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目元や頰の、いわゆるゴーグルゾーンのリフトアップに結ぶだけですぐにできるヘアアレンジは有効です。頭皮に負担がかかるので毎日はできないけれど、 結ぶ強さや角度でかなり印象が変化するので、ここぞと言う時にトライしてみて。
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目の下、法令線が明らかに薄くなり、目元がぱっちり。目尻もキリッと上がってより美人顔に。しかも自然でバレにくい!「美容医療みたいにダウンタイムやリスクがないのに、確実に引き上がって驚きました。ここぞという日に絶対に使います」
Q. 毎日やって薄毛の原因にならないか心配です
A. 毎日は頭皮に負担がかかるのでNG。久しぶりの友人との集まりの日などにトライしてみて。
Q. 薄毛の人はできませんか?
A. 毛量が少ない場合は、プロセスの2で結ぶ髪の量を少なく、かぶせる頭頂部の髪の量を増やして調整し、ふんわりさせます。
Q. 長時間やるのはダメですか?
A. 長時間はあまりおすすめしません。頭が痛くなるなど、支障が出るようなら無理はしないで、結ぶ位置などを調整してみてください。
Q. まとめ髪のときはできませんか?
A. まとめ髪でリフトアップしたいときはポニーテールの位置をアレンジ。輪郭を斜め上にリフトアップするイメージで、やや上で結びます。
教えてくれたのは……ヘア・メークアップアーティスト Saiさん
幅広い年齢層の女優やタレント、読者まで手がけ、確実に美しく見せる技はキャリアの賜物。メークだけでなくヘアアレンジによる若見えも得意。「実は、裏技として髪を引っ張ってリフトアップ・アレンジするのはよくあることなんです。実際に撮影で女優さんやタレントさんに使っている技を教えます!」
① 頭頂部の髪を集めてヘアクリップで留めておきます。これは結んだ部分を隠すために、後でかぶせる髪になるので量はしっかりと。
② 両耳の頂点のすぐ上の髪を2センチ角に取り分け、細いゴムを使って根元で結びます。この時、もみあげは必ず残しておきます。
③ 先ほど両耳の上で結んだ毛束を引っ張りながら後ろに回し、2本の毛束を後頭部の中央でしっかりと結びます。
④ 結んだ毛束の根元を持ち、ギュッと縦に引っ 張ります。こめかみが引き上がり、リフトア ップ具合いが調整できます。
⑤ 次に、真横に引っ張ります。縦と横に引っ張ることでさらに引き上げがしっかりと固定できるので、崩れにくくなります。
⑥ トップの髪に逆毛を立てます。ふんわりとボリュームが出たら、結び目を隠すようにかぶせます。
\ポイント/
何よりも、髪のどの位置を取り分けて結ぶかが重要。耳前のもみあげの髪は残しておくと自然に隠せます。
2023年『美ST』12月号掲載
撮影/向山裕信(cheek one) ヘア/Sai モデル/吉村ミキ スタイリスト/大塩リエ 取材/吉田瑞穂 編集/佐久間朋子
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