HEALTH
大人世代になると気になり始める人も多いあご下のたるみ。そのたるみの原因や改善方法について専門家に伺いました。日々のケアですっきりしたフェイスラインを目指しましょう!
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スレンダーな方でも悩む二重あご。実は原因に効くケアをきちんとすれば改善できるんです。
二重あごは肥満からくる脂肪タイプと、むくみや姿勢の悪化からくるたるみタイプの2種類があって、40代以降はたるみタイプで悩む人が多いです。
たるみタイプの二重あごの原因の多くは、実は姿勢の悪化からくるもの。良い姿勢とは横から見たときに頭頂部・耳の穴・肩峰が一直線上に並んでいる状態です。頭が肩より前に出るストレートネックになると常に首や肩に10~20㎏の重りをぶら下げているのと同じ状態になり、あご下~首に大きな負担がかかり二重あごの原因に。また、あご下の筋膜がよれると老廃物が上手く排出できずにあご下にたまりやすく、これも二重あごの一因となります。
凝り固まってしまった胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)などの首の筋膜をほぐして、循環を良くすることであご下にたまるむくみをオフすることが肝心。さらに、あご下から首の筋膜を下方向に引っ張る原因となる姿勢を改善することで、シャープなあごラインを手に入れましょう。
教えてくれたのは…
佐藤由美子さん(55歳)
美容家・顔筋膜リフト・セルフケアトレーナー
ヨガインストラクターを経て「YUMIKO式・筋膜リフト美顔」を考案。オンライン講座が大人気に。著書『一生、進化する筋膜リフト美顔』も好評発売中。
正しい姿勢、NG姿勢はこちらでチェック
耳の後ろから鎖骨中心に向かい浮き上がるのが胸鎖乳突筋。ケアを1週間毎日行うと見つかりやすくなるそう。
STEP 1:口を「い」の形に開いて首に力を入れます。
STEP 2:「い」の口で横を向くと、耳の後ろに胸鎖乳突筋の上部「停止部」が登場。そのライン上を摑めればOKです。
胸鎖乳突筋の深部に静脈とリンパ節があるため、ここをほぐすとたるみ解消が叶います。
詳しいほぐし方はこちらから
あごが二重になるのは、筋膜のよれが原因。筋膜をピンと張るケアが有効です。
詳しいやり方はこちらから
2025年『美ST』1月号掲載
撮影/財津裕也 取材/佐藤理保子 再構成/美ST ONLINE
2025年2月16日(日)23:59まで
2025年2月16日(日)23:59まで
2025年1月16日(木)23:59まで
2025年1月16日(木)23:59まで
2024年1月16日(火)23:59まで