【密回避】都内の夜景が楽しめる開放感満点のルーフトップレストラン3選

コロナ禍で外食は特別なものになりました。そんな中で、安心して食事が頂けるオープンテラスやルーフトップ（屋上）が人気を集めています。自粛期間が開けたら、晴れ晴れとした気持ちにしてくれる開放感のあるレストランで心もお腹も満たしませんか。

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オープンエアの食事が楽しい季節。普通のテラスに飽きたら、都心ならではの景観を望むルーフトップはいかが？昼も夜も開放感マックスで、気持ちのいい時間を過ごせるはず。 昨年10月に開業した「アロフト東京銀座」は、界隈きっての個性 派ホテルだ。気鋭のアーティスト によるメディアアートに彩られたエレベーターホールから屋上へ上がると、そこが「ルーフドッグス」。想像以上に空が近い。外周はガラス張りで銀座の街を見渡すことができ、日が暮れてくるとネオン管に彩られたポップな空間デザインが浮かび上がる。ビンテージのフォルクスワーゲン（地上からクレーンで吊り上げたとか！）から提供されるドリンクは、スパークリングワインやビールなどの泡ものが主体。フードは、オリジナルの生ソーセージを使った5種類のホットドッグ、オーガニックビーフ100%のハンバーガーが名物で、銀座のルーフトップに似合う上質なカジュアル感。サービス料なしで、お財布にフレンドリーなところもうれしい。予約は不可なので、時間が許すなら夕暮れ前から飲み始めるのがおすすめ。刻々と変わりゆく空の色と夜景をゆったりと楽しめる。

ホットドッグ　¥700〜

アロフトバーガー　¥1,700

Roof Dogs（ルーフ ドッグス）
東京都中央区銀座6-14-3 アロフト東京銀座屋上（16階建て）☎03-6278-8122（予約不可）営業時間15：00〜21：00、土曜12：00〜21：00、日祝12：00〜17：00（すべてL.O.）月曜、雨天時休業

東急プラザ渋谷のルーフトップに位置する「セラヴィ レストラン アンド スカイバー」は、シンガポール「マリーナベイ・サンズ」のルーフトップで知られる「セラヴィ」のDNAを受け継ぐ一軒。世界的な観光名所である渋谷のスクランブル交差点を見下ろす、圧倒的なロケーションが自慢のファインダイニングだ。スカイバーのボックスシートはいずれも素晴らしい眺めで、早めの予約が必須。人が行き交うスクランブル交差点から、ミヤシタパークの象徴的なアーチ、神宮の杜、新宿副都心をストレートに望むことができる。料理は革新的なモダンアジアンで、ハーブやスパイス使いが特徴。例えば「ハンガーステーキ」には、カンポットペッパー（カンボジアのブランド胡椒）、「マグロのタルタル 大根ピクルス巻」には、爽やかなハラペーニョや柚子胡椒をガツンと効かせてある。刺激的な料理と美酒に、きらめく夜景が相まって、時がたつのを忘れてしまいそう。

ハンガーステーキ　¥3,500

マグロのタルタル 大根ピクルス巻　¥1,600

CÉ LA VI RESTAURANT＆SKY BAR（セ ラ ヴィ レストラン アンド スカイ バー）
東京都渋谷区道玄坂1-2-3 東急プラザ渋谷18F ☎0800-111-3065（テラス予約可）営業時間ランチ11：00〜14：00、カフェ14：00〜17：00、ディナー17：00〜23：00（コース21：00L.O. アラカルト22：00L.O.、ドリンク22：30L.O.）無休※テラスチャージ／ランチ・カフェタイム1人¥500、ディナータイム1人¥1,000

昨年11月にグランドオープンした複合商業施設「丸の内テラス」の9階、10階（最上階）を占めるレストラン「アッパー」。丸の内の高層ビル群を見上げる眺めは、見下ろすのとはまた違った迫力があって斬新。「まるでマンハッタン！」と評判だ。よりリラックスしたいなら、窓の外に広がるテラス席へ。初夏の心地いい風を感じながら、屋内と同じ、世界中の料理のエッセンスを取り入れた独創的なメニューが味わえる。人気のデザート「クラシックプリン」を、ティータイムに楽しむのも一案。なめらかな口当たりに、カラメルとバニラのバランスが見事で、これを目当てに訪れるファンも多い。週末の席は争奪戦必至なので、ぜひ早めの予約を。

クラシック プリン ¥900（※ドリンクセット ¥1,300）

THE UPPER（アッパー）
東京都千代田区丸の内1-3-4 丸の内テラス9・10F ☎03-5962-9909（テラス予約可）営業時間11：30〜23：00／9Fランチ11：30〜15：00、ディナー＆バー17：30〜23：00、10Fランチ11：30〜15：00、ティー14：30〜16：00、ディナー17：30〜23：00 月曜休業 ※雨天時はテラス閉鎖

※各店の営業時間、定休日は平常時のものです。

2021年『美ST』7月号掲載
撮影／田村浩章　取材／伊藤由起　 編集／伊達敦子