HEALTH
毎日のように野菜を見て、触って、感じた事実を基に、独自の野菜の見方・食べ方を確立してきた内田 悟さん。これまでの常識を覆すような、新たな野菜の魅力に出合える連載です。第14回のテーマは、走りの「ふき」です。
ふきの目利きどころ
季節は春から初夏へ。
ふきの清涼な風味が
体を目覚めさせる
ふきの花のつぼみ「ふきのとう」は、早春の風物詩。それに比べて、春から初夏にかけて旬を迎える「ふき」は、ちょっぴり地味な存在かもしれませんが、「きちんと下ごしらえしてやれば、翡翠のような美しい色と、初夏らしい清涼な風味が楽しめる。季節の恵みそのものです」と、内田さん。そのほろ苦さの成分には、体内の老廃物をデトックスする働きが あり、食欲増進、消化促進にも役立ちます。食べられる時期が限られるからこそ、逃さず食べたいもの。
「ふきの風味は非常にしぶとくて、どれだけ煮ても炒めても飛びませんが、食感や色は、火入れによって違ってきます。そこで、今回ご紹介するのは、ふきづくしの定食。ふきのほろ苦さと味噌のコクで、ご飯が進む味噌煮、翡翠色を活かしたピクルス、シャキシャキとした歯応えとさわやかな香りを楽しめるお吸い物の3点です。ふきを調理したことがないという人にもおすすめの、入門メニュー。ぜひ作ってみてください」
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2024年12月16日(月)23:59まで
2024年12月16日(月)23:59まで
2024年11月16日(土)23:59まで
2024年11月14日(木)23:59まで
2024年11月16日(土)23:59まで