【加藤あいさん】1年前よりも若返った？体づくりのために見直した食生活と運動とは

40代になり体づくりの意識が高まり、食生活を見直したという加藤あいさん。内面・外見ともに今も美しさをキープする理由は、健康的な生活とポジティブマインドにありました。まさに幸せオーラ全開の姿は、美ST世代の理想です。

「夫婦とも旅行好き。今は子供中心の旅先になりがちですが、いつかアルゼンチン、タンザニア、トルコにも行ってみたいです」

40代になってから体作りへの意識が深まり、1年前に食生活を見直すことにしました。体作りには「食事7割運動3割」のバランスが大切だと感じていて、やはり何をどう食べるかがすごく重要だと思っています。長年炭水化物の摂取を控えめにし、たんぱく質中心の食生活をしていましたが、結果的に基礎代謝が落ち、腸内環境も乱れがちに。トレーナーさんと相談し、思い切って白米をしっかり食べる食生活に切り替えました。今では朝から昼にかけては、ご飯を200gは食べています。最近ゴルフを再開したのですが、先日ゴルフ場で丼サイズのご飯をおかわりして、周りのみんなにびっくりされたほど（笑）！そして、なんと1㎏痩せたんです。きちんと食べるって大切なんだなと実感しました。お魚を中心とした食事を意識しつつ、もちろんお肉も食べますし、野菜もたっぷり。海藻やキノコ類もバランスよく摂るようにしています。乳製品は控えめに。結果、腸内環境や体のコンディションも整ってきました。そして、運動も苦手ながら頑張っています。週に数回ジムに通い、主にストレッチや簡単な自重トレーニングをして、プールで500m程度泳いでいます。大した運動ではないですが（笑）、人間ドックの結果では、中性脂肪と内臓脂肪が減っているという嬉しい変化も。きちんと食べて無理なく運動することが、美容と健康に繋がっているのだと改めて実感しています。先日美ST編集長さんに「1年前より若返っていませんか？」と声をかけていただきました。もしかしたら、撮影に向き合う中で、美容に対する意識が高まったからかもしれません。しっかりケアを続けていると、お肌も安定して自然と気持ちも前向きになれる気がしています。もちろん思うようにいかないこともありますが、言っても仕方のない愚痴は口にしないことも大切。それよりも「いつかは絶対に終わる。ずっとは続かない」と自分に言い聞かせて、本当に心を許せる人と過ごし、時間の流れに身を委ねていると自然と乗り越えられる気がするんです。外面的なケアはもちろん大切ですが、本当の美しさはやはり内面から滲み出るものだと思います。自分の気持ちがいつもハッピーでポジティブにいられることが人への思いやりや心の余裕に繋がっていくのかなと感じます。気持ちのよいお天気を喜んだり、些細な出来事にも幸せを感じられる、心のアンテナを持ち続けていたいですね。最近、「子育てが一段落したら、夫婦でワインスクールに行きたいね」という話をしています。時間に追われる毎日ですが、少しワクワクする未来を想像して楽しんでいます。

本記事は、美ST編集部が取材・編集しました。「美ST」は16年以上にわたり、40代＆50代女性の美容とライフスタイルを追求してきた月刊美容誌です。

『美ST』2025年10月号掲載
撮影／菊地泰久（vale.）　スタイリスト／大塩リエ　ヘア・メーク／MIFUNE NAKAMINE（SIGNO）　取材／安田真里