HEALTH
お風呂にはお湯に浸かることでしか得られない美容と健康の効果がたくさん! 痩せるためにと長時間の半身浴が推奨されたのは過去の話。医学的に正しいキレイになる入浴法で今年の夏は夏バテ知らずに。
\毎日入れば5年後は1.75倍元気!/

毎日入浴する人とシャワーの人6,000人を調査した研究ではお風呂に入る習慣のある人は主観的健康度だけでなく幸福感が1.35倍、眠りのよさが1.41倍にアップするという驚きの結果が。

❶まずは入浴前に水分補給。コップ一杯の水、夜以外なら緑茶もオススメ。カテキンの健康効果が増えるという研究結果も。

❷入浴でのダイエット効果を上げるには浴室内にシャワーで湯気を立てて。ミストサウナ状態にすれば代謝も肌力もアップ。

❸体をお湯に慣らし、血圧の急上昇を防ぐためにかけ湯を習慣に。手足の末端から中心へシャワーで30秒ほどお湯をかけて。

❹肩まで浸かり全身浴。38℃ほどのぬる湯に10分が湯上がりの汗防止になり、夏に最適。40℃の熱めのお湯なら5分で。

❺ここで体と髪を洗います。泡をのせるイメージで優しく手で洗うのがポイント。皮膚表面のセラミドを守るため、優しく。

❻もう一度肩まで全身浴を。④と同じ時間が目安ですが、汗が出始めたら無理せず上がることが健康のためには重要です。

❼一度の入浴で約800㏄の水分を失うといわれています。お風呂の前後では必ず水分補給をする習慣をつけましょう。

❽夏は紫外線で肌ダメーを受け、皮脂が落ちるお風呂で肌の乾燥が促進されます。夏こそきちんと保湿ケアを徹底して。
暑いとシャワーだけで済ませがちですが、実はお風呂には入浴にしかない美容と健康にいいことがたくさん。まずは温熱作用による血管拡張効果。温まることで血管が広がり、さらに水圧のポンプ効果もプラスされて特に皮膚では数倍になるほどの血流アップが見込めます。シャワーでは体温上昇効果があまり期待できないためやはりお湯に浸かることが大切です。血行が良くなると疲労物質が流れ、全身に栄養が行き渡るため疲労回復にも役立ちます。また、水中での浮力作用によるリラックス効果で自律神経が整うのも女性には嬉しい点です。美容・健康効果を最大にするには10分ほどの入浴で体温を0.5〜1℃上げる程度が良いとされています。無理をしないことが大切です。

教えてくれたのは……東京都市大学人間科学部教授 早坂信哉先生
一般財団法人日本健康開発財団温泉医科学研究所所長を務めるお風呂研究の第一人者。入浴についての執筆も多数。温泉療法専門医としても活躍。
2018年『美ST』9月号掲載
撮影/大瀬智和(人物)、久々江 満(静物) モデル/坂元美香(TEAM美魔女) ヘア・メーク/NOBU(Lila) 取材/佐藤理保子
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