3分けに。サイドバングを斜め前に引き出し、38㎜のカールアイロンで中間を挟んだら外巻きにスライドさせます。反対側も同様に巻きます。

 

東條恭子さん 40歳・通訳
東條恭子さん 40歳・通訳
「こまめに分け目を変えないといけないと知りつつ、夏はずっと同じ分け目だったのでぺたんこに。分け目を反対にしただけで根元がふんわりしたのが嬉しいです」

教えてくれたのは

AFLOAT D'L スタイリスト木村紗矢香さん
AFLOAT D'L スタイリスト木村紗矢香さん
若々しさと華やかさのある、顔周りの似合わせカットに定評のあるスタイリスト。 ☏03-5778-0386 港区南青山5-6-26青山246ビル4F 月曜定休 @afloat.jp

本記事は、美ST編集部が取材・編集しました。「美ST」は16年以上にわたり、40代&50代女性の美容とライフスタイルを追求してきた月刊美容誌です。撮影/大瀬智和 ヘア・メーク/木村紗矢香 取材/よしだなお

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