HEALTH
毎日のように野菜を見て、触って、感じた事実を基に、独自の野菜の見方・食べ方を確立してきた内田 悟さん。これまでの常識を覆すような、新たな野菜の魅力に出合える連載です。第22回のテーマは、名残りの「れんこん」です。
れんこんの目利きどころ
カリカリ、シャキシャキ、ホックホク。
れんこんの食感は調理で変わる
れんこんに含まれるビタミンCは、風邪の予防や美肌の味方。また、粘りの成分、ムチンは、たんぱく質の分解、吸収を促進し、胃壁を保護する働きも。年末年始のごちそうに疲れたときに、おすすめです。
「名残りのれんこんは、水分が少なく、実が緻密になって、甘みが増します。皮が張ってくるので、ピーラーで厚めにむき、繊維を断つように切って酢水にさらします。さらす時間が長すぎると、酢のニオイがついてしまうので気をつけて」と、内田さん。
今回は、切り方や加熱方法で、食感の違いを楽しめる3つのレシピを教えてくれました。「『れんこんチップ』は、れんこんを下茹でしてから揚げることで、驚くほどクリスピーな食感になります。『洋風酢ばす』は、シャキッとみずみずしく、白ワインが欲しくなる味。『れんこんのトマト煮』は、れんこんをよく炒めてから煮て、名残りのホクホクとした食感を引き出しました。三品三様の食感、ぜひお楽しみください」
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2024年12月16日(月)23:59まで
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