「体重が増えてないのに、脚が太くなってしまう大人」原因を探ってみたら…

「えっ！こんな脚、太かったっけ…！？」と鏡の前で愕然とした経験はありませんか？体重はキープしているのにいつの間にか脚のラインが崩れ大根のような太さに。それは骨盤の歪み＆筋肉量低下などで筋肉を上手に使えていないから。理想の脚を取り戻してこの夏はオシャレを楽しみましょ♪

脚が細くなったら…トレンドのショートパンツスタイルでショッピングやランチに繰り出したい！

歳を重ねるとシルエットが変わり、脚が太く短くなったと感じている方も多いはず。要因は2つあって、ひとつは“骨盤の歪み”。長年の生活習慣で座りっぱなしなど、体を動かす習慣があまりなかったり、脚を組む癖があると骨盤はどんどん歪んでいきます。

骨盤が歪んで後ろに傾いてしまうとお尻が下に引っ張られ、ふくらはぎの筋肉も伸縮しづらくなり、その結果下半身にボリュームが。さらに足首やひざの関節のねじれまで引き起こし、O脚やX脚の原因にもなりラインが曲がり、ますます脚が太く見えてしまいます。もうひとつは“お尻の筋肉不足”。加齢による筋肉量の低下に加え、階段や和式トイレの使用が減りました。

その結果、股関節を深く曲げることがほとんどなくなったことでお尻の筋肉を十分に使えず、代わりに太ももの筋肉が頑張り始めて、太ももが前や外に張り出してパンパンになってしまうのです。2つのケアをすれば理想の細い脚に近づけますよ。

2024年『美ST』9月号掲載
撮影／平林直己　モデル／佐藤純　ヘア・メイク／中村恵巳　スタイリスト／平沼洋美　取材／関根実凡　再構成／Bravoworks,Inc.