HEALTH
毎日のように野菜を見て、触って、感じた事実を基に、独自の野菜の見方・食べ方を確立してきた内田 悟さん。これまでの常識を覆すような、新たな野菜の魅力に出合える連載です。第11回のテーマは、盛りの「ねぎ」です。
ねぎの目利きどころ
薬味だけじゃ勿体ない。
旬の香味と甘みを
活かした料理を楽しんで
古くから薬用野菜として親しまれてきた、ねぎ。白い部分に多く含まれる香り・辛み成分には、体を温め代謝をアップする作用があり、青い部分は、ビタミンC、カロテン、ミネラル類が豊富。皮膚や粘膜を健康に保ち、風邪の予防にも役立ちます。
「かけ蕎麦などに入れる〝薬味〞は、ねぎの辛みを活かした食べ方のひとつ。それはそれで美味しいけれど、旬を迎えた今の時季は、火入れの仕方をマスターして、甘みと香味を引き出す料理に挑戦してみてください。僕のイチオシは、シンプルな『丸太焼き』。ねぎは、刻むと細胞が壊れて辛みが出ますが、丸ごとコンガリ焼けば、普通の長ねぎとは思えないほどトロリと甘い、主役級の美味しさになります。そしてパスタは、柔らかくまろやかな甘みの下仁田ねぎをたっぷり使った、野菜だけのクリーミーなソースで。青ねぎと季節の葉野菜を合わせたサラダは、冬らしい力強さを感じる、凜とした味わいです」
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2024年12月16日(月)23:59まで
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2024年11月16日(土)23:59まで
2024年11月14日(木)23:59まで
2024年11月16日(土)23:59まで