HEALTH
離婚し仕事と子育てに必死だった頃、偶然5歳の息子が胸をぎゅっと摑んだときに乳がんに気づいたという、美魔女の西田清美さん。左胸の全摘、2度の再建手術を経験した西田さんに、乳がん経験者として体験談を伺いました。
◆あわせて読みたい
闘病期間が長かったので、息子や家族のサポートが大きな心の支えに。元々美容関係の仕事だったこともあり、乳房を全摘出したことで外見に対してより一層美しくいたいという思いが強くなりました。それもきっかけで2013年の美魔女コンテストに応募し美魔女になりました。
離婚後、エステサロンのオープンを目前に公私ともに忙しくしていた37歳の頃。5歳になってすぐの息子が甘えながらたまたま私の左胸をぎゅっと摑んだとき、母乳が出るような感じで茶褐色の液体が出たのです。体を洗うときなどは出ず自覚症状もなかったため驚きました。
それまで風邪を引かないなど、免疫が高い方だと思っていたので、病気になる気がせず、検診は受けていませんでした。すぐに病院に行き検査したところ、乳がんなので大きな病院へと。なんとか乳房温存できる病院を探しましたが、どの先生にも全摘しか方法がないとすぐに手術することを勧められ、最短で手術ができるとわかった国立がんセンターで全摘手術をすることにしました。
当時息子はまだ小さく乳がんということまで理解できていませんでしたが、お母さんが大変なことになっているんだ、ということはわかっていたようです。今では20歳、すっかり大人になり、犬3匹と楽しく暮らしています。当時を振り返ると、あの時乳がんが見つかっていなかったらサロンをオープンして更に忙しくなり、病気が進行していたかもしれません。息子は命の恩人ですね。
抗がん剤治療の後に髪の毛が抜け落ちたのをきっかけに購入したウイッグですが、以降簡単に違う自分になれるのが楽しくて、いろいろなファッションウイッグをコレクション。闘病中は再発や転移の可能性もある日々だったので、自分を残すという意味合いでコスプレのような撮影も始め楽しんでいました。今も趣味として続いています。
西田清美さんの闘病ヒストリー
2008年6月(37歳) 近所の病院で検査、「乳がんだから大きな病院へ」と言われる
同年7月 国立がんセンターで左胸全摘手術
同年10月(38歳) 幹細胞移植で再建手術
2009年(39歳) 再建に満足できずシリコンで再建
2015年(45歳) 子宮頸がんのリスクがレベル3までいったが、がんにはならず
2020年10月(50歳) 再建部分に不具合が見つかりシリコンを入れ替え
去年の夏は家族旅行先で小学生の姪っ子と一緒に人魚になりきってたくさん撮影しました。「鬼滅の刃」が流行った頃は禰豆子になったりと楽しい思い出です。
2023年『美ST』12月号掲載
撮影/平林直己 ヘア・メーク/伊熊美砂 取材/菊池真理子 編集/矢實佑理
SKINCARE
PR
HEALTH
PR
SKINCARE
PR
SKINCARE
PR
HEALTH
PR
SKINCARE
PR
SKINCARE
PR
SKINCARE
PR
SKINCARE
PR
HEALTH
PR
HAIR
PR
2024年12月16日(月)23:59まで
2024年12月16日(月)23:59まで
2024年11月16日(土)23:59まで
2024年11月14日(木)23:59まで
2024年11月16日(土)23:59まで