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さて、今回は新緑がきっと美しいだろう、と目論んで、裏磐梯の高原リゾート、「ホテリ・アアルト」に出かけました。
行きの新幹線はそこそこ混んでいたのですが、猪苗代のほうに向かうにつれ、観光客らしき人はほとんどいません。途中で立ち寄ったお蕎麦屋さんもこんなにおいしいのに、お客はぼく以外にひと組み…う~む、「ひとり“がんばろう福島”キャンペーン中」な気分でお宿に到着しました。
ところで、ホテリ?ホテリってなに?って行く前からずっと疑問に思っていたのですが、単にフィンランド語の「ホテル」って意味でした。つまり、インテリアは北欧風のオシャレ~な感じなのです。日本の森の風景、特に今の季節の鮮やかな緑にとっても似合っていて、最初に建物が目に入ったとき、エントランスに足を踏み入れたとき、自分のカラダがすっとここに溶け込んでいけるような不思議ななごみ感を覚えました。
宿のオーナーさんがたまたまいらして、空いているお部屋を見せてもらえる、というラッキーな展開だったのですが、もともとは某有名百貨店の福利厚生施設だったということが想像もできないくらいいい感じ。オシャレなだけじゃなくって、どのお部屋も天井が高くって木のぬくもりがあって、自分ちのインテリアにも取り入れられるんじゃないかっていうセンスもあって…ぼんやりするにはうってつけです。なにせ、校了直後で1時間しか寝てないので、ぼんやり、っていうよりかもう頭の中はベッドに直行、な気分ですが。
これが罪作りなベッドです。いかんいかん、温泉が待っているんだった!と思いを新たにお風呂へ。小ぢんまりながらも内湯も半露天も源泉かけ流し。ほんのり硫黄の香りがしてちょっぴりぬるめのい~い肌ざわりのお湯です。半露天の窓からは沼と緑と優しい日差しが目に飛び込んできます。出たり入ったり、寝転んだり半身浴したり、ちょっと温度の高い内湯に移動したり、とあらゆる方法でお風呂を堪能させていただきました。
沼・緑・お湯・オレ。さあて、寝るか…と思っていたのですが、そうは寝かせてもらえないのがこの宿のいいところのひとつです。ワタクシ、たいていはお風呂→おみやげをちょっとだけ覗いて→部屋に引きこもり(だいたい寝てる)、というのがいつものパターンなのですが、この宿ではパブリックスペースでダラダラ過ごすのが流儀です。広いテーブルを中心に木のぬくもりあふれるスペースで森の木々を見ながらぼーっとしたり、外のデッキに出てみたり、双眼鏡でさっきから鳴いている鳥を探したり、何を特別にするというわけではないのですが、お客さんが自然に集うスペースになっているんです。
デッキでぼんやり。パブリックスペースの脇にはバーコーナーがあって、みなさんここで好きな飲み物を好きなだけ頼めます。そうそう、ここは「オールインクルーデッド」の宿、つまり、宿泊料金に食事代、飲み物代、サービス料などがあらかじめ含まれているから、「あ、ここで余分にいくらかかった…」とかみみっちい心配をせずに、湯上がりののどを潤すことができます。ぼくも「ビール♪ビール♪」と思っていたのですが、ここで飲むとひたすら眠りこけて、晩メシすら起きれないかもしれない…と、おとなしく飲むヨーグルトにしときました。こっくりうまいです。
でもやっぱり眠い…
結局、小1時間くらいふかふかベッド(寝心地サイコ~)で熟睡して晩メシへ。
まず、お酒のリストをくまなくチェック。ワインも日本酒も充実してます!あ、でも値段書いてない…そっか、ここではこれもすべて“料金のうち”なんだもんね。温泉に来るとどうしても日本酒が飲みたくなるイノウエはまずはビール、のあとに迷わず日本酒へなだれ込みます。そして、ここはオーベルジュと言ってもいいほどの料理自慢の宿。
ただの酒飲みと化してしまいました。フレンチ形式で、でもしっかり日本酒にも合うように、地元の食材をオシャレに仕上げた料理が続々やってきます。どれもうまいっす。やばい、日本酒がすすむ…そしてここにきて待ってましたとばかりに睡魔くんがのしかかってきます…シメのパスタ(!)の頃には意識も朦朧と…たぶん舟漕いでたな…レストランのおにいさんも失笑だったに違いない…なんて気恥ずかしかったのも一瞬のことで、またあの寝心地麗しいベッドに倒れ込んでzzz……
そして朝ごはん。朝もしっかり長風呂して、お腹をすかせて自然光あふれるダイニングへ。なんだか、いっぱいあるぞ!洋食も和食もいろんなおかずが取り放題❤で、納豆とおみそ汁と、ごはんと、厚焼き卵、ヨーグルトを取ってテーブルに戻ると、さらに、ひとりひとりに洋食セットも出てくるんです。もちろんどちらも完食させていただきました。フレンチトーストサイコー。自分の作るのよりおいしいやつ、久しぶりに食べました。
右端が激うまフレンチトースト。宿の朝ごはんって、意外にそのお宿のスタンス、というか、何を基準に、何を大事にしているか、が見えてくるひと時だと思います。ひと晩過ごして、果たしてその宿が自分に合っているのかが最終的にはっきりする時、というか。結論・この宿、また来たいです。どうも、近々に貸切露天風呂を新設する計画があるそうで、そのときを狙ってまた再訪せねば、と心の中の「行きたい宿リスト」にメモりました。
え?震災の影響?宿にいる限りは、ひたすら「なごみ時間」なのでまったくないですよ。福島の別の某人気旅館では、営業再開後は待ちかねたリピーターたちで週末は満室が続いているそうです。信頼しているもの、自分の目でいいと確かめたものはそうそう変わるものではありません。いいお湯に入って、森に癒やされて、おいしいもの食べて、ぐっすり眠って…こんなに美容にいいとわかりきっていること、そうそうやめられるものではないですよね!
その証拠に次の日のイノウエ、会う人何人かに、「キゲンいいね、どうしたの?」(→いつもそんな悪くないけど)「肌ツヤツヤだね」(→いつもは脂でテカってる)とか、そんなにわかりやすい?ってほど言われましたもん。これは今までない反応。このお宿の「美ヂカラ」帰ってきてより実感しました。
ホテリ・アアルト
福島県耶麻郡北塩原村大字檜原字大府平1073-153 ☎0241-23-5100
磐越西線猪苗代駅から送迎あります。
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2025年11月16日(日)23:59まで
2024年11月16日(土)23:59まで
2025年11月16日(日)23:59まで
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