HEALTH
体のあちこちに不調が出て、病院で治療するほどでもないけれど、いつも感じる痛みや違和感をなくしたい。実はその悩み、自分で頭をもんだりツボを刺激したりすることで軽減できるんです! 自宅で簡単にできる頭もみ。毎日の生活に取り入れてみてはいかがですか?
\これが頭もみの地図/
頭頂部の百会を中心に耳までのラインが脚、後頭部が腰、眉間に向かい左右45度が肩に該当します。手足を支配する神経は延髄で交差しているため、頭と体の反応は左右逆に。
初めに目の周りをマッサージ。目尻、目頭、目の下を5秒ずつ、ゆっくり押す。そのあと5本の指先を軽く曲げて耳を囲むようにしてキュッキュッと押しもみする。親指は耳の付け根の後ろに置く。
鼻の通りを良くするのは、耳の後ろの骨と首の真後ろにあるくぼみとの間にある風池というツボ。髪の生え際のへこんでいるところを探して、指1本でグリグリ強めに押しもむ。
百会から眉間に向かって45度の場所の辺りを押し、ブヨブヨして痛いところを探す。見つけたら、痛い方の肩を回しながら、ギュッギュッと押しもむ。右肩が痛い場合は左前頭部をもみもみ。
百会を中心に5本の指先でポンポンと軽く刺激を加える。つぎに、おでこの生え際と首の真後ろのへこんでいるところを指1本を使ってキュッキュッと押しもむ。
\もむときはここに注意して/
頭皮に炎症や腫れがあったり、熱を持っているときは、その症状が改善するまで頭もみはおこなわないこと。また、症状を良くしようと刺激しすぎると逆効果になることがあります。ひとつの場所を30回以上もまないように。
西洋医学の知識を生かしながら、学生時代から探求してきた東洋医学の療法を取り入れています。東洋医学の考え方の基本になっている「気・血・水」。気(エネルギー)の流れが良くなれば血(血液)や水(リンパ)などもスムーズに流れるようになり、経絡療法で気の流れを良くすることで心も体もリラックスして痛みがとれていきます。また、頭と全身はつながっているため、頭がむくんでいたり、ぶよぶよへこんでいると流れが悪いということで体の不調がわかります。健康維持のためにも、毎日頭をもむ習慣をつけてください。
教えてくれたのは……能見登志惠先生 とちの実健康倶楽部クリニック院長
公立豊岡病院麻酔科部長、都筑ふれあいの丘クリニック院長などを経て、今年5月5日に現クリニックを開院。日本東洋医学会漢方専門医、全日本鍼灸学会認定医。
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